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誰でも分かるかんたん病態生理学



このブログは、
看護学生・新卒看護師・看護師5年目までの方を対象に 心の支えとなるような、知識・技術・人間関係、その他トラブルを解決するためのタメになる情報をお伝えするブログになっています💗


皆さん、こんにちは!
看護師の華🌸です。

きょうのテーマは「だれもがわかる病態生理学」というテーマでお伝えしたいと思います。

学生時代、実習、臨床現場で、悩みの種となりやすい病態生理学ですが、
看護学生時代の病態生理学の勉強法と、看護師の臨床現場に立ってからの病態生理の勉強法は、ものの見方が違うことに気づきました。

私は特に、ものを難しく考えてしまう性格であり、一度勉強し始めると底のない勉強法をしてしまい、プライベートの時間もたくさん無駄にしてきました。

この経験を通して、
皆さんには容量よく、勉強してもらい、プライベートを充実させながら、看護師学生・看護師人生を満喫してもらえたら嬉しいです。


①学校で教える病態生理の教え方は間違い

看護学生、看護師の人は大抵勉強家で努力家です。
そのため、学校で教えた勉強の方法や、参考書に書いてある内容が当たり前になっており。それに基づいて勉強するかと思います。ですが、それはあくまで 教科書・参考書 としての資料であり、臨床での応用の仕方を知らなければ、ただの意味のない資料になってしまい無駄になってしまいます。
いざ患者さんと出会ったとき、どのように対応していいかを想定したうえで勉強する事は大切です。

・具体的に下のような教え方を学校でしていませんか?
・このような参考書を見たことはないですか?

疾患の定義・概要➡症状➡機序➡分類等➡検査➡治療➡看護ケア 

この書き方は、参考書としては非常にわかりやすく、資料としては最強といえるかもしれません。
ですが、臨床現場では、この流れで実際に経過していく事はありません。
臨床に立つと、入院から退院まで。問診から診察終了の流れというのが非常に大切です。病態生理は、この臨床の流れを意識して勉強すると良いのです。

じゃあ、どうしたらいいの❓

②看護師になっても使える、病態生理の勉強方法とは


それは、ずばり!

SOAP に当てはめて 考える。

という事です。


SOAPは皆さんご存じですよね!

S)主観
O)客観
A)アセスメント
P)計画

一言でいうとざっとこんなかんじですが、
これを病態生理に当てはめてみます。


S)患者さんの症状 問診(患者さんより) 症状
O)考えうる病気で、必要な検査とその結果 検査(分類)
A)SとO情報から、きっと体の中ではこうなっているだろう。 病態
P)どんな対応をしたら良いか(Aに対する治療方針・日常生活の注意する点) 治療

このSOAPを生かして、日常生活の援助をする事、治療の手助けとなることが看護師の役割です。

どうでしょうか。
病態生理をSOAPに当てはめると簡単じゃないですか?
まずは参考書などをみたときに、SOAPに置き換えるとしたら、どの項目がSOAPのどこに当てはまるか?を考えてみてください。
すると、現在の患者さんがおかれている現状が明らかになります。

また医師もカルテの記載はSOAPを使用しているかと思います。
この訓練をすることで、看護師はカルテを見た際にさまざまな医師の、患者さんにたいしての治療の方向性が理解しやすくなるかと思います。

最後に、病態生理を理解する上で、治療方針・ガイドラインをみておくことはとっても有効です。この治療パターンが日本では行われているけど、その中で、自分の病棟はどんな治療をする事が多いのか、この先生はどの治療をおこなっているのか、比較し先読みしたり・知識を増やしたりする事ができます。



今日は、ここまで!
病態生理のかんたんな勉強方法についてお伝えしました。

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以上!
華🌸でした。



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