ヒーリングジャーニー15

人と接するのがもともと苦手だった。
人の感情に敏感なこともあるし、父や母、祖母に叔父、叔母、全員感情の起伏の大きい家系だった。
とにかく、振り回されないように、かきみだされないように、流れ弾に当たらなように子供の時から緊張して生きていた。
突然怒鳴ったり、喚いたり、泣いたり、泣き叫んだり、仲良くしていたと思ったら、
喧嘩で罵り合いや暴力沙汰が始まった。
今でも、エステやマッサージを受けるたびに、身体、かったいですね〜と必ず言われる。私は私を守る必要があると思っていた。傷つけられないように守る必要があったのだ。
大人になってもうそんな幼い、何もできない自分ではないのに、まだ過緊張は取れない。それでも、この先やりたいことリストには柔軟な身体を持つ、は入っている。