おはよう真夜中ミュージカルwish台本&劇中曲歌詞
2024年4月13日・5月8日にclusterで開催した「おはよう真夜中ミュージカルwish」VRアクターによるドラマパート・ダンス・おはよう真夜中の語り・おはよう真夜中のオリジナル曲で構成されたミュージカル。こちらの台本と劇中曲の歌詞をまとめました!歌詞を読むことでより深く見ていただけたら嬉しいです!
動画アーカイブ情報
5/21(火)23:30 YouTubeプレミア公開
【完全版】#おはよう真夜中ミュージカルwish
5/21(火)23:15 YouTube配信
プレミア公開同時視聴枠!おはまよミュージカルwish完全版 一緒に見よう!
甘野氷さん・パンダ歌劇団のみなさんによる5月公演のVR実況中継
【VR視点】リベンジ再演!おはよう真夜中ミュージカルwish【公認配信】
台本&劇中曲歌詞
【シーン1 開演前】
暗転 ブザー
【シーン2 少年少女】
開幕 風の音 徐々に明るく
ガードレールに腰掛けスマホで音楽を聴く少年(なめこ)
少女、上手から歩いてくる(POKKY)
(POKKYさんとなめこさんが近づいたら 黎明)
少女、少年の横に座りスマホを覗き見る(黎明小さくして声を聞こえやすく)
少女に気づく少年
少年:お~!ちょっとこれ聴いてよ
少女:(聞いている間) へぇ~
少年:おはよう真夜中ってやつの歌なんだ、いいよな〜
少女:ふぅ~ん、いいじゃん
【シーン2.5】
(ナレ)いつもひとりだった つめたい暗闇 眠れない夜 深いぬかるみに身体をとられ うごけなくて ただ 歌うことが救いだった
(暗転)
【シーン3 midnight beat】
⽉も泳がない くろい海ひとり
たどりつけないよ ゆらめくきらめき
かえりたくて かえれなくて
冷えきってく 指の先が
辿ってゆく 君の名前 ここから連れ出してよ
ざわめく瞼をとじた 波⾳でかき消してとけて
⾒えない影⾒た気がした その⼿に引き戻される
君を好きなんて ないないや
はやくとめたい それだけなんなんだよ
君を好きなんて ないないや
チカチカ⻘い ヒカリ
こんな気持ちなんて 知らないないや
はやくとめたい それだけなんなんだよ
ここにいたいなんて ないないや
鳴りやまない beat
無⼝な君の⾔葉 ふいに欲しいもので
うまく返せずに 歌ってごまかした
あふれてゆく とめられない
広がる海 沈んでゆく
泳ぐふたり 絡まりあう
このまま とけてしまおう
君を好きなんて ないないや
はやくとめたい それだけなんなんだよ
ここにいたいなんて ないないや
鳴りやまない beat
こんな気持ちなんて 知らないないや
はやくとめたい それだけなんなんだよ
君といたいなんて ないないや
ぬくもり とけてく夜
ないないや ないないないのにな
おやすみ とけてく 夜
【シーン3.5】
スポットライトに照らされた空間に浮遊しているスマホに映像が流れる
小さなスマートフォンの中から 自分がここにいるということを見て欲しくて ここにいていいって許してほしくて 来る日も来る日も歌い続けた そうしていると いつしか 自分の歌が好きだと言ってくれる人たちがあらわれました
【シーン4 MOON LIGHT】
まようさダンサーズ
気付けばずっと眠れないようだ
理由はきっと一つじゃないや
ほったらかした日々の幽霊が
こっちを向いて物欲しそうだ
落ちてゆくようだ もう無理なの
嫌だな
ひらりひらり舞い落ちる日々の中で
僕らだけの光を探そう
「くだらないな」そんな言葉もういいよ
月が夜を照らしているからまた歌える
落ちてゆくようだ もう無理なの 止めて
ねぇ いつでも僕らは今更ばかり
これからきっと 何度もきっと
僕らは同じ場所をまた彷徨いずっと歩いてゆく
それもいいさ
あれからずっと眠れないようだ
理由はきっと一つじゃないや
ひらりひらり舞い落ちる日々の中で
僕らだけの光を探そう
「くだらないな」そんな言葉もういいよ
月が夜を照らしているからまた歌える
ああ また生きてく
(ナレ)いままで生きてきた証のような曲 そんな自分の曲を持つことができて この曲をより多くの人に届ける使命がある そう思うようになりました
【シーン5 clusterとの出会い】
(ナレ)2021年、新しい世界に出会いました cluster、メタバースの世界 ワールドを巡ったり、アバターで交流をしたり そしてバーチャルライブの体験 全てが輝いて映りました 自分もこの世界で歌を届けたい そうして出会ったものから刺激を受け 新しい作品も生まれました
【シーン6 アマオト】
泣き出している重たい雲は
そんなに嫌いじゃない
気怠い朝の 水玉模様に
見上げる傘が揺れる
アスファルトの声 よせて奏でる雨に
そっと囁いてみる 言葉は
雨音に揺られ ふわりふわりと溶けて
滲んだ想い 空に消えた
降りつける雨に ざわめく胸は冷えていく
鮮やかな色彩を 隠す霧のように
閉じた視線に さまよう言葉
モノクロに染まる想い
素直になれず 過ぎる静寂に
グラスの氷溶けて
心閉ざしてたことに気付いていれば
…なんて考えてても 遅くて
ふた雫 頬を撫でて 心弾けて
指先から 零れた何か
雨に流されて 砂になって溶けて消えて
もの憂げな雨音に 繋ぐ糸切れた
雲の切れ間 移ろい変わる季節
その欠片に祈る
「この想い いつか消えて」
雨音に揺られ ふわりふわりと溶けて
滲んだ想い 空に消えた
あの日の記憶は 閉じた傘の雫になって
世界に色を付ける 日差しに煌めく
【シーン7 黎明】
堕ちていくあの流れ星 もう何回目なのかわからない
あの日見ていた幻は きっといつかの日のかくれんぼ
嫌なことばかり多すぎて 何月何日かもわからない
涙が月に還りすぎて 繋がる世界で一人ぼっち
言葉が君に届かなくて 膝を抱えて泣いてる
聴こえたら腕を上げて見せてよ 歌い続けていいって言って
明けない夜さえ繋ぎ止めてよ 変わりたいんだ
優しくされるのが怖くて 何度も鍵をかける月曜日
好きになったら終わりだから 何度も鍵をかける月曜日
どんな顔で笑えばいい?
君に届け 歌
優しい気持ち思い出せない
堕ちる 堕ちる
今この時の私を見ててよ 明日のことはどうでもいいよ
優しく儚い午前3時に 踊りだすんだ
聴こえたら腕を上げて見せてよ 歌い続けていいって言って
明けない夜さえ繋ぎ止めてよ 変わりたいんだ
今この時の私を見ててよ 明日のことはどうでもいいよ
優しく儚い午前3時に 踊りだすんだ
変わりたいんだ
(ナレ)たくさんライブをしました みんなと一緒に腕をあげる その度にとても嬉しかった そしてその度に みんなとの絆が強くなっていくようなそんな気がしました
【シーン8 夜歩く】
悲しいボーイ 黄昏の街に 溶けちゃいそうな海の色
枯れないように見守るよ 空に浮かんだのは汚い僕らかな
そういつも 何回だって今日をやる 寂しい夜を超えてゆく
何回だって今日をやる 君の隙間に届きますようにと
つらい過去も全部変えてゆく
未来はいない もう果てしない ただハリボテのロケット飛ばすんだ
わすれることなんてない 全部詰め込んだら 夜歩く
悲しいことも色あせぬように そっとしまった箱の中
誰でも幸せになれるなんて思ったとおり嘘だったから
なりたい自分なんてわからない 君がいるから私はここにいる
生きる理由を探したい 地図を持たなくても 夜歩く
抱きしめる 握った指先 あたたかい思い出
強くなりたい でもそれだけ
未来はいない もう果てしない ただハリボテのロケット飛ばすんだ
わすれることなんてない 全部つめこんだら 夜歩く
夜歩く… 君となら… 夜歩く…
(ナレ)そうやって歌いながらみんなと 歩いてきました だけど それでも 奥の方にしまったはずなのに いつの間にか出てきてしまう 開きたくないアルバム もう供養しよう そう思いました
【シーン9 Leben】
「Leben」
カーテンから日が差し込んだ 下らない日々をただ投げ捨てた
不意に鮮やかに思い出したこと 捨てられずに喉が詰まる
意味も訳も教わらぬまま 意味も持たない傷だけが増えた
聞こえていますかこの声が 些細なこの命が
誰しも皆抱えてる傷が 誰の腕にも見つからないのは何故
気がついたのはいつのことだ もう何も忘れちゃったよ
教科書にあった幸福の裏側に根を張って息をした
それが私の居場所だったんだ 気のせいかもしれないけど
目を閉じても逃げられずに 明日なんて腐っちまえばいいよ
普通を知って 傷に気付いて 歪んでいって 沈んで死んで
それでも今は私で居させて欲しくて
愛も夢も何もいらない ただ死なない理由が欲しくて
足跡すら掻き消されてまた 浮かんで今も歌う
最初からもう期待なんか忘れてしまえば良かっただなんて
それなら涙も全部消えちゃうの
震えた声も 全部ぜんぶさあ
私がいなくたって良くて 寧ろいない方が都合が良くて
虚しさを裂いて紐にしたよ でもこれじゃ事足りないな
「こんなもんか」って信じ込んで 裏切ったのは一体何処のどいつ
滲む痣が今更痛むんだ 生きてるよって健気にさ
ありのままで死に急いだ夜に閉じ込められて 何処へと行けるというの
こんな孤独も 憂いも呪いも 誰かになんて渡すもんか
覚悟したんだ もう二度と帰れやしないと
踠きながらわめいた悲鳴 どうか歌になって遠くへ
重荷だけ背負ってここまで歩いたよ 兎角疲れ果てたんだ
何も知らない 何も癒えない そんな体が軋んでやまない
それでも寄り添って息を尽くす 終わるその日まで
ずっとずっと
どうでもいい涙ばっか皆 優しさ振りかざして拭ってくれるのに
本当に泣きたい時なんて 誰も見ちゃくれないんだろ
ねえママパパ この世に生まれて良かったってちゃんと言える日が来るの?
もう今更滲んだ視界を 美しいって歌えるそんな日が来るの?
まだ大人だよ もう子供だよ
まだ夜だよ 朝なんて来るなよ
まだ生きてるよ もう許してよ
まだ痛いよ 痣だって痛いよ
朝なんて来るなよ
愛も夢も何もいらない ただ死なない理由が欲しくて
足跡すら掻き消されてまた 浮かんで今も歌う
最初からもう期待なんか 忘れてしまえば良かっただなんて
それなら涙も全部消えちゃうの
震えた声も あんな夜も
今首を絞めて声を上げて 歌っていたくて
誰かの吐口なんかもううんざりだ 私は私でしょう
何もかもに意味なんてない そんな素敵な世界の隅で
落ちる月に乗って今日を続けよう
聞こえてるんでしょ こんな命が
花束をもったおはまよが袖から歩いてくる、花束を置きはける
(ナレ)あなたの夜によりそう歌を歌いたい 明日も明後日も1年後も10年後も そうでありたい
【シーン10 Night Song】
おはよう真夜中 今日も始まる
私だけの時間 あなただけの時間
甘い夢はまだ見られてないけど
あなたが待ってる 私も待ってる
誰しもがみんな胸に抱えてる
頑張っているのに 上手くいかないこと
そんな不安とか 悩みのせいで
眠れないんでしょ?私とおんなじ
あぁ寄る辺も無い夢の傍
「いつかぐっすり眠れますように」
なんて祈りすら目を閉じた
癒えないだけの時間が続くばかり
傷つくあなたはいつも
「僕のせい」って言うけど
そう思えるほどみんなは優しくないでしょ
もしもこの夜を ずっと ひとりで過ごすなら
私と話そう ほら くだんない話をねぇ
かかとを踏んづけた 靴はそのまま
涙のあとも 頬の痛みも
少しずつ溶かそう 夜の静寂に
耳を貸してよ もうちょっと話そう
優しさなんて 空回りしてしまうばかり
傷つく度に捨ててしまいたいと思うね
だけど大丈夫 愛したままで
こころを嘆かないで そのままでいい
凍てつく心も声も恐れた言葉も
気が付けば全部 宙に キラキラしていた
もうすぐ光るよ ほら 星は瞬き
あの日ひきずってた後悔も 散りばめた涙も!
優しいあなたをいつも ここで待っているのは
私とあなたで夜を 明るく照らすため
たゆたう言葉も 瞬き数えて話そう
それじゃあまた会おう じゃあね
さよなら真夜中
明日も待ってるから
【シーン11 少女とおはまよ】
少女:(上手から夜歩くをくちずさんで歩いてゆく)
すれ違うおはまよ(なめこ)、鼻歌に気づき振り返る、立ち止まり見送る
(暗転)
【シーン12 エンドロール】
「シャルデンヴァンクリーフ」
出口の無い未来感トンネルみたい
緑色ライト、システムオールグリーン
蔓延る静かに闇と影
『見えない見えない』じゃなくて目と手と足で
痺れ足りない!だってそうでしょ?
君がいるから良いわけじゃない
"愛され"+"愛したい"ので
弾けるようなGを受け、とかく誰よりも1秒先へ
ほろ苦い、心地よいこの星のスピードで
出口は無い、ずっと歩いていく基壇
密かにローライト気づいてほしいな
たちまち片手にヴァンクリーフ 耳にもIt's all "light"
だってさ 気にして欲しいじゃん?
痺れ足りない!だってそうでしょ?
君がいるから良いわけじゃない
"愛され"+"愛したい"ので
弾けるようなGを受け、とかく誰よりも1秒先へ
ほろ苦い、心地よいこの星のスピードで
痺れ足りない!だってそうでしょ?
君がいるから良いわけじゃない
"愛され"+"愛したい"のDA
弾けるようなGを受け、とかく誰よりも1秒先へ
ほろ苦い、心地よいこの星のスピードで
劇中曲について
劇中で歌った曲はすべておはよう真夜中のオリジナル曲として発表しているものです。自身で企画したものからボカデュオなどの企画で制作したもの。
それぞれ素敵なミュージックビデオがあります!おはよう真夜中のYoutubeチャンネルでぜひ見てみてください😊
気に入っていただけましたら音源データのBOOTHでの販売もございますのでぜひご活用ください✨
次のイベント
なんと!次のバーチャルイベントの開催も決定しています!
2024年7月6日 21:00 clusterで開催
おはよう真夜中 新曲公開&誕生記念イベント
7.7リリースの新曲「dancing stars」の公開記念と誕生日記念を兼ねたイベントです!
会場/演出制作は hk さんです✨
🌟チル曲ダンスパート(dancing starsも披露!)
🌟新衣装・メイク公開
🌟至日レイさんによるおはまよ曲VJ
🌟バースデーセレモニー
🌟記念日だから好きな曲歌おうコーナー
という感じの盛りだくさんのたのしいイベントになります🥳💓
clusterイベントページ 気になる💗押しておいてね!
Youtube配信
え!!おはよう真夜中をサポートしてくれるんですか?!嬉しい!!!!めちゃ活動がんばれます😊💛