【デンマーク放浪記】④市場の店構えに心躍る
norreport駅からすぐの中央市場。TorvehallerneKBH。
ここに入っている店舗の連なりが私の心を踊らせた。決して大きくない限られた空間に、店主のスキがこれでもかと詰まっている。看板やタイルを使うという統一感はありつつも、どのお店もコンセプトに合わせて看板のデザインやタイルの色を変えている。
この絶妙な市場全体の統一感の中に、お店それぞれの個性が出ている雰囲気。とっても楽しい。なにも買わなくても楽しい、心が満たされる場所だった。つい店主に目を合わせて微笑みたくなる衝動。自分の好きな店の雰囲気やタイルの色、キッチンの雰囲気など、自分の好き探しをやるのもとっても楽しい。
小さいからこそギュッと詰まる。自分にもしこの空間が与えられたらどうだろうか。好きなモノをそもそも知っているだろうか?全ての人にきっとあって、わからない人はただ気づいていないだけ。それに気づくことができるだけでも人生って一層楽しい。そう思った。
商売をやる人は、自分のスキがついには溢れて誰かへ提供したくなるのだろう。そんな人からモノを買いたいし、時間や価値を受け取りたい。そういうWin-Winな関係が、生活の中でたくさんあるほど豊かさって広がるなあ
近くにほしい市場でした。
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