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しまなみ海道 旅記

✈︎✈︎✈︎愛媛-尾道-鞆の浦-大島

コロナでずっと信州に閉じこもっていた私、ついに解禁!
知人のお店に行く目的で、大好きな瀬戸内へ行ってきました。
2泊3日の滞在でのことを書き留めておきます。


愛媛到着。
久しぶりの飛行機。海も新鮮、空も新鮮だった。
わーこの感じ、懐かしい。

とはいえ、実感湧かず。

〜尾道〜
初日は尾道へ。
しまなみ海道に出てようやく実感。きたきた
冬なのに秋の紅葉のような、穏やかな森に囲まれた島たちと
少し緑が混ざったような波のない穏やかな海。
薄くてやさしい青い空。


とにかく“あったかい”

橋から街が見えた。見覚えのある街。
感情は急上昇した


大学の時にたくさん行った旅行の中でも個人的イチオシ。
あのあったかい港街と商店街が交じり合う雰囲気に心を打たれたんだった

5年ぶりに訪れた尾道はあの時と変わらず、
駅だけ綺麗になっていた。
でもなんか自分だけ妙に大人になってしまったなあと我に返った。


街を歩きたくて特に目的はなかった。
モナカアイスの『からさわ』にだけ行きたかったけど、お休みだった。


路地の先に踏み切り、そしてそびえ立つ崖の丘。
この切り取った絵がたまらない。
ギュッと凝縮された、でも港で開放感のある街並
これが好きなところ。



港の反対岸に見える向島。
この島への行き来は船。
港で船を待つのは、人、自転車、自動車。
学生や主婦、サラリーマン、郵便局の人。

ここの日常なんだと思うけど、
すっごく新鮮でまったく違う世界にいるようだった。
ずっと船を待つ人たちを、つい眺めていた。


ちょうど日も沈む頃で、久々の海の夕日に“最高”って思った。


宿泊はゲストハウスと迷ったが、
せっかくなのでちょっとご褒美な宿にした。


〜鞆の浦〜
ということで、福山市の宿へ向かった。
まったく鞆の浦というところを知らなかったが、
なんだか映画に出てくるような港街で素敵で。
そしたらやっぱり有名な観光地だった、、、
テレビを見なさすぎて時代についていけてない、、、
ポニョの舞台にもなったそう。そりゃそうだ


着いた時には日が暮れて暗かったのであまり外が見えなかった。
だから早く寝て、朝日を楽しみに寝た。
露天風呂は一面の海と、向こう岸に見える工場地帯?
定期的に炎がぼーっと上がって、それも素敵だった。
星も見えた。

ご飯はお魚。新鮮さがまるで違った。
やっぱり海県にかなわないところ。(信州から来ている)
とっても美味しかった。


あえてカーテンを開けていた。
目が覚めて、もうすごいってわかった。
明らかにいつもと違った光が入ってきている。
部屋の窓はオーシャン中のオーシャンビュー。


穏やかな海があったかいオレンジに照らされていた。
瀬戸内の海は、穏やかさ故、きみどり色に見える。

わーーー、いい朝。

急いで露天風呂に行って、日の出を見よう
と思ったら脱衣室にて朝日がひょっこり。
すぐに温泉に行った。
まだ12月半ばだが、来年の初日の出までもう大満足という気持ちだった。
(お正月は昼頃まで爆睡)

部屋に戻ったら船着き場の船も朝日を浴びていた。
港の朝が始まった。



しまなみ街道は今日も穏やか。“あったかい”


〜大島〜
前回行かなかった島に行こうと思い、
せっかくなので展望台のある大島で降り、
亀老山展望台へ向かった。
隈研吾さんの建築物だった。木とコンクリートの融合。



目の前に広がる景色に圧倒された。
よく雑誌とかで見る景色でも、生はやっぱり格別。


しまなみ海道から愛媛に繋がる景色
ここはもちろんよかったけど、
その周りにある、島の小さな海岸が素敵だった。
こういうところで暮らすのも憧れる。


いいものを見た。とっても満足。

信州とは環境がまったく違うのに、
どこか似たような穏やかさがある。
港を通じて人やモノが行き来するのもいい。

私は山派とかじゃなくて海もだいすき。
ここの“あったかさ”がとっても好きです。



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