見出し画像

【デンマーク放浪記】②楽しむ喜びを惜しまない

 デンマーク人は、日本人と似ていてパリピな人もいればシャイな人もいると聞く。
 実際に街を歩いてみて、確かにあまりフレンドリーな感じではない。でも店に入れば、「hej!(ハーイ)」出る時は「bye bye!(バイバイ)」と声をかけてくれる。

 ただ、人の賑わうところでは、結婚や誕生日などのお祝いであろう、同じ衣装をした女性陣や、花冠をした女性陣、上裸の男性陣、など色んな場所に5、6人の団体がいて、歌ったり踊りながら通りを歩いたり、テラス席でゲームをして盛り上がっていたり、バスの荷台(?)で踊ったり、公園でパーティーをしたり、もう本当に様々!とっても楽しそうだ。周りの目を一切気にせず楽しんでいる。でも衣装がしっかりあるからお祝いということは誰がみてもわかる状態、それだからかなんだか街に馴染んでいるし、周りの人も迷惑がる人は一人もおらずむしろ一緒に拍手したり笑ったり歌ったり、つい微笑んでしまうような幸せオーラに巻き込まれている。私も観光地を一人で歩いていたが、全然一人な感じがしなかった。日本だったらないだろうなこの光景、と思った。

 人目を気にせず、自分たちがとことん楽しそう。それって意外と迷惑じゃなくて、むしろ幸せを派生させる力だと感じた。自分たちが楽しむことが一番大切、それができているからこそ周りにもハッピーを与えられているような。これこそ、本気で楽しむということの本当の楽しさ。
 そんな楽しむことへの本気さは、日本人として見習いたいと改めて思った。人目を気にしない!こと大事。

バスの荷台でパーティーをする様子。こんなバス、あるんだ(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?