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【日記・記録】旅立った娘の話・・・2
2022年8月24日(水)夜、娘は旅立ちました。享年36歳。
乳がんでした。小5の男の子一人を残して・・・
最初の記事は、こちら。
・・・私自身が忘れないために、この日記を書いています。・・・
そう!
8月14日(日)に、奇蹟が起きたのです!
その日の昼間、アメリカから帰国していた従姉が、私と代わって面会に行きました。
1日2人まで、という制約があるので、私は、病院の一階で待っていて、従姉とチビさんに面会してもらいました。
面会の後、従姉と夕飯を食べ、駅まで送って行った帰り道、娘からLINE電話がかかってきました。
私は、車の運転途中だったけど、スピーカーオンモードにして、およそ45分くらい、チビさんと3人で話しながら帰ってきたのです。
そして、帰宅してからも、さらに1時間くらい話ができたのです。
それはもう、元気な時の娘そのもの!
・6月の終わり頃、娘が危なかったこと。
・だから、お友達たちが、たくさん面会に来て下さったこと。
・チビさんと面会に行った時、帰りは、病院の周りの道を走りながら遠回りして帰ってくること。
・チビさんが、頑張っていること。
・私が、娘の元カレ(試合中の事故で脊椎損傷して、両手両足付随になり、泣く泣く別れた彼)と、LINEでつながり、励ましてもらったこと。
・その元カレが、娘に「がんばれ~!」って、応援してくれていること。
等々……
ずっと伝えたくても、伝えられなかったことを、たくさん話す事ができたのです。
娘も、色んな事を話してくれました。
・今、考えてること。
・その元カレの頑張りを励みに、今、がんばっていること。
・これからやりたいこと。
等々………
本当に奇跡の時間でした。
翌日、面会に行くと、少し錯乱状態になっていて、、、
看護師さんからは、「この先は、少しずつ衰弱すると思う…」というお話しがありました。。。
「奇跡の時間」は、いわゆる「中治り現象」と言われるものだったのだと思います。
私たちの他、二人のお友達に、電話をかけていたようです。
何はともあれ、この様な時間を持てたことは、本当に心の支えになりました。
娘よ、ありがとう!!!
その後は、良くなったり悪くなったりを繰り返し・・・
<・・・続く>