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雑談 「刀剣乱舞に人が集まる理由」 を考えて見た
⚠︎︎ネタバレを含みます。また、キャラクターの呼び名の省略、あだ名を含みます。
☆全員が当てはまるわけでは無いのでご理解頂けると幸いです。
2節 「刀剣乱舞に人が集まる理由」
審神者あるある……
「1度刀剣乱舞を消したことがある」
それか……
「本丸を長期間放置した後、戻ってきた」
当人も、1度消した後……また入れ直しています。
刀剣乱舞のゲームって……
「何を言ってるのか分からない」
このことが大事なキーワドになると
後々気づくというふうに前回の記事に↓↓↓
残して終わってしまったので
大事なキーワドになると思ったその理由について触れていきます。
1度刀剣乱舞ONLINEを消してしまった理由として
「何を言ってるのか分からない」
私の場合大いにこれがあてはまる。
だがこの時は、理解しようという気もなく何となくでインストールしただけ。
(今はなき本丸の初期刀は加州清光でしたー。花丸の影響)
意味が理解できなかったり、わけわかんなかったら辞めちゃいますよね。
でも今は……
インストールし直して、新しく出来た我が本丸は続いてる。
なんなら私自身どっぷりハマって……
審神者業を歯むき出しで楽しんでいる身である。
刀剣乱舞ONLINEにやり込み要素がないと、
前回の記事で述べましたが……
間違いなく他のソーシャルゲームと比べたら
少ない。
それに加え、キャラクターの情報も少ない。
イベントに関してはひたすら
貝を集め、玉を集め、札を集める。
……本当にそれだけ。
それでもなぜ、私は刀剣乱舞を続けられているのか。
それはまぎれもなく、刀剣乱舞というコンテンツがめちゃくちゃ面白いから。
「何言ってるのかわからなくて」
「やり込み要素も少ない」
なのになんで面白いと感じるのでしょうか?
同じく面白いと思ってる人は何故ここまで多いのでしょうか?
私なりの考えになりますが、まとめていきます。
分からないことがあると人はどうするのか。
調べる。
調べると、新しい知識として自分に蓄えられる。
広がる。
これの繰り返しだと思うのだが……
刀剣乱舞ONLINEの楽しみ方はまさにそう。
何言ってるのかわからないので、刀について自分でちょっと調べる。
すると刀がモチーフとなったキャラについて理解できる。
知ったキャラについて気になって……
もうちょっとその刀について調べる。
なんでそのセリフをいうのかがわかる。
広がる。
なんでその身長なのか……性格なのか……
見た目、服、色、喋り方、
調べれば調べるほど
「刀剣男士というキャラクター」と、「モチーフとなった刀」が結びついていくのだ。
感覚的には「漫画やアニメ」と一緒。
「登場人物」には、モチーフとなった人物やコンセプトに使われた物語があったりする。
また登場人物だけではなく
「設定」や「場所」でいうと……
既存の地域(聖地巡礼)とかありますよね。
それと同じように
「刀剣乱舞」にもモチーフやコンセプトがある。
刀剣乱舞の場合それは
刀や日本史、歴史上の人物
刀剣乱舞というコンテンツは
モチーフやコンセプトをとにかく深く深く煎じで、原作にはその『本質』のみが残っている感じで(審神者のみなさんには伝わっているだろうか…)
つまり、何が言いたいのかと言うと……
原作ゲームで提供される少ない情報を元に『自分で調べないと』楽しむことが出来ません。
でも、調べて理解してから原作に触れると
とんでもない量の「納得」が返ってくる。
……それが楽しい
(審神者たちには伝わってるかな…伝われ…)
……わからないから、調べる。
調べて、考えて、とんでもなく納得がいく。
刀剣乱舞のストーリーが頭の中に広がっていく。
原作ゲームが説明してくれたことではない。
提供された少ない情報を元に自分で調べた結果…刀剣乱舞のストーリーが理解できる構造になっている。
「集団幻覚」が審神者たちの間でよく起きますが、
ここで言われる、「集団幻覚」とは、
原作では語られていないけど、審神者たちが勝手に調べだり、想像したものが共通認識になってしまったことがらを指します。
集団幻覚って呼ばれてるの最近知りました。。
まとめると……
(急にまとめちゃってすみません……)
刀剣乱舞に人が集まる理由
それは……
自分が見つけなければ、始まらない物語たちに惹かれるから。
自分が調べたことによって、驚きの事実やこれからの行く末、登場人物の成り立ちを知れる。
そういった伏線がめぐらされてる漫画やアニメを考察するのが好きな人は、刀剣乱舞におそらくハマる。
刀剣乱舞の場合は、「刀」そして「日本の歴史」。
それらについて調べれば調べるほど……
原作との辻褄合わせが楽しくなる。
しかし、刀や日本史について調べても、あまり解像度が上がらない。
そこでマストとなるのが、
メディアミックスである「舞台とミュージカル」
ふと思うのは
メディアミックスを展開させやすくするために、原作の情報が少ないのか……?
まるで某有名なゲーム、マ○オみたいに。
マ○オも、どーゆーキャラクターなのか、
家族構成がどうだとか詳しく語られてない
ですよね。
あれって、何したってOKっていう……
マ○オというコンテンツを扱いやすくするためなのかなと。
カート乗ったって、
テニスしたって、
ゴルフしたって、
なんでもあり。
でもきっと、裏には膨大な量の設定が隠れていて、それを世には出していない。(想像)
刀剣乱舞というコンテンツも、もしかしたら扱いやすくするために、原作の情報が限られているのかもしれない。
刀剣乱舞というコンテンツを楽しむにあたって
おそらくマスト、いや絶対マストになる、舞台とミュージカル。
何がすごいのかと言うと……
原作から与えられた少ない情報を元に
今まで調べてきた歴史
自分の蓄えてきた情報
文字の羅列に対し
強力な『色』を与えてくれるようになっている。
モノクロがカラーになる。
まさにこれ。
自分の想像してきた物語に……
現実味を、生々しさを
舞台やミュージカルが与えてくれる。
原作ゲームでは一文でしか語られなかったのに……
その一文の背景が、細かく扇情的に
場面として、目の前で展開されていく。
クレヨンで描かれた風景が、ハイビジョンの映像に変わったくらいの衝撃。
この衝撃を食らうと、刀剣乱舞という世界観が
非現実だと考えられなくなる現象が起こる。(沼)
実際に刀を作った人がいて、
それを振るった人がいて、
その刀によって死んだ人
守られた人がいる。
そういう時代が本当に存在している。
実在したことの重みを知る。
理解したつもりになっていた部分が、カラーに変わることで、『本当の意味の歴史』について想いを巡らせるようになる。
「何を言ってるか分からない」
だった所から、いつのまにか……
現実味を帯びた刀剣の世界が自分の中で確立されている。
刀剣乱舞というコンテツに触れてから、
刀について知らなかったのに……
いつの間にか『刀』というその物の本質に思い馳せている自分がいる。
新人審神者の頃を改めて思い出してくれたら嬉しいかぎり。
ゼロから始まった審神者がきっとほとんどで……
今たしかに
自分の中にある物語が存在していること。
きっとそれは……
何も知らず、モノクロだったからこそ、
今はより鮮やかに感じれているのであって。
自らが気になったり調べなかったら……
たどり着けなかった物語。
その物語の魅力に気づくことが出来たこと
出会えたことを
審神者は大切に思っているはず。
自分が見つけなければ、始まらない物語たちに惹かれるから。
これが刀剣乱舞というコンテンツに人が集まる理由だと私は思う。
追記
「審神者なる者とは、眠っている物の想い、
心を目覚めさせ、自ら戦う力を与え、
振るわせる、技を持つ者。」
この設定。本当にすごいですよね。
ほんとよくできてる。
ただ刀を、擬人化させた
訳じゃ全くないんですね。
刀が持っている心つまり……
刀の持つ物語がキャラクターのデザイン、個性、
ストーリーとして展開されている。
このからくり、なかなかに手強い……
……ここでひとつ。(ネタバレになるかも)
「刀一振」に対し、「持ってる物語の量」によって
刀剣男士のビジュアルが決まってくる。
ここで言うビジュアルというのは「色」になります。
刀剣男子のキャクターデザインに
「黒」 が使われる量
ここがとても重要になります。
これについてはまた別で、考察を書こうと思っています。
考察① からぜひ読んでみてください↓↓↓
ご拝読ありがとうございました。