読書レポート 人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」できまっている 著者 ふろむださん
人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている ふろむだ著
■こんなこと思ったことないですか?
・なんであいつが昇進なの?意味わからん、会社見る目なさすぎ。。
・全然大したことない奴が上司になって、やっぱり仕事がしにくくなってるじゃん、現場わかってないなぁ
・私はおべっかとかそういうのいいから実力を磨いていたい、いつか大成すると信じている
・そんなこと言いつつも実は危機感感じてる、でもどうしていいかわからない
こんな風に感じたことがある人には、思考の転換を促す良書
■手に入れろ錯覚資産
・ハロー効果などで正しく判断できる人なんてごくごくわずか、いろんなバイアスかかるから
・だからこそ手にしなければならない錯覚資産
・錯覚資産とは例えば、能力が5つあるとして1つが特出していると「全体的にその人はすごい」となること
・だからこそチャンスを得るには自分のタグを確立し、ちゃんと周知する。タグは具体的であり数値化できていると思い出されやすい
・この影響を内向的な人は軽視しがち、10年後には取り返しがつかない差になる
■自戒ワード
「まだ実力が低いくせに、あちこちに自分を売り込むような恥ずかしい奴」とバカにするような人間のほうが、ばかなのだ
■まとめ
前段で触れたもやもやするところをすごくわかりやすくまとめている
見せ方が大事って話だけど一方で単なる批判者は本当に意味がないし、実力を磨くための努力も絶対必要ということを示唆している
ロールの境界線が曖昧な日系企業ではどうしても声が大きい奴が評価される傾向にあるが、
それはある種、自然なことであり、批判することにエネルギーを使うのは無駄。
なにはともあれ自分のタグを磨くこと、正しく発信すること、特に後者はこれから意識したほうがいい(人が周りに多くいる。勧めよ)
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