ブラック企業へ残業代を請求した【弁護士とのやり取り全文公開】
はじめに
ブラック企業に勤めて5か月で退職し、残業代の未払いについて弁護士に依頼をしてから残業代の回収までの一連の流れを公開しています。
筆者も弁護士に依頼するのは初めての経験でしたので、弁護士に依頼すると高い・法律に詳しくない不安や敗訴に対する恐怖などいろいろな感情が付きまといました。
そのため弁護士さんに対して過剰に質問をしているところもございます。
見苦しいところはご容赦ください。
本記事では上記に加えて弁護士さんとやり取りをして生まれる疑問や新しく知ることなど、実際に会社に催告書を送ってからそれに対する企業の反論なども全て公開しています。
それらも含めて全文を公開している為、2万文字を超える文章量となっておりますが、加筆修正は今後も行ない見やすい記事作りを続けます。
今回の労働紛争の和解にあたって、口外禁止条項という項目がありました。
本来は第三者への内容の開示ができない契約書にサインをするのでこういうことはできないのですが、筆者は少し特殊な事情からその条項に該当しない為、本記事を執筆しております。
上記の関係で万が一に備え、この案件についての特定ができないように詳細な企業名や日時、また筆者に関わる個人情報などは非公開にさせて頂いております。
ブラック企業と戦うための証拠集めに5か月、弁護士に依頼してから4か月、記事作成にもかなりの時間をかけております。
また、上記の件もあり閲覧に関して制限も設けたいことから本記事を有料化しておりますことをご了承くださいませ。
従業員は奴隷じゃありません。
あなたが行なった労働に対して法律で定められた正当な報酬を受け取る権利があります。
諦めずに勝ち取りましょう。
弁護士さんへ初めての相談
タイムカードの改ざん、それに伴う深夜割増給及び未払い残業代の請求を行う予定です。
・固定残業代ですが雇用契約書には何時間分の残業代として支給されているか明記されていません。
・実際にタイムカードを打刻した時間ではなく全日14~23時の扱いで給与が支払われている。
・営業時間が0時までの飲食店で実働はそれ以上にも関わらず月間で深夜割増給が22~23時の1時間×出勤日数しか支給されていない。
・勤務中にも関わらず上司が勝手にタイムカードを打刻してしまう。
以上がおおまかな請求内容です。それに伴い証拠集めをしました。
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