投資の基礎を学ぶ~第二章~
今回は前回の「投資の基礎を学ぶ①」の続きです。
まだ読んでないって場合は①を読んでからの方が理解しやすいと思うのでぜひ!
今回は投資にある様々な”リスク”についてアウトプットしていきます。
リスクには金利リスク、為替リスク、信用リスク、価格変動リスク、流動性リスク、インフレリスク等があります。順を追って説明します。
金利リスクとは
金利が変動することで、資産価値が影響を受けること。
特に債券は利率が決められている場合が多く、市場金利との関係を見てみると金利が上昇すると債券価格は低下、逆に金利が低下すると債券価格は上昇します。
為替リスクとは
外国為替レートが変動することで資産価値が変動を受けること。円高とか円安ってやつです。
外国資産の購入時よりも”円安”になると円ベースの価値が上がり、利益が出ます。逆に購入時よりも”円高”になると円ベースの価値が下がり、損失が出るという仕組みです。そのため外貨建て金融商品を購入する時はこれらのことも頭に入れておくべきです。
ちなみに、為替リスクがある商品は外貨預金、外国株式、外国債券、外子機投資信託等です。また、国内投資信託に外貨建て商品を入れている場合も注意が必要になってきます。
信用リスクとは
企業の経営悪化や金融機関の破綻等により、予定通りの利払いや元本回収ができなくなること。
ちなみに財政の安定している国の債券、経営が安定している会社の株式に投資することで信用リスクは低くなりますが、リターンも低くなってしまうことを頭に入れておきましょう。第一章でやったリスクとリターンは比例関係にあるということですね。
価格変動リスクとは
株価や債券等の価格が変動することにより、資産価値が増減すること。
典型的な例が株式です。皆さんも一度は目にしたことがある、あの折れ線グラフです。あのグラフは上がったり下がったりしてますよね。まさにあれのことを価格変動リスクと言います。
流動性リスクとは
売買が極端に少なくなることで取引が成立せず、売りたいときに売れない可能性があるということ。
例えば、企業の不祥事などによる上場廃止が原因で、その企業の株式の出来高が極端に減少し、値がつかず売却できないという事態が起こるということです。
インフレリスクとは
インフレにより物価上昇率が市場金利を上回り、金融商品における実質的な価値が低減されるリスクのこと。
※インフレとはモノの値段が上がり続ける状態のこと。
長期投資を行う際には将来、投資商品や預金、現金などの価値が相対的に変化する可能性があることを将来考えられるインフレ率を上回る利回り、および収益性での運用を心掛ける必要があります。
今回はここまで!結構難しいですね、、、
でも大丈夫!ちょっとずつ慣れていけば何の問題もないです ^^)
一緒に頑張りましょう!
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