十数年前に7人の関ジャニ∞を好きになった私が、最近改めて5人の関ジャニ∞を好きになった話
この先ダラダラと書くことの結論はタイトルにある通りなのですが、突然文章に残しておきたくなったので色々書き進めていこうと思います。
7人の関ジャニ∞と私
私が関ジャニ∞に出会ったのは十数年前、7人の関ジャニ∞でした。
好きになったきっかけは正直覚えていませんが、テレビを見て、気になっていって、気が付けば夢中になっていて、どっぷりハマっていました。
私は渋谷すばるくんの圧倒的なカリスマ性に惹きつけられながら、7人全員、関ジャニ∞がまるっと大好きになっていきました。
関ジャニ∞が好きな理由は細かく挙げればキリがありませんが、簡単に、一言で表すなら、「羨ましい」からでした。
私は関ジャニ∞がめちゃくちゃに羨ましかった。ギラギラしていて、キラキラしていて、眩しくて、とにかく羨ましかった。
メンバーだけが分かる話でメンバーだけが笑っていたり、ラジオで愚痴を言ったり、叶えたいことを口に出して、本当に叶えていったり。
喜怒哀楽を包み隠さず見せてくれ、その上で夢や目標を仲間と分かち合って進んでいく。ただ、本当のところを後から「あの時はああでした」と聞くことも多く、またそれすらもほんの一部なんだと思わされる。何だかとっても、物語を読んでいるような、少年漫画の主人公たちを見ているような感覚でした。
そして私は何より、関ジャニ∞と居る時の関ジャニ∞が大好きでした。楽しそうに自分たちの世界に入って笑い合う7人が本当に大好きでした。メンバーの話を嬉しそうに話す7人が大好きでした。7人で居る、7人それぞれが、私にとって何よりも魅力的でした。
とても現実的で、とても非現実的。そんな姿に自分ができないこと、自分がなれないものを見て、羨ましくて憧れて、応援という形でほんの少しだけでもその中に入りたかった。内輪ノリのその内輪に入りたかった。
そして何より、楽しかった。笑っている彼らを見ると、どうしても笑ってしまうし、楽しんでる彼らを見ると、心底楽しかった。7人の関ジャニ∞は私にとって最高の趣味で、最高のアイドルでした。
6人の関ジャニ∞と渋谷すばると私
渋谷すばるくんが味園ユニバースで主演を務め、ソロでCDを発売し、ソロでライブをした事、私はとても嬉しかったです。何よりも彼の歌声が好きだったので。
ただ、彼がその頃言っていた言葉たちは自分自身に言い聞かせていたのかなと、今となっては思います。彼の言葉はきっと、言葉のままで嘘はなかったと思います。本当に自分のソロの活動がグループのためになれば、という言葉たち。
私はすばるくんは歌に救われて、歌に苦しめられた人だと思います。歌があるからここに居て、歌があるからここに来てしまった。
私がすばるくんを大好きだった時期を、後からすばるくんにとっては辛い時期だったと言われることが何度かありました。それを後から知る度に、この人はずっと自問自答を繰り返してるのかもしれないと思っていました。
歌うこととは?アイドルとは?表現者とは?自分とは?人生とは?彼の中でそれらの答えは定まらず、行き来したり、言い聞かせてみたり。だけど考えることはずっと止めなかったのかな、止められなかったのかな、と思います。それが彼の幹だからなのかな、と。
強い信念は、言い方を変えれば頑固、不器用とも取れる。でもだからこそとてつもないパワーを持っていて、とてつもない求心力でたくさんの人を魅了する。
だから私は関ジャニ∞は彼にとって最高の居場所だと思っていました。対等で居てくれる、頑固さも不器用さも分かってくれている理解者たちが居る。それぞれの譲れないものも、中和され相乗効果で盛り上がっていく。
脱退の噂が出た時は、またフェイクニュースか、といつも通りスルーしていました。訳もわからず見た会見、会見の全文が載った記事、色々目にしてやっと、彼が関ジャニ∞を辞めることが分かりました。
会見を見るまでは、7人の言葉を聞くまでは、何が何だか分かりませんでした。それなのに、ただ悔しいのが、あの会見を見て、なお、羨ましいと思っていました。
憤り、やるせなさ、希望、色んなものが混ざっていて、私が思ったこと全てぶつけてくれていた事、そして私が思うに至らない立場から彼の背中を押した事。色んなことが伝わってきて、どうしてもこんな関係、羨ましいと思いました。私が好きな7人は、最後の最後まで、私が好きな7人でした。
今でもすばるくんの声を聞くと、好きだ、と思います。歌に救われ、歌に苦しめられ、そして歌と共に生きる決意をしたのかと、今はちゃんと納得もできます。
でもやっぱり私が一番好きなのは、関ジャニ∞と居る時の彼だと気がつきました。だからすばるくんからも、関ジャニ∞からも距離を取るようになりました。6人からも1人からも。
結局、7人の影を追いかけるだけなのは6人にも1人にも失礼だ、とか何とか自分自身に言い聞かせていたけれど、結局は自分がしんどいからです。
羨ましくて羨ましくて、少しでもそれを経験したくて、内輪に入りたかったものが、無くなった気がして、それが悲しかった。自分勝手に、彼らに私ができないことを投影させて、それが崩されたと、自分勝手に思ってしまっていました。
なので、6人の関ジャニ∞はほとんど知りません。「ここに」だけは色んな意味を込めて購入して、そこから自分から追いかけるのを止めました。
好きだとか嫌いだとかは分からない、ただ、知らないのです。受け止めきれず、離れた期間だから。
そういう意味では、私にとっては8人の関ジャニ∞と一緒です。知らないので好きも嫌いもない。でも大切ではあります。彼らが大切にしていて、彼らの歩みの中に確実に刻まれている事実なので。それを含めて羨ましくて、大好きです。
5人の関ジャニ∞と私
そして5人の関ジャニ∞。
「ここに」を購入した時と同じく、色んな意味を込めて「友よ」を購入しました。セブンイレブン盤の特典も見ました。その時も、変わらずいいグループだなあ、私の好きは間違ってなかったなあ、と思っていました。
ただ、それでも何だか前とは違ってやっぱりどこか7人の関ジャニ∞が私の中の理想形すぎて、以前と同じような応援はできないと思っていました。
私はアイドルに対して、リアルを追いたいという欲求を持ちながら、リアルを本当には見たくないという感情を持ち合わせています。だから私はアイドルが好きで、アイドルというフィルターを通して色々なことを見させてくれる彼らが好きです。
だから本当の意味で困難を、共に乗り越える覚悟は私にはなかったんです。リアルを見たいくせに、リアルを見せられると目を背けたくなる。いつだってリアルのその先の逃げ場所であって欲しいんです。
そうやってウダウダと7人だとか、5人だとか、何だとか色々考えている間に、JohnnysDREAMIsLAND〜大好きなこの街から〜が決まりました。私は関ジャニ∞を入り口に関西ジャニーズJr.を好きで、関西ジャニーズがまるっと好きだったのでとても心踊りました。
7月28日に開催されたオールスター公演から始まり、関西ジュニアが出る公演を見ていくつもりで、関ジャニ∞単独の公演は見るつもりがありませんでした。
でも728の日が楽しすぎて、楽しすぎて。8月8日、エイトの日、大倉くん不在なこともあり公演開始時間の15分前まで悩んでチケットを購入しました。
見終わった感想は、7人だろうが、5人だろうが、相も変わらず関ジャニ∞羨ましいいいぃぃ〜〜〜〜!!!!!本当にただそれだけでした。
めちゃくちゃ羨ましかったです。もうみんな本当にいい歳だけどキラッキラしてて、MCでは内輪で楽しそうにしてて。過去はもちろん振り返るけど、あった事をあった事として、4人(5人)はその日のパフォーマンスをしていました。
特にエイトレンジャー。赤も黄も居ないけど、居た過去はなくさずでも進んだ時を戻すなんてことはせず、ちゃんと物語が進んでた。一緒に歩んできた道は確かにあったけど、5人で進んでいる分かれ道のその先を見させてくれました。
15分前まで悩んで購入を決めたエイトの日の公演にひとしきり酔いしれた後、私は何も考えず「Re:LIVE」の予約をしていました。「友よ」を最後にCDを購入するつもりはなかったのに。
これからも、7人の頃と同じ応援の仕方をするかは分からないし、そこは何も考えていません。今はどうなるか、どうするのか自分でも分からないけど、一つ間違いなく言えることは、5人の関ジャニ∞も羨ましくて、大好きだということです。
「友よ」の特典を見た時とは違って、私は5人の関ジャニ∞を7人の頃の延長とは思わなくなりました。5人で7人の頃の夢を見るんじゃなくて、5人で5人の夢を見て、私にそれを見させてくれるんじゃないか、と思いました。
別に、過去をなかったことにするとか、過去を乗り越えるとか、何かそんな大それたことじゃなく、ただ単に、7人の関ジャニ∞と5人の関ジャニ∞のどちらも好きになりました。
彼らを見ていると心が動くし、彼らが楽しそうにしていると楽しくて、彼らが笑っているとよく分かっていなくても笑ってしまう。それがとっても私にとってアイドルで、これからもそうあって欲しい。アイドルは私にとって最高の趣味で、関ジャニ∞は本当に本当に羨ましい。
いつも楽しいをありがとう。改めて、私は最近5人の関ジャニ∞っていうアイドルを好きになりました。