器用貧乏だからこそ、強みを見つけるべきたった一つの理由
今回は、特に非がない、でも秀でた才能や特徴もない、いわゆる「器用貧乏」の人こそ強みを見つけていかなければいけないと言うお話をします。
今回の記事はまとめると以下のようになっています
•なぜ器用貧乏は強みを見つけなければいけないのか?
•器用貧乏の僕が、強みを見つけるために実際に行ったこと
•強み探しで僕が実際に犯した間違いとは?
•器用貧乏が本当の強みを見つけるために、本気で考えた結果どうなったか?
なぜ僕がこの話をするのか。それは僕自身が「器用貧乏」で、強みを持たない人間だったからです。
自分自身がそこに対して、コンプレックスを持っていたこともあり、自分の強みを見つけるために、色々と考えてきました。
その中で僕自身が実際に考えてきた経験や色々な方から教わってきた内容を踏まえてお伝えしていきます。
僕の実体験が中心になるので、一般的に書かれたhow-toよりも生々しいものになっていると思います。
私見ですが、日本人は特に「器用貧乏タイプ」の人が多いと思います。
ぜひこのnoteの内容を参考にしていただけたらと思います。
それではいきましょう!
なぜ器用貧乏は強みを見つけなければいけないのか?
先に結論からお話しします。
器用貧乏はなぜ強みを持たないければならないのか?
それは器用貧乏は明確な弱みがない反面、明確な強みもないからです。
ゲームのパラメーターで言えば、攻撃、防御、敏捷性、魔法などのステータスが、満遍なく振り分けられているので、目立った性能がありません。
要は器用貧乏は「なんでも出来てしまう」ので、目立たないということです。
僕の場合も、今まで特に苦手だなと思ったことがこれと言ってありませんでした。
そのかわり、特技や自信のあることは?と聞かれてもこれと言ってありませんでした。
もちろん、器用貧乏にも苦手なことはあると思います。
僕は物忘れを結構してしまうので、強いて言うなら忘れ物をしないようにすることが苦手なのですが、今までそれでものすごい失敗をしたことがあるかと言えば、そんなことはありません。
そのため器用貧乏は特徴がわかりにくいので、意識的に強みを見つけていかないと、周りから認知されにくいということになります。
器用貧乏の僕が強みを見つけるために実際に行ったこと
ここでは、僕が実際に強みを見つけるために実際に行ったことを順番にお伝えしていきます。
まず最初に行ったことが、「コーチング」を受けたことです。
これは過去に別記事で詳細に書いていますので、参考にしてみてください。
コーチングを受ける中で、僕の場合、相手に合わせること、相手の要求に対してしっかり対応していくことが、得意なこと、好きなことであると言うことに気づきました。
「相手の求めること」と「僕の出来ること」をうまくすり合わせるために何が必要だったのか。
そこで、マーケティングの知識が必要であることに気づきました。
たまたま、安部さんから、「SNSでマーケティングのグループを作ります。参加しませんか?」というお誘いがあったので、僕はそこからマーケティングの勉強を始めました。
⬇︎安部さんのTwitter⬇︎
個人的には、そのマーケティングのグループの中で、強みを見つけるワークを行ったことが、強みを見つけるという点に置いて1番収穫がありました。
強み探しで僕が実際に犯した間違いとは?
強み探しの中で、僕はある間違いを犯しました。それは今思えば、器用貧乏の人にとってやってしまいがちなことかもしれません。
それは、「自分のしたいこと」「自分の出来ること」から考えてしまうことです。
僕は強みを見つける過程の中で、この間違いをしてしまいました。
自分の中に特出した特徴や個性がないと感じている分、「自分のしたいこと」や「自分の出来ること」という点にコンプレックスがあるために、意識が自分にしか向いていない状態で強み探しをしてしまったのです。
そのため、出てきたものも強みではなく、ただの機能の説明になってしまい、
「これは誰が求めているのだろう?」というようなものしか出てきませんでした。
さらにはじめは自分自身ではそのことに気づかず、指摘されて初めて気づく始末、、、。
⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎実際のやりとり⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎
結構がっつり指摘を受けました(笑
自分の中のものに固執してしまう感覚は、誰しもあることかもしれませんが、器用貧乏ほど、自分の手持ちのスキルや知識が多い分、余計に自分の中だけで考えてしまうのかもしれません。
簡単にいうとここでの間違いは、強みを「相手の求めていること(困っていること)」に対して、「自分の出来ること」を探すのではなく、
「自分のしたいこと」に対して、その特徴を語るだけで、「相手の困っていること」を無視していたということです。
これでは、強みは絶対に出てこないと思います。
器用貧乏が本当の強みを見つけるために、本気で考えた結果どうなったか?
この指摘の後に、僕は一度自分の出来ることや、したいことは一旦置いておいて、まず、相手が求めていることは何か?について真剣に考えてみました。
今回はアドバイスを頂いたので、まず腰痛の方の求めていることについて考えてみました。
「三日三晩寝ずに考えた」ってわけではありませんが、それでもあえて考える時間を作り、考え、寝るときもベッドの中で常に考え、相手が求めていることを絞り出しました。
その後に自分の出来ることで、この中の何を解決できるのか?という順番で考えていきました。
実際やってみるとわかると思いますが、めちゃめちゃしんどいです(笑
ですが、めちゃめちゃ考えると意外と出てくるもので、なんとか絞り出してみました。
⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎実際のメモ(一部)⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎
すると、不思議なことに、今まで考えていた強みと比べて、明らかに言葉自体に自信が持てるようになりました。
恐らく、自分のことだけで考えるより、相手の求めることを中心に考えたので、より確信を持って、「必要な強みだ」と思えたのだと思います。
こうやって強みを考えたときに、今までのことを振り返ってみると、相手目線で考えると口では言っていたものの、本当の意味では考えられていなかったんだと、この時感じました。
僕自身、まだ自分の中で、強みを色々と模索しているところです。
今回のワークで出した強みも、もっと自分の中で練って、言葉をもっと洗練させていくことで確固たる強みになっていくと思います。
さらにそこで、自分が誰にサービスを提供したいのか?(=ペルソナ)を細かく設定することで、もっと相手の求めていることがはっきりとわかってきます。
僕自身まだそのペルソナの設定が課題だと感じています。
今後はそこもさらに洗練させて、よりよいサービスを作っていこうと思います。
最後に
今回は器用貧乏は強みを見つけるべきということで僕が最近行ったワークも踏まえてお伝えしました。
僕自身がそうですが、器用貧乏な人ほど、自分の確固たる強みに憧れるものです。
今回で僕が学んだことは、強みは「人に聞いても出てこない」ということです。
強みは自分で泥臭く考えていくことで初めて出てくるものなんだと今回で実感しました。
そんな強みも自分の中だけでは出てくるものでもなく、強みは相手に提供するものありきで考えないと、結局自分も相手も不幸になります。
自分の強みを見つけたい‼︎という人は今回の記事をぜひ参考にしてみてください。
最後に今回のワークを提供してくれたグループの「あべちゃんマーケティング実践会」です。
アウトプットを促してくれるグループなので、1人でなかなか動き出せないという人は入ってみてはいかがでしょうか?
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