インターネットとの出会い
小学5年生のある日、我が家にパソコンがきた。
2003年の一般家庭のパソコン普及率はどれくらいだっただろう。それまでは学校の視聴覚室とか、親戚のおじさんの家でしか見たことのなかったパソコンが家にきた。
記憶が曖昧なんだけど、確か画面が分厚くない薄い方だった気がする。
でもそのパソコンは両親の部屋にあり、両親が仕事に行っている間くらいしか使えなかった。
正確には両親が使っていないときはわたしも使えるのだが、テレビの横にあったパソコンの画面はわたしの背中越しに丸見えで、画面を見られるのが恥ずかしいので一人の時にしか使っていなかった。
学校が終わって真っ直ぐ帰宅するとパソコンを付けて、両親が帰宅したらパソコンを落とすの繰り返し。
それでも1日3時間以下しか使っていないのだから、とても健全だったなぁと思う。
よく見ていたサイトはその頃好きだったゲームのホームページ。
公式グッズのオンラインストアもあって、いつか絶対にお小遣いを貯めてグッズを買う!と意気込んでいたのだが、未だに買ったことはない。
あとは好きな漫画家やイラストレーターの個人HPとか。
昔はpixivのようなサイトがなかったので(多分)、イラストレーターのHPを検索したり、リンク先にあるまた別のイラストレーターのHPに飛ぶを繰り返してた。
あとはイラストレーターのHPをまとめた便利なリンク集などもあって、そういうサイトをお気に入り登録してた。週1,2回くらい更新がないか巡回するのが楽しみだった。
とは言えこの頃はまだ普通に小学生活を楽しんでいたので、放課後は友達の家に行ったり塾やプールの習い事もしていた。むしろそっちの方が楽しかったと思う。
それから程なくしてインターネットの世界にのめり込んでいくのだが、大きく分けて3つの転機があった。
その1、サイバーキッズ共和国(小学6年生)。
その2、ハンゲーム(中学1年生~2年生)。
その3、某対戦系オンラインゲーム(高校3年生~20歳くらいまで)。
人に言うのも恥ずかしい嫌な思い出もあるけど、わたしの半生を振り返るためにも、ゆっくり書いていくつもり。