個人的ニンジャスレイヤーについて色々
ブラックヘイズの記事以降全然書いてなかったが、ニンジャの日が近いので練習を兼ねて無造作に書いてみよう。
今回は特にテーマはなく、強いていえば『ニンジャスレイヤー』という作品そのものに対して個人的に思っていることを書き連ねていくだけです。(いちおうニュービーへのプレゼンっぽくなるだろうけど、容赦なくネタバルするんで)
あと、恥ずかしながらワタクシニンジャスレイヤー以外の小説作品をあまり触れたことはないのでかなり偏った知識になってしまうやもしれぬ。そもそも他作品と比べようとする意思はない。好きな作品を上げるために他作品をけなすやつはダニートレホにナイフで刺されて死ぬからだ。
ニンジャスレイヤーは主人公であるニンジャスレイヤー(フジキド・ケンジ)が妻子をニンジャに殺され、自身もニンジャとなり邪悪なニンジャたちと復讐の戦いを繰り広げていく……というのがこの作品のメインストーリーだ。
だがそれは作品の土台、つまりはテーブルだ。そしてテーブルの上には様々な料理が並ぶ。料理とはすなわちエピソードン……貴方は好きな料理を食べる……ニンジャスレイヤーとはそんな作品なのだ。噂によるとニンジャスレイヤーとは野菜のことらしいので、この仮説はかなり正しいといえよう。
さて、料理にはメインといえる食材がある。それはつまり主人公だ。そしてそれは毎回ニンジャスレイヤーというわけではない。それどころかパフェのそこにあるコーンフレークみたいな登場しかしないときもある。
つまり、ニンジャスレイヤーという作品の主人公はニンジャスレイヤーだが、エピソード主人公は毎回変わるということだ。わかったか。
忍殺には色んな種類の料理がある。和食、洋食、中華などというおおざっぱなものではない。古今東西、地方の郷土料理も含めた沢山のメニウがならぶので初心者は臆してしまうと思う。そんなときは忍殺wikiだ。あれはどんな料理(ストーリー)なのか、食材(登場人物)は何を使っているのかを知ることができる。まずは自分にあった料理を探すことだ。そこからすこしづつ色んなメニウを試していけばいい。しかし、なかには初心者にお勧めできないイロモノもある。ときおりそれを勧めようとする邪悪なヘッズには気をつけろ。
余談だが俺みたいなグレーターヘッズになるとエピソードでフルコースが作れる。あとはメインで完成だ。
お前だけのフルコースを作れ。
ニンジャスレイヤーのストーリーは料理。看板には主人公の復讐物語とあるが、店に入ってテーブルを見れば、主人公が野球の試合をしたり、UMAを追いかけたり、酒に酔っぱらっていたりするだろう。忍殺は様々な料理があり客を飽きさせない。メニウを網羅するころにはまた最初のころの料理を食べたくなるはずだ。現におれがそうなのだから。
次に主人公について語ろう。ニンジャスレイヤー、フジキドは妻子を殺されたサラリマンだ。実は平安時代のなんだかスゴイニンジャの血を引いていたとか、宇宙の戦闘民族だったとかではない。ただの一般人だったのだ。家族と慎ましく生きようとしていた一人の父親だった。それをニンジャに踏みにじられたのだ。復讐者がフジキド・ケンジである必要はなかった。妻フユコもなりえたし、フジキド家がいたテンプラレストランのフェイク・イタマエがニンジャスレイヤーとなったかもしれないのだ。
ニンジャスレイヤーはむちゃくちゃ強い。いきなりレベル50からスタートするようなものだ。ただし無双するわけではない。序盤にレベル81のゴリラがでる作品のように更なる強い敵がいるからだ。
ニンジャスレイヤーは確かに強いし、チートともいえる能力ももつ。だが、苦戦もするし、敗北も何度か経験している。そしてその強さにちゃんと理由がある。ニンジャスレイヤーが無双系主人公だというのは大きな誤解といえる。
さしずめ「チート能力持って異世界転生したら異世界転生者だらけだったようです」みたいなもんでチートもちの異世界転生者によるバトルものだ。(ところでこんなラノベあるんだろうか?)
レベル1からスタートする者もいる。少女ヤモト・コキだ(カワイイ)
彼女はかなり強いニンジャソウルを持つ。だが彼女はニンジャとなる前は女子高生だ。ゆえに戦い方を知らなかった。
私が最近プレイした『ゼノブレイド2』の主人公もヤバイ級能力をもつが最初は未熟で出会い、別れ、戦いを通じ成長していき、その力をだんだん引き出していった。(ところでこいつは死にかけたところにホムラ・ニンジャのソウルが憑依して復活するので実際ニンジャといえる。)
話が逸れたがヤモトも出会い、別れ、戦いを通じ成長していくタイプの主人公だ。
まぁ、ある一部分は成長しないみたいだが……あれ、窓にオリガミが……?
過去に縛られた男もいる。ダークニンジャ。彼は漢字の呪いに縛られた一族であり、運命に翻弄された結果、それに抗おうとしている。
運命に縛られ、それと戦う主人公それがフジオ・カタクラであり、ダークニンジャとなり得るのは彼だけだろう。
貴方は自分がニンジャという妄想をしたことはあるだろうか。私はある。というより、自分がニンジャという設定の夢をよく見る。だからどうしたという夢がほとんどだが、たまに現れるクリーチャをワンパンで倒せたりする。非常にどうでもいい。
さて、そんなニンジャ妄想を炸裂した結果本当にニンジャとなった少年、シャドウウイーヴことナブナガ・レイジというキャラがいる。
こいつはハデス・ニンジャをその身に宿している。見るからにヤバそうだ。影にクナイを突き立て、カナシバリに掛けるジツくらいしかないが彼も戦いを繰り返し強く、影に関する様々な能力を持つようになる。作品が作品なら彼も主人公なりえるだろう。
色んなタイプの主人公、メイン食材を並べる感じになってしまったが忍殺には大量の料理があり、つまりは膨大な食材がある。それはレギュラーから脇役、いわゆるモブまである。
忍殺の凄いとこは主人公やレギュラー陣は魅力なのは当たり前。数エピソードにしかでないキャラや、しまいには1ツイートだけのニンジャも印象にのこるほどだ。
悪役も魅力タップリで、悪行という調味料で味付けされてから文字通りニンジャスレイヤーに料理されるので忍殺は悪役が悪役としての魅力をかなり発揮してると思う。
忍殺は設定が良い意味で単純だ。
カラテが強いものが上をいく。
ハッカーはタイピング速度で強さが決まる。
それゆえインフレが起こりにくく、初期の敵が色褪せない利点がある。念のため言っておくが別にインフレがダメとか嫌いというわけではない。インフレ系でも十分良い作品はある。
忍殺は二次創作がかなりやりやすいと思っている。様々なヘッズが忍殺二次創作エピソードンを作っており、さらに、公式がそれを推奨しているからだ。
俺もオリジナルエピソードンとはいかずとも、オリジナルニンジャの一人や二人考えたことはある。機会があれば晒すかもしれない。それで誰かエピソード作ってくれ。(タリキホンガン・ジツ)
唐突だがこの記事はここで尾張にする。他に書きたいことがあれば別の機会にするし、結局なにが言いたかったのといえば最初に個人的なニンジャスレイヤーの観想を夏期つらねるだけと要ってるのでこれでいいのだ。
こうやって、文章を書くことにより、テキストカラテを磨く、つまりはカラテあるのみだ
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