堀之内十五夜まつり*堀之内一周駅伝大会*
9/16(日) 地元・魚沼市にて堀之内一周駅伝に出走しました。
レースの出走は大学時代の新潟県縦断駅伝大会以来でした。
今年はウエイトトレーニングを中心にしているので、お世辞にもランナーとは言い難い体つき、、、チームに迷惑をかけないか心配ではありましたが、せっかくの機会ということで走らせて頂きました。
当日は中学生から社会人まで63チームが出場し、総走行距離26.1kmを疾走。
4区4.0kmを仰せつかり、前日には試走を試みるほどの気合いの入りよう…。
旧原小学校前からスタート。
中継地点に行くと、同じ区間にはジムで一緒になる方や、県縦断駅伝でご一緒していた選手、同級生のお母さんなど錚々たる面々が揃っていました。
1位で中継地点に飛び込んできたのは、地元・小出高校陸上競技部。さすがに現役選手は早い…。
次いで、これまで数回の連覇を遂げている社会人チームと、続々と選手が駆け込んできます。
僕たちは1区に絶対的エースを抱えるも初出場。
さすがにゆっくり準備をしていました。
ところが役員から
『41番!』と声がかかったのは
僕の予想をはるかに超えるタイミング。笑
前の区間の皆様には少し失礼な言い方になってしまうかもしれませんが、思っていたより早く中継地点に来ました!!笑
そしてスタート地点で、あることに気がつきます。
『誰から襷を受け取ればいいのか…』
そう、僕がチームの皆様と顔を合わすのはこの日が始めて、、、
いや、この中継地点で初めて面会したのです。笑
冷静にゼッケン番号から前区間の走者を見つけ、襷を受け取る。
同時に襷を受けたのがもう1名。まずアドレナリンのおかげでこの選手は置いていきました。
その先には3名の選手の姿が見えます。
後半が若干の下り坂となるこのコースでは、後半は嫌でもペースが上がります。スピードに自信のある自分は、前半の登りで無理をしなくても、後半追い上げることができる。
前半は前方の3名を追いながら落ち着いてリズムを刻んでいる、、、つもりでした。
が、やはり本番の緊張感というのは意識だけではコントロール出来ず。
折り返しにかけて呼吸が苦しくなって行く…。
これまでスピード練習をして来なかったおかげで心肺機能が全くレース仕様になっていない。
身体は平気なのに、呼吸が追いつかない。
それでも冷静に前の選手に引っ張ってもらいながら前半で3名の選手を抜きます。
ここからが大変。
その先に目標物となる選手がいない…。
この先の選手が遥か数百m先で追うに追えない。
【自分との勝負】とはまさにこのこと。
ピッチを落とさないことだけを意識し、
ペースを維持。
中継地点が見えて来たところで残る力を振り絞って自慢のスピードを披露、、、するつもりでしたが、、、
しかし残っていたのは"披露"する力ではなく、"疲労"でした…。笑
必死にリズムを上げるも嗚咽が止まらない。
『吐く…!!』
残り100mは終始"危機"迫る表情で駆け抜けました。
それでも何とか無事に5区へ襷を繋ぎ、自分の役目を終えました。
結果としては
**
4区4km 15:15 区間順位 12位/63人**
15分切り、区間一桁を目標に掲げただけに少し悔しい結果ではありましたが、今のコンディションとしてはまずまずの結果でしょう。
最終的には我がチームは初出場ながら
20位/63チーム
という好成績を納め、大満足のうちに終了しました。
レース終了後の慰労会も含め、
改めて思ったことは
『やっぱり駅伝は楽しい!!』
ということでした。
陸上競技、マラソンなんかは基本的には個人競技です。しかし駅伝やリレーに関しては走る機会を頂かなければ出走することは出来ませんし、中継があるからこそ、より自分の力を発揮することが出来る。
やはり仲間と襷を繋ぎ、一つのゴールを目指すというのは何ものにも代え難い、充実感や幸福感というものがあります。
今回、こうして仲間に誘って頂き、大変楽しい時間を頂いたことに深く感謝し、また来年度はさらなる飛躍が出来るよう、個人の能力を磨いていきたいと思います!
とっても楽しい一日でした!