自己紹介
はじめまして。Ginと申します。
おそらく日本でも数人しかいないであろう
「地域医療の現場で働く感染管理認定看護師」です。
私のnoteではみなさんが感染から身を守れるような、そして医療・福祉業界で働く人が乾癬に関する知識を得られるような、そんな記事を書いています。
今回は、なぜ私がこんなにもレアな道を歩んでいるのかなどを含め、自己紹介をしていこうと思います。
Ginについて
看護師歴10数年の男性看護師です。
平々凡々なんとなーく看護師生活を送っていたある日、所属の看護師長にそっと肩を叩かれました。
師「Gin君、看護部長が呼んでるよ。」
ああ…終わった…
これまで積み重ねてきた悪行の数々がとうとうバレてクビ宣告か。。。
そんな覚悟し恐る恐る看護部長を尋ねるとこんなことを言われました。
部「Gin君、感染管理部に異動で☆そんで認定看護師取っちゃおう☆」
目が!!!目が点とはこの事か!!!
G「感染管理部ってどこやねん。なにするとこやねん。なんでわしやねん。ってかあれだ、たまに来る感じ悪いやつらやん。そもそもわし感染対策とか嫌いやし。めんどいねん。興味ないねん。最近ちょっと地域に興味あるねん。どう考えてもやっぱ嫌やねん。」
と、やんわりお断りをしたはずなのですが気づいたらしっかり認定を取っていました。
しかしある時こう思ったのです。
G「いや、やっぱこのまま病院だけで終わりたくない!もっと広い視野で患者を見れるようになりたい!コロナでも地域医療の感染対策は話題になってたし需要はあるはず!」
と、病院を飛び出し現在は訪問看護やデイサービス、放課後等デイサービスなどを運営する企業で働いています。
感染管理認定看護師って?
感染管理認定看護師は日本看護協会が認定する認定看護師の1分野です。
「感染対策における高度な専門知識や実践力をもつと認定された看護師」と定義されていてその大多数が病院で働いています。
仕事の内容としては感染に関する相談事を受けたり、決まりやマニュアルを作ったり、病院の感染対策がしっかりできているかを確認したり、感染に関するデータの分析をしたりする地味なお仕事です。
たまに病棟にぞろぞろと現れ、ブツブツ言いながら病棟中を見て回り、最後にダメ出しをしていくという知る人ぞ知る嫌われ者感染の専門家です。(同業の人に見られたら怒られるわ。)
上にも書いた通り、基本的には病院で働くことが多く、地域に出ている人は殆どいません。
前例があまりないため、自分だからこそできる看護はなにかと日々模索中です。
今やっていること
企業の看護管理者をやりつつ、運営している訪問看護ステーションや放課後等デイサービス、デイサービスにおける感染対策を行っています。
訪問看護では訪問看護師として現場にも出つつ、実際の患者さんのお宅に伺って患者さんを感染から守るにはどうしたら良いかをスタッフとともに考え、実践を行っています。
今後やっていきたいこと
この企業で働き始めて思ったことは地域医療の現場では感染管理のニーズが非常に高い反面、知識を持ったスタッフが少なく、「やらなきゃいけない気がするけどどうしていいかわからない」という状況が出来上がり、しかもそれが当たり前になってしまっていることです。
利用者の健康を守るためと言うのはもちろんのこと、感染は様々な経営リスクにも繋がります。
今は自分の企業のことしかできていないのですが、ゆくゆくは地域の、そして全国の地域医療を担う現場に感染管理のノウハウを広められるられるような活動をしていけたらと思っています。
その一環として、今後もnoteを通じて医療者も、一般の人もわかりやすいような感染の知識をお届けしていけたらと思いますので、よろしくお願いします。
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