カニノケンカ・ニ Ver0.7.20.7 における強い構築を考える

カニノケンカ・ニについて独断と偏見で語っていきたいと思います


カニノケンカの勝ち方

見出しにはこう書きましたが、カニノケンカに限らず体力制の対戦ゲームにおける考え方です

対戦ゲームなのでまず相手にダメージを与える必要があります
当たり前ですが、ダメージが与えられなければ当然勝てません
逆に言えば、自分がダメージを受けなければ負けることもありません
極論、「自分がダメージを受けず相手にダメージを与えれば勝てる」わけです

何を当たり前のことをと思いますが、カニノケンカで構築を考える上で一番大事なのがこの考え方です

普通の対戦ゲームとカニノケンカの違う点として、「よろけ」というシステムがあります
よろけが発生すると体勢が不安定になるので、動きが大きく制限されてしまいます
ダメージを受けてしまった時の不利が強いので、カニノケンカではできるだけダメージを受けないようにする立ち回りが望ましいということです

では具体的にどうすれば勝てるのかになりますが、一番簡単な方法は「リーチを押し付ける」ことです
相手よりリーチが長ければ一方的に攻撃できるので、ダメージを受けずに済みます
ただカニノケンカは3Dゲームなので、相手に近づくルートが多くリーチが長いだけでは難しいです
そこで必要なのが機動力になります
足が速ければ相手から逃げることができるので、リーチを押し付けることが容易になります
ですが当然相手も同じようなことを考えるので、実際には似たようなリーチや足の速さで殴り合うことも多いと思われます
なので耐久力も必要です
ダメージを受ける許容値が多ければ当然勝ちやすいですね

というわけで、カニノケンカの勝ち方は「耐久力と機動力を持ってリーチを押し付ける」だと私は考えます

カニの選び方

カニノケンカの勝ち方を踏まえて、カニを選んでいきましょう

必要なのが

  • 耐久力

  • 機動力

  • リーチ

の3点なのはカニノケンカの勝ち方で話した通りですが、このうち機動力とリーチに関しては武器によって確保することができます
なのでカニを選ぶうえでは特に耐久力に着目するといいでしょう
選ぶ要素は他にもありますが、そこも話すと長くなるのでここでは省きます

ではどのカニがいいか、オススメは

  • キンセンガニ

  • オオカイカムリ

  • タカアシガニ

の3体です
他にも耐久力の高いカニや強みを持つカニもいますが、扱いやすさなどを考慮してこの3体を挙げました

3体とも耐久力があるのは勿論ですが、
キンセンガニは小型ながら特に耐久力が高いカニで、
オオカイカムリは足回りがよく、
タカアシガニはリーチが長く背が高いので攻撃を通しやすいのが特徴です

武器の選び方

カニノケンカの勝ち方を踏まえて、武器を選んでいきましょう
武器はリーチや機動力を確保しやすいですが、耐久力の確保は難しいです
カニの選び方で耐久力の高いカニは選べたと思うので、それに合わせる武器を紹介します

ただ、種類が多すぎるので大きく5つに分けました

  • 両手武器(リーチ)

  • 長物(リーチ)

  • 銃(リーチ)

  • ジェット(機動力)

  • 乗り物(機動力)

いずれも強力ですが、この中でも中3つの「長物」「銃」「ジェット」は前作カニノケンカにおいて「3種の神器」と呼ばれており、弱体化などの調整を受けたうえでなお上位の性能です

これらを組み合わせることで必要な要素を持ち合わせた構築を作りましょう

一つずつ解説していきます

両手武器

紹介する中で一番扱いやすい武器種です
基本的に大型でリーチが確保しやすい他、接触によるスタミナ消費が両手で分散されるためスタミナ管理がしやすく、攻撃時も意識することが少ないので初心者向けです
また両手武器の強みとして、スイング値の高さによる全方位攻撃があります
ダウンした際はパンチを連打することになるので、武器を振り回すことになり相手の起き攻めを拒否しやすいメリットがあります

具体的なブキは

  • ハルバード

  • フットマンズフレイル

  • グレートハンマー

  • ロクゴウタイソウ

  • カナボウ

  • グレートソード

辺りが候補となるでしょう

ハルバードはこの中だとリーチが短く先端を当てる動きに癖がありますが、適当に振っても当たる両手武器でも特に攻撃が当てやすい武器です

他は細かい差異はありますが先端を押し付けるという立ち回りは変わらないので好みで選んでください

長物

両手武器で紹介したものも長物といえば長物ですが、ここでは片手武器の中でも特にリーチの長い武器のことを指します

具体的には

  • ランス

  • ティルヴィング

  • トライデント

  • ヘビーソード

です

ランスは低コストで先端以外のダメージは低め、
ティルヴィングはビームを照射でき実リーチが長め、
トライデントもビーム照射ができ背面も攻撃可能、
ヘビーソードは見た目まんまです

片手武器のためスタミナ管理には気を配る必要がありますが、他の武器との組み合わせも容易でカスタマイズ性に富みます

3種の神器と呼ばれていたのはヘビーソードとトライデントで、この中でも火力が突出しています

かなり特殊な武器で、満足に扱えるカニが限られる上にプレイヤーの技量が要求されます
特徴としてはガード不可能固定ダメージノックバック有り超リーチの銃弾を放つというもので、エイムアシストがないので銃口を敵に向けるのも手動です
銃が扱いやすいカニの中で耐久力の高いカニがあまりいないので採用しにくいですがこの武器を理論値で扱えたら耐久力も機動力も必要ないのでそういう意味でも特殊です

銃は4種類ありますが使われるのは主に

  • ショットガン

  • リボルバー

の2種類です

ショットガンは6発を拡散同時発射するので当てやすく、全段ヒットによる武器ロストも狙いやすいです
リボルバーは6発を連射でき全段ヒットで36%と高火力です

ジェット

こちらも特殊な武器で、エネルギー消費で推進力を得ることができます
カニの重量が影響するので軽いカニほど恩恵を受けることができます

ジェットは

  • ジェット

  • ジェットドリル

の2種類あります

ジェットは噴射時間を細かく調整できる他、空を飛ぶことが可能で小回りが利きます
ジェットドリルは空も飛べず一回の噴射時間に限りがありますが、推進力が強くパンチ長押しでドリル部分が回転しよろけを与えられます

銃ほどではないですが扱いが難しい分、どちらもかなり強力です
もう片手に長物を持たせて自分の武器だけを相手にぶつける辻斬りスタイルというリーチの押し付けができるのも魅力ですが、エリア外やダウン時に使用できないなど制約も多いので注意が必要です

乗り物

乗り物に乗ることで小型大型のカニ問わず機動力を得られます
が、小型のカニだとバランスが悪くすぐに転倒したりするので大型のカニで使うのが主流です
ただし、乗り物ごとにかなり癖が強いので扱いには気を使いたいです

実用的な乗り物は

  • アザラシ

  • キントウン

  • スクーター

  • ドローン

の4種です

アザラシは暴れやすいですが移動は一番堅実な動きができ、
キントウンは攻撃性能が無く滑りますが、体勢が崩れにくく防御面で強く、
スクーターは基本前にしか進めませんが一番速く、
ドローンは空を飛べてクリーンヒット時の火力が高いです

また、両手武器を片手持ちで持ち込めるという特徴がありますが、リーチを活かすという面では片手持ちのメリットは薄いです

追加枠の選び方

カニノケンカ・ニではカニと武器の他にコストを使って召喚する枠を一つ持ち込むことができます
追加の武器かスペルを持ち込むことができるので、組んだ構築で足りなくなってしまった部分を補えるようにするのが基本です

その中でもオススメの追加枠をいくつか厳選しました

  • バット

  • フットマンズフレイル

  • サーキットフィールド

  • ダッシュブースター

  • バースト

  • レーザータレット

  • チェーンバインド

こちらも一つずつ解説していきます

バット

リーチは並ですが、ダメージレースで大きく有利を取れるのであれば有効です
コストが安く、ダメージを抑えながらよろけを与えられる良武器です

フットマンズフレイル

バットよりコストが割高ですがリーチが長くよろけを取るのに適しています
万が一武器を紛失した際の保険にもなりますね

サーキットフィールド

もっぱらジェットか乗り物採用した際の保険です
どうしても操作ミスなどでエリア外に出やすくなるのでリスクを無くせます

ダッシュブースター

後付けで機動力を確保できるのでより攻撃的な構成を組めます
ジャンプ不可や自傷ダメージが足を引っ張ることもあるので採用は慎重に

バースト

低コストで接近拒否ができるので大変便利です
エリア外への押し出しなど応用の幅が広いので枠が余ったらこれで良し

レーザータレット

設置式で破壊可能ですが、長射程で相手の動きを制限できるので強いです
うまく行けば自動で起き攻めしてくれるのも良い

チェーンバインド

相手を直接拘束するインチキスペルです
機動力で負けててもリーチで勝ってる相手に対して一方的に殴れるようになります

構築具体例

今まで紹介した物を組み合わせて、現環境で通用するであろう構築を3つ紹介します

キンセンガニトドトラ

カニ:キンセンガニ
右手:ジェットドリル
左手:トライデント
追加:サーキットフィールド

耐久の高いキンセンガニに機動力を補うジェットドリルとリーチを補うトライデントを、追加枠には保険としてサーキットフィールドを採用した構築です

ジェットドリルの機動力を活かしてトライデントのビームを押し付け続けるのがメインプランで、
火力を出しやすい上キンセンガニの耐久力が高いのである程度近接で殴り合っても勝てるはずです

コストが高すぎてハイパーを使えるのは基本1回だけですが、それでもお釣りが来ると思われます
理由としては、ダウンまでの猶予が長くジェットドリルの推進力を受けやすい軽めのカニなのでジェットドリルで延命が可能だからです

ハルバカムリ

カニ:オオカイカムリ
右手:ハルバード
左手:ハルバード
追加:レーザータレット

耐久と機動力を両立したオオカイカムリは両手武器と相性がいいです
リーチこそ他の両手武器に劣るもののハルバードは間合いに依らず一定の火力が出しやすいので初心者向けの構築とも言えるでしょう

リーチを押し付けられない相手には相手の裏に回り込んで殴るサブプランが取りやすいのも魅力です

ダメージを稼いだら距離を取ってレーザータレットで堅実にダウンを取りましょう

セイキンTB

カニ:タカアシガニ
右手:ビームセイバー
左手:キントウン
追加:バット

タカアシガニのリーチをもってすれば、並程度のリーチの武器であるビームセイバーとバットを採用できます
ビームセイバーは高火力な上に軽くてスタミナ消費が少ないので手数が多くでき、片手でも十分なダメージが出せます
キントウンに乗ることで機動力を確保しつつ、タカアシの可動域の広さを活かしたガードができます

ダメージを与えた後はバットでよろけを取って確実にダウンを取りましょう
逆にこちらがよろけそうな時は移動を止めることで延命が可能です

終わりに

いかがでしたか?

9月19日にアプデが来るのでここで書いたことが全部爆散するかもしれませんが、何かしらの参考になれば幸いです

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