Snow Manを見ていると生きていくのが、少し楽しい。



昨年12月23日にSnow Man 3rdシングル「Grandeur」のMVが公開された。


年明け1月17日、1000万回再生を突破する。
この日はSnow Manが9人として新たな一歩を踏み出した日でもある。


MVを見ていると「生きること」への情熱を強く感じる。特にラウールくんのサビ部分の動きには震えるほどの力強さを感じた。

Storiesから旅路は続き、Grandeurでは衝動的に本能のままに壮大な世界へと突き進んでいけ、という原始的さもありながら"誰より気高く"というある意味、正反対とも取れる優雅さが、研ぎ澄まされた"生"、尊さを感じさせる。スタイリッシュながら静かな闘志を燃やすこの曲が好きだ。



この時代に生きていくこと



昨年10月に行われたデビューコンサートでの、佐久間くんの「生きててくれてありがとう」があまりに衝撃だったのを覚えている。

Snow Manをたくさんのグループから
見つけてくれてありがとう。
愛してくれてありがとう。
生きててくれてありがとう。
生きてたら絶対会えるから。


2020年は「死」を身近に感じることが本当にたくさんあった。
広義で見ると、映画や舞台などのエンターテインメントも死に直面した年だった。彼ら自身もエンタメが今まで通りに届けられない歯痒さや、この困難な状況下で自分達に何ができるかを模索しただろう。

命があるのは、決して当たり前じゃない。
もしかしたら、これから会えない可能性もあって、今生きていること・同じ時代に生きていることは、互いに奇跡に近いことだ。
"生きる"というと、漠然とし過ぎていて大袈裟に感じてしまうが、いくつもの奇跡の重なりで、今この時代に生きている。


岩本くんのこの言葉も好きだ。

一瞬一瞬を大切に、
この時代に生まれたことを、
誇りに思って。
一緒に生きていってください。


彼らにとって、2020年は高い壁のあったデビューの年だったと思う。

一生に一度のデビューの年。目の前で多くの声援が届けられるはずだった。笑顔の裏に計り知れない悔しい思いがあったことと思う。SNSやYouTubeの再生回数等、可視化された数字で反響は届くが、ファンの生の反応に触れることができないのは不安だろうと思う。
それでも彼のこの言葉は、この時代に生まれたことへの感謝に他ならない。

彼らを見ていると、今を全力で生きているんだと感じることができて嬉しい。生きることは、楽しさや喜び、痛みや悲しさを分かち合うことだ。喜びや感謝を真っ先に伝えてくれる彼らを見ると、自分自身も前を向かなくてはと毎度鼓舞される。彼らを知ってから、小さなことでも日々笑えるようになった。

Snow Manを見ていると
生きていくのが、少し楽しい。

決して"当たり前"じゃない、"生きていくことへの価値"を、改めて示してくれたようなそんな気持ちで見ている。

ひとりじゃないって最強だ。



#ひとりじゃないって最強だ  というキャッチコピーを3rdのプロモーションで打ち出しているが、この言葉はSnow Manにおける「9人だから最強」を主としながら、ファンとSnow Man、ファン同士、広くは人同士の、複数の意味合いとも受け取れる。
宮舘くんの件では、ファンもメンバーもこの言葉の持つ強さに励まされたのではないだろうか。

エンターテインメントがなくても死なない。
でも生きていくのに、エンターテインメントは必要だ。

つらさを一人で抱え込んでいる人もいる。今生きていることが精一杯な人も、いなくなってしまいたい、逃げたいと苦しんでいる人もいると思う。
今この時代に「ひとりじゃないって最強だ」という言葉はとてつもない希望なのではないか。ひとりじゃないよ、と孤独から救い上げてくれる光だと思う。






昨年の年末から書き溜めたこの壁打ちもどこへも出すことなく時は進み、「ナミダの海を超えていけ」や「EVERYTHING IS EVERYTHING」のレコーディングビデオが年明けから続いて公開された。なんだかずっと励まされてばかりだ。

どんなに高い壁でも超えていける強さが彼らにはある。むしろ逆境であればあるほど、勢いは増すばかりだとひしひしと感じる。

どれほどの困難であろうが挑み続ける、
正面をきって気高く突き進む、青い闘志を見届けたい。










3rdシングル「Grandeur」発売、おめでとうございます!
「シンクロ以心伝心チャレンジ」めちゃくちゃオモロかった😆


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