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”社会的な価値”でみて割安(かもしれない)企業の見つけ方

1月15日 長期投資家コミュニティ勉強会を開催

1月11日 深夜12時申し込み締切です

ご興味のある方はこちらからどうぞ

テーマは ”12兆円構想の候補企業を探す” です。

無料で得られる情報が多数あって、なかなか有料の勉強会は受けないですねw

この勉強会は前回の第10回までは
企業を理解して長期で期待できる企業のストックを増やそう
というスタンスでしたが、
ちょっとだけ方針をずらし

”今年は、儲けることも目指すぞ!”

選び出す条件は

・サービス、プロダクトがユニーク(必須条件)
・TAMが大きい(今までの成長ではなく、これから成長できるか)
・2019年以降の上場(今までにないユニークなサービスの可能性)
・マネジメントが本気(わかるかw?)

今回は第1弾、その中でも
・PBR1倍以上、時価総額100億円以下の企業
の約200社に絞って、長期の投資対象になりえるか
ざっくりバリュエーションも見て勝手に投資判断したいと思います。

次回は第2弾
時価総額100億円~200億円について検討する
実は、こっちのほうが有望な企業がある可能性が高いかも、と思ってるが
楽しみは次回に
上場企業は逃げないから焦ることは無い

〇約200社をざっと見ました・・・

で、ざっくり200社を見てみました
数字だけ見ただけですが、
安すぎませんか・・・・
マイクロキャップの流動性ディスカウントがあるとはいっても

例えば(あくまでも数字だけの話ですが)
7676 グッドスピード
売上高560億円(計画748億円)
PER12倍

時価総額80億円!?

〇割安(かもしれない)企業を見つけ方

ここで注目したのはPERでもなければ、チャートでもない
売上高です。

売上高は社会に提供している価値の大きさ
100億円の売上高をあげている企業は
社会に100億円(またはそれ以上)の価値を提供して、その対価として100億円を受け取っている。

ということ。

売上高を基準に割安かどうかを考える?
どこかで聞いたことがあるね

そう、
よく、新興市場の上場企業(特にグロース企業)のバリュエーションとしてPSRというものがあります。

PSR=時価総額 ÷ 年間売上

指標の使い方としては
絶対値として、”PSR X倍” というよりも、同業他社との比較で
”同業他社のPSR X倍 に対して 同社のPSRは低いから割安”
というような使われ方をすると思います。

例えば、いつも参考にさせていただいている
Saas系の企業のデータを提供しているこちら
(私は有料で利用しています)

こちらのデータを見ると1月6日では

(以下、無料部分のハードコピー)

マネーフォワードが10.8倍
なのに対して
chatworkは約半分の5.3倍

これだけで割安を語ることはできませんが、グロース企業のバリュエーションを判断するうえで有効な指標の一つです。

・なぜグロース企業のバリュエーションで利用されるか
グロース企業は事業内容によって投資の対象、期間、規模などが異なり、積極的に投資をする企業は収益性が低かったり、赤字の企業もある。
そうすると、最終利益を前提としたバリュエーション指標のPERでは比較できないため、PSRを利用します。(繰り返しますが、これだけで割安、割高を判断することはできません)

〇時価総額100億円以下の企業のPSRを見てみると・・・

前述の条件
・2019年以降上場、PBR1倍以上、時価総額100億円以下の企業
でPSRを見てみたところ・・・・

例えば、先ほどの
7676 グッドスピード
売上高560億円(計画748億円)
PER12倍
時価総額80億円

PSR=時価総額 ÷ 年間売上
80 ÷ 560 = 0.15倍

今期計画だと
80 ÷ 748 = 0.11倍

ちなみに
先ほどのSaas企業で一番PSRが高かった
マネーフォワード
今期計画売上高210億円
PSRは10.8倍

グッドスピードは売上高が2倍以上で
PSRで見たら100分の1

社会に提供する価値は2倍だが
PSRで見た価値は100分の1
ということです。

他にも売上高上位で見ると
こんな感じ

もちろん、バリュエーションというのは将来への成長を投資家がどう評価するかなので、これだけを見て割安、割高を語ることはできません。

長期で投資するならば、ユニークであるか、TAMの大きさは
など複数の要因を校了する必要があります。

ただ、投資家として
売上高 = 社会に提供する価値の対価である
という見方をすると、企業に対する評価も少し変わるのかなと思います。

*注意!
社会に提供する価値の対価
ではなく
社会から搾取した価値の価格
の場合もありますね
搾取は続きません。
投資家の選別眼が問われます。

今回の勉強会では、マイクロキャップの企業を
こんな視点でも選別してみたいと思います。

一緒に選別してみませんか

参加申し込みお待ちしております。


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