アドトラックを手作りしてみよう
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ブーーーン…
「アドトラック」を知っていますか?
広告宣伝車とも呼ばれ、荷台部分に広告が貼り付けられたトラックのことです。「高収入〜♪」でおなじみのバニラカーなどが有名です。
私は、自分のデザインがラッピングバスや飛行機に使われたらいいなと思っています。
理由は、でかいと、かっこいいからです。
机上で生み出した物が何百倍ものサイズになり、街を走り回る様子が見たいのです。興奮します。
しかし、当然ながらそのような機会は無いので、
一番実現しやすそうなアドトラックを手作りする事にしました。
まずアドトラックのデザインについてです。
単色無地背景+文字+宣伝したいものの写真
というパターンが多いように思えますが、これには理由があります。
どんなデザインでもOKという訳ではなく、
東京都内で走らせるには、東京屋外広告協会のデザイン審査を通らなくてはいけません。
具体的には「錯覚が起きやすい図柄」や「どぎつい色」などが規制されます。
(※審査申込書にもどぎつい色と書かれている。)
もし絵柄が指定されていなかったらどうなるか、例を見てみましょう。
渦巻き模様のアドトラックがいたとします。
これが走るとどうなるのでしょうか。
ブーーーン…
ああっ!
周りの車たちがベビーメリーを思い出して
幼児退行してしまいました!
これが本当の退行(たいこう)車ってな!!!!!!!!
ドカーン!!!!!!!!
アドトラックについて詳しくなったところで、実際に手作りしてみましょう。
1.車体
まずトラックを用意します。
今回レンタルしたのはこのサイズです。
え?普段狭いトイレの個室で小さいスマホをいじるだけの人生だから、
急にメートルで言われてもわからない?
そうですか、では…
縦幅は、らき☆すたの主人公、泉こなた1人以上、
横幅は泉こなた2人を超えるサイズです!
え?
2007年のオタクじゃないからわからない?
エヴァンゲリオンのくるぶし程度です
このトラックを使用します。
トラックを運転してくれるのは私の父です。
職業とは関係なく、趣味で大型トラック等の免許を持っています。
え?
あ、ああそう…。
2. 警察に許可を取る
実際のアドトラックを走らせるには、道路交通の許可が必要です。
今回は
・何かの宣伝ではない
・音楽も流さない
・絵を見て欲しいわけでもない
・交通の邪魔になる所に車を停めるわけではない
のですが、許可は必要なのか、近くの警察に確認してみることにしました。
※対応してくれたのが横柄なおじいちゃんでムカついたのでツリ目ショートカット巨乳婦警さんに差し替えました。
確認したところ、
他の通行人や運転者の興味を引かなければOK…としか…
との事でした。
この際、名前等を控えられたので変な事をしたら即終わるな、と思いました。
3.荷台に絵を貼る
いよいよアドトラックのデザインを決めますが、私には宣伝したい物が特にありません。
また、先述の通り、他の運転者の興味を引かない物でなくてはいけません。
話が変わりますが、
うちのおばあちゃんは庭で小さな畑をやっています。
昨年はきゅうりを作りすぎていたので、今年は何を作るのか楽しみにしていました。
しかし、おばあちゃんに聞いた所、今年は畑をやらないそうです。
理由は
「なんかタイミングを逃した。」
らしいです。何だそれ。
そこで、この個人的には大きく、
世間からしたらクソほどどうでもいいニュースをお伝えするべく、
このようなデザインにしました。
単色無地背景+文字+宣伝物という、アドトラックデザインの基本要素も踏襲しています。
今回はレンタカーを使用するので、カッティングシートなどではなく、
宣伝したい内容の描かれた布をロープで結びつけることにしました。
布の製作は業者さんに依頼します。
4.制作
用意した素(す)のトラックです。
ここに届いた布を括りつけます。
そして…
できた!!!!!!
完成です。手作りのアドトラックです。
走らせます。父に運転してもらいます。
すごい!
私のデザインしたアドトラックが走ってる!!
すごい!
私のデザインしたアドトラックが右折していく!!!!
父よ、
おばあちゃんって父方の祖母だから、
実際お母さんの情報載せて走らせてごめんね〜〜〜!!
やった〜〜!!!嬉し〜〜〜!!!
そういったわけで、自分の夢を実現させることができて、満足です。
是非みなさんも手作りのアドトラックを走らせてみてくださいね。
おばあちゃんの畑にて。
(おわり)
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