娘は膝から。息子は、頭から。

「あなたの風邪は、どこから？」と優しく聞いてくれるのは、ベンザブロックのCMの仲間由紀恵さん。

「あなたの突撃は、どこから？」というのが、今回のお話です。

娘は、膝から。

何故かはわかりませんが、娘の突撃スタイルは膝から。
走るスキルを手に入れた頃から、彼女は私や夫に向かって、膝から突っ込んでくるようになったのです。

走って抱き着いてくるときも、膝から。

ソファから落ちてくるときも、膝から。

ベッドでジャンプして飛んでくるときも、膝から。

とにもかくにも、膝ファーストです。

いかに小さい子供とはいえ、膝の骨は固いです。その上、手加減など知りませんから。腹にドスン、背中にガツン、容赦なく膝が飛んできます。

一番やられて痛いのが、顔。

娘の膝 vs. 私の顔、という戦いに、果たして何度敗れたことか・・・。

息子は、頭から。

子供はみな、膝から突っ込んでくる。
その考えは、息子が生まれて覆されます。

何故かはわかりませんが、息子の突撃スタイルは頭から。
走るスキルを手に入れた頃から、彼は私や夫、さらにはドアや壁に向かって、頭から突っ込んでいくようになったのです。

走って抱き着いてくるときも、頭から。

ソファから落ちてくるときも、頭から。

とにもかくにも、頭ファースト。

抱っこしている時でさえ、本人は甘えているつもりで、頭突きしてきます。

頭はヘビーだし、突撃されたらどこだって痛いのですが、やっぱり一番やられて痛いのが、顔。

息子の頭 vs. 私の顔、という戦いに、果たして何度敗れたことか・・・。

そして私が痛いだけではなく、息子の頭もちょっと心配です。
いろんな意味で。

攻撃スタイルに、性格が出る？！

娘には、ちょっと繊細なところがあります。
傷つきやすいというか。計算高いというか。
人の行動をよく見て、良さそうなら自分も・・・というタイプ。

膝からの突撃は、自分への負荷が少なく、それなりの攻撃力を持っている。彼女らしい攻め方です。

一方息子は、まっすぐ、豪快。痛みにも強い。
昨日、プリスクールでストローが口に刺さって流血したそうですが、「ちょっとだけ泣いて、おやつは完食しました」との報告が。

頭からの突撃は、楽しい気持ちがそのまま行動となってあふれ出る、いかにも彼らしい攻め方です。

はて。自分はどうだったかな？

そういえば、母から「あなたはジーーッとして、動かない子供だった」と言われたことを思い出しました。

うむ。

まさかの、突撃しないタイプでした。

その膝蹴りと頭突きに悪意がない限り、どっしり構えて、真正面からしっかりと受け止めていきたいと思います。