今日も、でっかいパンツが上から降ってくる。
我が家の2階に、新しい住人がやってきました。
これまで暮らしていたのは、パパとママと高校生くらいの娘2人という4人家族。その娘たちが進学で家を出たようで、3LDKを持て余したのか、ある日突然引っ越していなくなってしまいました。
我が家は幼い子供が二人もいて、ギャースカしているので、パパさんと会ったときに「いつもうるさくて、アイムソーリー!」と言ったんです。
すると、「え?何の音?まったく聞こえないよ」と。そうか、あまり生活音が響かない造りなのかな?なんて、のんきに思っていたのですが・・・。
それはパパの優しい嘘だったということに、最近、気が付きました。
🏠🏠🏠🏠🏠
優しいファミリーの代わりにやってきたのは、20代くらいの若者たち7名ほど。ルームシェアですって。(さいあくー)
学生なのか働いているのか、まったくわからないけれど、平日の日中にサーフィンにでかけたりしている。かと思ったら、ドカスカと足音が聞こえて、音楽を爆音で聞いていたり、時には演奏していたり。
引っ越した当初は、夜中までパーティをぶちかましていて、かなりストレスが溜まりました。
さらにストレスフルなのは、2階のベランダにヤツらが干す洗濯物が、1階の我が家のパティオにがんがん降ってくること。
洗濯物干すの、禁止なんですけどね。
何回目かに落ちてきたでっかいパンツは、棒でひっかけて中庭(住人たちの共有スペース)にポイッと投げ捨てたのですが、誰のなんの親切なのか、我が家の生垣に戻されてしまう。
何度か投げたんですけどね。
仕方がないので2階の住人のひとりに「君のところのパンツが落ちてきてるから、拾ってね」と言ったんです。
すると、「オレのじゃないから、ルームシェアの仲間に聞いておく」とぬかしやがるじゃ~ないですかっ!(むきー!!)
でもその後、2日経っても、3日経っても、でっかいパンツが回収されない・・・。
こういうのって、一度気になると、何をどうしても気になっちゃう。私はしばらく、わざわざそのパンツの存在を確認しては、「まだ拾いに来てない!フンッ!」と憤り、悶々とした日々を送っていました。
でもね。
他人の汚いパンツに精神を乱されるなんて、馬鹿げています。
意を決して再びパンツに接近し、棒を使って遥か遥か遠く、私の視界に入らない場所まで投げ飛ばしました。(ふぅ)
🏠🏠🏠🏠🏠
管理会社のおじさんにもちらりと事情を話したのですが、実は、正式なクレームは入れていません。
だって、上の住人たち、ガラが悪いんだもん。
仮にクレームを入れて、彼らがブチ切れて、こっちに敵意を向けられたりしたら、溜まったもんじゃありません。我が家には大切な子供たちもいるし。怖い事態になるくらいだったら、パンツくらい我慢しようと思うわけです。
今日もヤツらの洗濯物が、2階から落ちてきている。
いつのものかわからないけど、生垣に3個くらい溜まっています。
でも、もう気にならない。
中庭に出る用事があったら、ついでにパンツを棒で引っ掛けて、フンッと遠くに投げ捨ててやってもよいのだけれど。
別にどうでもいいや、という境地です。
逆にこちらも、生活音は出したい放題。
遠慮なく自由にやらせてもらいまーす。