【心霊】寝室の女性

あなたは霊の存在を信じますか?


私は信じてます。

理由としましては、幼少期に何度か見ていますし、大人になっても何度か不思議な出来事に遭遇しているからです。

霊を信じるか否かは人それぞれかと思いますが、
私は「霊は存在しない」と断言して下さる人にあったことがありません。
もし、いらっしゃったら是非とも語り合いたいです。

と言うのも、私は凄く怖がりなんです💦
なので「霊は存在しない」ことを証明してくださると、ありがたいです。
本当にマジで…

今回を記事を機に、人生で経験した不思議な話、怖い話も記事にしていきたいと思います。


さて、表題の件です。

これは私が3歳ぐらいの頃に経験した話です。
今でこそ私は三人兄弟なのですが、当時は次男がまだ産まれていませんでした。そのため、私はいつでも両親にくっついて甘えて過ごしていました。

夜寝るときは私を真ん中に挟んで、父と母とで川の字に寝ます。
私は当時、暗いところが怖かったので枕元にタッチライトを置いて、それを点けっぱなしで寝ていました。


これはそんなある夜の事です。

私と父と母はいつも通り川の字で床に就きました。
10月中旬。暑くもなく寒くもなく、丁度いい気候の夜でした。

仕事で疲れた2人は既に熟睡しています。
私はというと、その日はなかなか寝付けず、タッチライトを付けた状態で布団の上でうつ伏せのまま、ゴロゴロしていました。


ふと、枕元で何かが動きました。

何か、布のようなものがヒラヒラと…


その寝室は枕元に大きな窓があり、分厚い遮光カーテンが閉まっています。
恐らく、そのカーテンが揺れたんだろう…と幼いながらに納得しました。

しかし、すぐにハッとしました。
室内は無風。自然と分厚いカーテンが動くはずがありません。
何かが枕元で動いているとしか考えられませんでした。


私は恐怖に苛まれつつも、うつ伏せのままカーテンに視線を送りました。
しばらく見つめても動く気配はありません。


なんだ、気のせいか。
と胸を撫で下ろしました。


ふと、枕元で何かが動きました。
何か、薄い布のようなものがヒラヒラと…


カーテンじゃない…もっと部屋の隅で何かが動いている。
私は確信しました。
私はうつ伏せのまま、視線だけを部屋の隅に送りました。




人がいる…




まるでフランス人形のような服を着た…綺麗な女性でした…
女性は部屋の隅に立ったまま微動だにせず、まっすぐ正面を見ています。

タッチライトでは顔の付近までは照らせない…
はずなのに…綺麗な顔がはっきり見えます。

この時は幼かったため知りませんでしたが、その女性は日本人ではありませんでした。今になって思い返せば、フランス系の女性だったと思います。

先ほどは「フランス人形のような」と書きましたが、当時はフランス人形はおろか、フランス系の女性も見たことが無かったので、この時見たのが初めてだったと思います。


恐怖は感じません。


ただただ、そこに女性がいる…
その感覚しかありませんでした(それだけで十分怖いですが)
私はその女性から目が離せず、じっと見つめてしまいました。


すると突然、その女性は動き出しました。
直立姿勢だった女性は両手を口元に持ってきました。

そして…



女性「………………!………………!!」



女性は大声で叫びました。
声は聞こえません。

でも、あれは間違いなく大声で叫んでいる。そう確信しました。

イメージで言うと、女性はヤッホーの状態で何かを伝えようとしています。
しかし、やはり声は聞こえません。


ほんの数秒の出来事だったと思います。

女性は叫んだままスゥーっと消えていきました。


私は数十秒硬直した後、タッチライトを消してタオルケットを被りました。

あれ以降、同じ女性に会う事は二度とありませんでした。

そしてあの日以降、私は全灯か消灯していないとよく眠れなくなりました。


私は豆電気ではよく眠れません。

理由は「豆電球が眩しいから眠れない」のではなく「薄暗い中で何かが見えるかも知れないから」でした。

全灯していれば見間違いはないですし、消灯していれば、そもそも見えないので安心です。薄暗い中で眠れないのは、この体験が原因と言っても過言では無いかも知れません…

皆さんも夜、豆電気付けて寝ることあるかも知れません。

その時はくれぐもご注意ください。

もしかし ら部屋の 隅に なにk が


おわり。

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