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ヒップホップを大衆文化にした男は、教会をも大衆向けにできるのか

奇行に歯止めが効かないカニエ・ウェストですが、ポップカルチャーとして消費するにはこの上なく素晴らしい存在だと感じています。

話題の作り方も大胆。ネタの尽きない男でございます。

今回もまた、”ちょっと前の話” になりますが、こんな記事を書きました。

「今後はゴスペルしか作らない」とおっしゃって、その宣言通りにゴスペルアルバムをリリースされていましたが。酷評も少なくありませんが、それでもクリスチャン音楽アルバム部門、ゴスペル音楽アルバム部門など複数の部門で1位を獲得。ビルボード誌は「新たな歴史を作った」と報じています。

そういえば、この夏に発表されたフォーブス誌の「ヒップホップ長者」ランキングで1位を獲得していたり。年収160億円だそうです。

「俺は天才だ」と豪語されていますが、確かに天才。なんの天才かって、ほんと「影響力を最大化する天才」だと思います。

仮に、「価値を最大化させたものが勝ち」のゲームの中で生きているとしたら、彼も妻キム・カダーシアンも間違いなく勝者。大衆心理を扇動するのが本当にお上手。みていて飽きません。 




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