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【#ヘンな出張】⑤ゴーティス編【毎ターン相手除外!】

みなさんどうもこんにちは、大翅(おおば)です。
今回は #ヘンな出張 シリーズ5作目の記事になります!

※簡単に言うと「ファンデッカー向けのマイナー出張紹介」です。
※このシリーズの趣旨等に関してはこちらの記事から読めます。

さて、第5回に選ばれたテーマは……

〝ゴーティス〟
です!!

いやー、このシリーズを始めて気付けば5記事目になるわけですが、気持ち的には意外に長かったというか、やっとここまで辿り着いたか〜って感じがしています。
ぶっちゃけみなさん、
こんなに使いたくなるテーマ、他にないですよね?
絵がとっても綺麗だし、雰囲気も神秘的で素敵だし、効果は複雑でよく分からないけどゴーティス使ってる人ってなんとなく手練れっぽい感じするし……(諸説アリ?)

きっと来日を待ち侘びていた人も少なくないであろうこのテーマ。正直全然知らないなーって人も、どこかで使いたいと思ったことがある人も、それぞれ参考にしてもらえるような記事になれば幸いです。

ではでは、ぜひ最後までお付き合いください!


テーマ・カテゴリの簡単な紹介

WPP2023で来日した、海外産の水属性魚族シンクロテーマです。英語圏のジョークとして知られる「Ghoti(フィッシュ)」をほぼそのままローマ字読みしたテーマ名となっており、除外を自在に駆使する動きが特徴的です。除外された下級が場に帰還し、シンクロをつないで自分も相手も消し飛ばしながらどんどん大きくなっていく様はまさに圧巻の一言。宇宙×深海魚という幻想的なイメージに心奪われた決闘者も多いのではないでしょうか。ただ普通の展開系デッキではなく、また環境常連というわけでもないため、やや玄人向けの印象があります。


★出張パーツの紹介

さっそく今回出張するパーツを見ていきましょう!

デッキ
▸ゴーティスの妖精シフ ×1
▸ゴーティスの朧キーフ ×1
▸ゴーティスの月夜サイクス ×1
EXデッキ
▸ゴーティスの大蛇アリオンポス ×1
▸ゴーティスの双角アスカーン ×2

メイン3枚、エクストラ3枚、計6枚の出張です。
各カードの効果にも軽く触れておきます。

▸ゴーティスの妖精シフ

レベル2チューナーのクリオネゴーティス。①の効果は墓地の自身を除外し場の魚族の火力アップ。②の効果は除外された次ターンのスタンバイに帰還、③の効果はssされた相手ターンに魚族をシンクロできるというもの。自力で除外された上で一生帰ってきてくれる最強ゴーティスです。アスカーンを出すために使います。1枚で十分なので1積み。

▸ゴーティスの朧キーフ

レベル2非チューナーのゴーティスで、この出張の要です。後発組。①の効果は場に魚族がいれば自身ss、②の効果は相手がモンスターをssしたらそのモンスターと自身を同時に除外し、除外先の別の魚族を帰還させるというもの。③の効果でシフと同じく除外された次ターンに帰還できます。アスカーンに次ぐ妨害カードであり、今回は基本このカードを使いまわすことを考えながら動いていきます。1枚で十分なので1積み。

▸ゴーティスの月夜サイクス

レベル6非チューナーのお魚ゴーティス。キーフと同じく後発組。①の効果で場に出た時に魚族をなんでもサーチし、その後手札・フィールドから魚族を除外、②の効果で自身が除外された場合に手札・フィールド・墓地から魚族を除外して帰還。場・墓地・除外先をぐるぐる回るエンジン役です。1枚で十分なので1積み。

▸ゴーティスの大蛇アリオンポス

レベル6非チューナーのシンクロゴーティス。この出張の初動です。①の効果でシンクロ時にデッキからレベル6以下の魚族除外、②の効果でシンクロ素材になったら墓地から魚族を除外し、そのモンスターのレベル以下の魚族をサーチ。今回は初手でサイクスを除外しますが、通常であればシフを除外して2枚でアスカーンに繋いでいきます。1枚で十分なので1積み。

▸ゴーティスの双角アスカーン

レベル8非チューナーのシンクロゴーティス。①の効果はシンクロ時に自分の魚族と相手のカードを除外、②の効果は自身が除外された場合に墓地から魚族を除外することで帰還するというもの。ゴーティスの妨害筆頭ですが、使い切りになってしまうためこの出張ではキーフに辿り着くまでの繋ぎ役です。展開上必須なのは1枚、ただし2枚あると何かと便利なので2積み。


★このパーツの動き

今回の出張パーツがどんな動きをするのか、実際に見ていきましょう!

初手は大蛇アリオンポスのシンクロ召喚です。
手数は多くありませんが、ターンが往復します

1.アリオss
2.アリオefサイクス除外
3.サイクスef自身ss(コストアリオ)
4.サイクスefシフサーチ&除外
~相手ターン~
5.シフef自身ss
6.シフefアスカーンss
7.アスカーンef自身&相手除外 
8.アスカーンef自身ss(コストサイクス)
9.サイクスef自身ss(コストシフ)
10.サイクスefキーフサーチ&自身除外
〜自分ターン〜
11.シフef自身ss
12.キーフef自身ss

いい感じにぐるぐるしてますね。ターンが返ってきた時点で盤面にシフ&キーフ(生き残っていれば追加でアスカーン)が並んでいる状況です。
なんだかパッとしないゴールに見えますが、実はこの時点ですでにキーフ&サイクスによる除外ループが成立しています。相手モンスターのssに反応してキーフが自分と相手を除外+サイクスを帰還させると、場に出たサイクスの効果で好きな魚族をサーチした上で自身を除外、最終的に次ターン再びキーフが帰ってきて元通り、となるわけです。除外&サーチで毎ターン2アド稼げる算段

大前提として、ゴーティスはシフ1枚(とエクストラ)で出張が成立するテーマです。アリオンポスからシフ除外、次ターン帰還したシフ&アリオンポスでアスカーンss→除外、と妨害を構えられるので。ただアスカーンは使い切りになってしまうため、繰り返し除外を打ちたければどうしても複数枚積む必要が出てきます。その点キーフ&サイクスのコンボは、アスカーンを1枚しか積んでいなくとも(サーチ先がある限りは)無限に除外を打てるため、継続的なアドの面でシフのみの出張にはない強みを持っているわけですね。

今回あえてアスカーンを2枚積んでいるのは、キーフで帰還させるモンスターをアリオンポスにすると、シフ経由で再びアスカーンにつながって2ターン目に除外効果を2回打てるメリットがあるからです。サーチ範囲は少し狭くなりますが、場にいるシフを絡めた動きになって楽しいですし妨害性能も格段に上昇します。エクストラに空きがあればアリな択かなと。

ちなみにシフ&キーフ、あるいはシフ&サイクスの2枚出張でも除外ループは成立します(キーフ&サイクスの場合は他のカードがないと不成立)。ただ、これらの場合はアスカーンの複数積みが必須です。アスカーン1枚で回るのはシフ&キーフ&サイクスの場合のみです。


★この出張の強み・弱み

強み

優秀な妨害性能
アスカーンのなんでも除外効果は言わずもがな、キーフのモンスター除外効果も(条件付きではあるものの)相当強力です。それが毎ターン打てるのだから弱いわけがありません。遊戯王というゲームにおいて、除外という除去手段はやはり一段抜けた強さを持っているなと感じさせられます。

初動の安定感
普通の出張テーマと違って今回はシンクロから動き出すためパーツを引けたかどうかは関係がなく、あらかじめルートを組んでおけばほとんど事故なしに展開できる利点があります。シンクロ6さえ出せればどんなデッキでも使える可能性があるのも嬉しいです。

循環性
ひとたびアリオンポスを出してしまえば、以降は独立して除外効果を打ち続けるシステムと化す設計です。シフ&アスカーンを使った場合もルートからは外れず、こまかな動きを付け足すだけで済むので、循環を途絶えさせることなく動き続けてくれます。

アド稼得力
除外だけでも相当偉いのに、サイクスが場に出るたびに魚族のサーチまでしてくれるためアドの稼得力は尋常ではないです。除去のおまけでサーチがついてくるなんて割と未来の性能してると思います。

弱み

動きの細さ
出張全般に言えることですが、展開ルートが一本線でかつ非常に細くなっているため妨害されたら手も足も出ないです。自発的に除外できる構築にしておかないとリカバリーは困難かと。

❷シンクロ6の競合率
瑚之龍、ブリューナク、トリロスークタ等、シンクロ6は汎用もカテゴリカードも粒揃いなため、出せるデッキでは概ね使いたいモンスターが決まってしまっている印象があります。あえて使うことはできなくはないけど、その必然性は……というパターンが多そう。

過剰妨害
そこそこ強いデッキを相手取った場合でも、除外という動きがあまりに強すぎて割と早々に決着がついてしまい、何ターンも往復してアドを稼ぐ動きに至らないパターンがしばしば発生します。毎ターン除外できるのは確かに魅力的ですが、そのレベルの妨害が必要となるデュエルばかりかというと、正直そんなに……

リトルナイト
リトルナイトとかいう汎用最強の上位互換がいます。ほんとなんなんでしょうねーあのカード。あちらはエンドフェイズに相手を戻してしまうので完全上位互換ではありませんが、出しやすさが段違いすぎてあれもこれもリトルナイトでよくね?ってなってしまいがちです。ま、どうせそのうち禁止になると思うけど。


★出張パーツ拡張案

妨害が強すぎるならガチデッキで使えばいい、競合先や上位互換がいるならそいつらが出せないような展開で使えばいい──というわけで今回は〝海皇水精鱗(かいおうマーメイル)〟と合わせた拡張案を紹介します。古くから根強い人気を誇るカード群であり、炎王の強化を追う形で夏頃に多くの新規をもらったため、今最もアツいテーマの一つと言えるのではないでしょうか。

初手はおなじみネプトアビス1枚からスタート。手札コストなしの展開です。

1.ネプトns
2.ネプトef海皇精サーチ(コスト竜騎隊)
3.竜騎隊ef深影隊サーチ
4.海皇精efディニクサーチ(コストネプト)
5.ネプトef竜騎隊蘇生
6.ディニクef自身ss(コスト深影隊)
7.鎖①深影隊ef竜騎隊ss
8.鎖②ディニクefオーケサーチ
9.バハシャss
10.バハシャefリヴァーチュss
11.鎖①竜騎隊ef轟海皇サーチ
12.鎖②リヴァーチュef罠サーチ
13.リヴァーチュef竜騎隊回収
14.轟海皇ef自身ss(コスト竜騎隊)
15.竜騎隊efディーヴァサーチ
16.トリーテss
17.トリーテef竜騎隊蘇生
18.トリーテefアビス罠セット
19.海皇龍神ss
20.皇たるss
21.海皇龍神ef3体蘇生(コストオーケ)
22.皇たるefトリアイナサーチ
23.深影隊efレベル変更(コストディーヴァ)
24.ガイオss
25.オーケef2体ss(対象自身)
26.アネモネss
27.アネモネefディーヴァ蘇生
28.トリアイナef竜騎隊蘇生
29.アリオss
30.アリオefサイクス除外
31.サイクスef自身ss(コストアリオ)
32.サイクスefキーフサーチ&除外
33.バブルリーフss
34.罠セット

竜騎隊2体からバハシャ&リヴァーチュ、さらに高レベル体でアビストリーテ&海皇龍神までつないでいき、ゴーティス展開を入れつつアネモネやオーケアビスで頑張って大型モンスターを出すルートになっています。最終的に盤面にはリンク3ネプトアビス、ガイオアビス、バブルリーフ、バックにヴァーチュ・ストリーム、アビスチームが置かれている状況です。

妨害については、ガイオアビスによるフリチェモンスター全無効、帰還したキーフによる除外、ヴァーチュ・ストリームによるフリチェ2破壊、墓地のアビスラインによる轟海皇のフリチェバウンスで、計4つになります。
また手札の増減については、アビスチームの3ドロー&墓地・除外回収効果、バブルリーフの1ドロー、アビスラインの1ドロー、ssされたサイクスの魚族サーチ、リンク3のトリアイナ回収効果で、相手ターン中になんと手札が8枚増えます
さらにここにリンク3による全体対象耐性、バブルリーフの打点上昇効果、轟海皇による海皇or水精鱗の墓地送り効果、そこから誘発する固有効果、そして墓地のヴァーチュ罠効果が加わってきて……

……???(混乱中)

要点を絞って見ていきましょう。
お気付きの方もいるかもしれませんが、この拡張案ではシフとアスカーンが不採用となり、本来はループ不可能なキーフ&サイクスのみが出張されています。これはバブルリーフのおかげでサイクスを墓地に送りつつ除外できること、その結果ループに不可欠な「場にキーフ、除外先にサイクス」の状態を簡単に作り出せることによるものです。もちろんシフ&アスカーンは積んでも問題ありませんが、いかんせん今回は枚数が多いのでここは軽量化してみました。

轟海皇の妨害効果は結構複雑で、ガイオアビスの効果を起動した後「素材竜騎隊efネプトアビスサーチ→アビスラインefネプトアビス捨ててドロー→ネプトアビスef轟海皇蘇生」で打てる流れになっています。竜騎隊で手札を増やせると本来であれば手札±0となるアビスラインのドローが+1に化けるので、なるべくガイオアビスの素材に使っておきたく、したがって深影隊のレベル操作を打つタイミングはしっかり考える必要があります。

轟海皇はバウンスの際に海皇か水精鱗を墓地送りします。この効果で深影隊を送ると相手ターン中に下級の海皇か水精鱗を持ってこれて、リヴァーチュ罠のコスト要員を簡単に確保できるようになります。さらに破壊すると墓地のアビスチームの回収効果も確実に誘発できるため、重ねて美味しい構えです。

相手ターンに手札が8枚増える(1枚初動なので手札12枚!)のは驚異的という他ありません。その半分を担っているアビスチームは場の種族を3つまで参照する効果ですが、海皇水精鱗は魚族にアクセスする手段がかなり限られているため、ディーヴァを使いサクッと展開に入れて最終盤面にも残ってくれるゴーティスはかなり噛み合っていると感じます。古来より手札は多ければ多いほどよいとされていますからね(アーマード・シャークを使うルートをよく見かけますが、あちらは魚が盤面に残らず、また素引きが事故につながるため自分は採用していません)。

ディーヴァ初動の場合概ねネプトアビスと同じ展開で、海皇龍神の蘇生効果後の順番だけ「ゴーティス→トリアイナef竜騎隊蘇生→深影隊ef→ガイオアビスss→アネモネss→オーケアビスef→アネモネef」と組み替えておく必要があります。これにより竜騎隊をガイオアビスの素材にしつつリヴァーチュ罠のコストも残すことができるようになります。オーケアビスの効果を使わなければそのままネプトアビスと全く同じ盤面にもできます。

なおディーヴァ、ネプトアビスに加え、ディニクアビスも(手札コストが追加で1枚必要になりますが)初動になれるカードです。こちらは少し展開が異なるため別で書いておこうと思います。

1.ディニクef自身ss(コスト1枚)
2.ディニクefオーケサーチ
3.オーケns
4.オーケef海皇精&深影隊ss(対象ディニク)
5.リヴァーチュss(使用オーケ&海皇精)
6.リヴァーチュef罠サーチ
7.リヴァーチュef海皇精回収
8.海皇精efディニクss(コスト深影隊)
9.深影隊efネプトss
10.ネプトef竜騎隊サーチ(コスト竜騎隊)
11.竜騎隊ef轟海皇サーチ
12.轟海皇ef自身ss(コスト竜騎隊)
13.竜騎隊efネプトサーチ
14.トリーテss
15.トリーテef竜騎隊蘇生
16.トリーテefアビス罠セット
17.海皇龍神ss
18.皇たるss
19.海皇龍神ef3体蘇生(コストネプト)
20.鎖①ネプトef竜騎隊蘇生
21.鎖②皇たるefトリアイナサーチ
22.バハシャss
23.バハシャef任意ss
24.竜騎隊efディーヴァサーチ
25.深影隊efレベル変更(コストディーヴァ)
26.ガイオss
27.アネモネss
28.アネモネefディーヴァ蘇生
29.トリアイナef竜騎隊蘇生
30.アリオss
31.アリオefサイクス除外
32.サイクスef自身ss(コストアリオ)
33.サイクスefキーフサーチ&除外
34.バブルリーフss
35.罠セット

初手ディニクアビスからオーケアビスをサーチ&そのまま召喚し、アビスラインと深影隊、ネプトアビスを無理やりデッキから引っ張り出して展開するルートになります。通常ルートと比べ似た部分も多いとは思いますが、リヴァーチュとバハシャの順番が逆転しておりバハシャの特殊召喚用のモンスターを別に用意しなければならない点が特徴的です。

ディニクアビス初動では他と違い、展開上オーケアビスが必須となっています。ディーヴァ&ネプトアビス初動も結局のところオーケアビスさえいればちゃんと動けるので、このカードを1枚積んでおけば基本的には必要十分です。もちろん他のパーツを増やしても構いません。

バハシャの効果によって素材なしで出す意味のあるカードは調べた感じピュアリィの水くらいで、そちらもよっぽど効果を使うことはなさそうなのでワンチャンドローで動けるトルピードにしてあります。……が、正直誰でもいいです。重要なのはバハシャの素材となっている竜騎隊の効果を使うことなので。

各展開で2枚積みのゴーティスを素引きしてしまった場合のケア方法についても触れておきます。
ネプトアビス初動
キ素引き:サイクスで除外。
サ素引き:海皇龍神効果の手札コストをサイクスにし、オーケアビスは手札からそのままss。
両素引き:サイクスは海皇龍神コストで墓地へ。キーフはアリオンポスが場にいる間に自身効果で手札からssし残す。
ディーヴァ初動
キ素引き:同上。
サ素引き:同上。
両素引き:海皇龍神ef後、深影隊ef(コストサイクス)→アネモネ&ガイアアビスss→オーケアビスef→アネモネefディーヴァ蘇生→バブルリーフss→トリアイナef竜騎隊蘇生→アリオンポスss→キーフef自身ss。アリオンポスを罠のコストにするルート。
ディニクアビス初動
キ素引き:同上。
サ素引き:初手のディニクアビスのコストで墓地送り。
両素引き:サイクスはディニクアビスコストで墓地へ。キーフはアリオンポスが場にいる間に自身効果で手札からssし残す。

なおメインが24枚、エクストラが10枚、しかも展開ルートで結構な数を使い切ってしまうかなり重い拡張案となっていますが、ほぼほぼデッキそのままの形に近く、残った枠は汎用や捲りで自由に使えるためあまり気にならない印象です。複数積みしているものも結局引いた分だけ展開が伸びるタイプのカードばかり(深影隊×2で初動になったりとか)なので意外にスマート。もう全っ然ファンデッキではありませんが、ガッツリ妨害を敷きつつアドをドカドカ稼げるのでこれはこれで楽しい!


その他補足事項

今回の出張セットには入れていないカードたちを軽く紹介しておきます。

・他のゴーティス
今回の出張では不採用となった他のゴーティスたちも、みな負けず劣らず一癖も二癖もあるユニークな効果を持っています。手札誘発っぽい動きをするスノーピオスや除外ターンに即帰還できるゼップも有用ですし、うまくいけば罠・イーノック・イグジープあたりでループコンボを組んだりもできるようなので、ぜひ研究してみてください。

・魚族
サイクスでサーチする用。浮上するビッグ・ジョーズ、カット・イン・シャーク等の鮫系カードはもちろんのこと、最近新規をもらったフィッシュボーグや優秀な下級を抱えているリチュア、それから魚族古代兵器代表のシーラカンスなんかも混ぜると楽しいかと思います。

・海皇水精鱗
今回採用しているもの以外にも海皇水精鱗にはまだまだ優秀なカードがたくさん揃っています。アビスパイクやアビスグンデ、アビスディーネ等展開を伸ばしてくれるテーマ内カードをはじめ、ミンストレルやムーラングレイス、結界像(!)といった環境レベルでよく一緒に採用されているカードたちもかなり強力です。

・水属性なんでも
海皇水精鱗は強烈な水属性縛りをつけてしまいますが、逆に言えば水属性でならなんでも使いたい放題です。展開を一層伸ばせるエジル・ラーン含む氷水、強化されてテーマの動きがかなりしっかりしてきた氷結界、最近の新規で一躍環境レベルまで躍進したマテリアクトル等、個性豊かなメンツが勢揃いしており、まだまだ成長し続けるデッキと言えるでしょう。


おわりに

今回はゴーティスの(たぶん)マイナーな出張案を紹介しました!
いざ使おうと思うと中々一筋縄ではいかないカードたちですが、素敵すぎるイラストにイカした動きまでついてくる超魅力的なテーマだと思います。この記事を読んで興味を持った方がおられたら、ぜひぜひOCGでもマスターデュエルでもどんどん試してみてください!

これからもこんな感じでたまーに変わった出張を紹介していきますので、少しでもいいなと思ったらスキ・拡散等お願いいたします!
最後までお読みいただきありがとうございました!



おまけ
最近父親が釣りにハマりました。私もサイクスみたいなやつ釣り上げたいかも……🐟


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