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45日目 巨漢の男

夢の中の彼はとても落ち着く存在だった
後ろ姿しか視認できていないのだが、夢の中の彼は人間の持つ匂いや音を何も持っておらずただひっそりと寂しそうな背中をこちらに向けている
私は彼に近くまで接近する
近づけば近づくほど彼は存在しかないのだと確信する
彼は肉で構成されていないのだ
そうだ、全部幻だ

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おはグロ
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