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Xデザイン学校 ベーシックコース 土曜日 第二回 振り返り(また遅め)

すごく遅めな、Xデザイン学校土曜日 第二回講義の、振り返りです。
(思い出しで、自己弁護や美化してるかも。すみません)

皆さんの振り返りnoteを見てみたら、受講後すぐ振り返っている上に、濃い密度で書かれていて、情報処理能力の差を感じずには居れません。

自分はといえば、リアルタイムに反応する力が欠けている上に、自分が大事にしたいことの優先順位をうまく決めきれず、とっ散らかりを毎度反省しきりです。
そのようなことも、筋力のように、日々鍛えていくしかないのだと痛感します。

まぁ、そもそも向いてないとすれば、今はとりあえず一回書いて書いて、削って!削って!をやるのみです。といった結果の、今回の振り返りです。(それでも長いな)

本編前 (講義に入る前も気になる話メモ)

  • 必殺技にしがみついていたら、変化できない。プロセスを含めて全部捨てよう。
    ▶ どの世界でも、持っている知見は古くなるし、変わっていかなければ生き残れないのだなと思った。

  • 知識は「引き出し」と「収まり」。生の情報をそのままは持ちきれない。概念化しないと使えない。
    ▶ 自分が全くできてないところ。引き出しに収まってない汚部屋。ゴミ屋敷。散らかっていたら何もできない。一回全部捨てないと始められないかも。

  • パーパスは他者評価で決まる。顧客との関係性で作られる。顧客に気付かされる。
    ▶ VMVとかの話で、パーパスもあるという話は聞いたことがあった。でも、パーパスは自分で勝手に決めるものではないという話は、目からウロコだった。

本編 エスノグラフィ/行動観察 振り返り

調査で一番やってはいけないこと

一番やってはいけない事は、思い出して話してもらうこと。
人間は思い出すとき美化してしまう。そのデータは役に立たない。加工されていない、一次情報が大事。
▶ やりがちだし、聞いてしまいがち。気をつけたい。

最低3つのデータが必要

調査はすべての根本。それが狂うとすべてが狂う!
基本中の基本として、ひとつのデータで考える危険性の話があった。
一つの話だけ鵜呑みにしては騙される。という話であった。

それを防ぐためには、トライアンギュレーション**(三角測量)** 。
3種以上というのは、調査方法、実施する人、場所や集団、時期や、理論を変えること。
▶ これは日常でも意識した方が良い気がした。うっかり話の上手い人の、甘い話に乗せられないように気をつけたい。

教科書どおりにやらなくてよい

お金を稼ぐ人というのは、どんな方法でも使うという。
リサーチと聞くと、自分の頭の中の、聞きかじったお作法で考えてしまいがちだけど、もっと何でもアリでいい。
▶ 上手にスマートにやらなくてもいいんだと思った。
先に方法があるのではなく、色々な人が色々な方法を試した結果、それに名前がついたのであって、ルールなんてないというのは、自分で枠にはまらないように気をつけたい。

先に聞くな。まず見て、それから聞け。

まず見る。
何に困っているか、何に喜んでいるか、変なことしてないか、よく見る。
そして、なぜそんなことをしたのか、聞く。
その「行動データ」と「発話データ」を組み合わせたプロトコルデータを取ることが大事。
▶ カウチポテト族に、自分がほしいリモコン模型を作ってもらって、それを採用するのではなく、それをもとに聴き、調査する、というのは、
今取り掛かっている、WEBページ刷新フローのヒントになる気がした。

一次情報に触れないと、新しいことが生まれない

▶ 数字になったデータだけ見て、なにか分かったような気持ちにもなりがちだが、自分自身、すでに処理された情報しか見てない気がしてきた。
仕事で数字を見ることもあるが、それって一体なんなんだろうと、わからなくなってきた。仕事で使ってるデータの一次情報って、一体何なんだろうって思ってしまった。かっぱえびせんを食べて、エビを食べた気になっているような気がしてきた。
▶ 暴走族のエスノグラフィーの書籍の件、飛び込んで調査する話はぐっと来た。捕まっているときに話を聞いても、過去のことを振り返るときは美化しちゃうという話は、人間らしい感じもするけど、調査データとしては役に立たない。

調査のタイプ

調査には仮設生成型(質的調査)と、仮説検証型(マーケティング)がある。
エスノグラフィは仮設生成(新しいコンセプト開発)に向いている。
行動観察は分析や改善、問題解決に向いている。
▶ 分類を言語的に見せてくれると、自分のわかってなさ加減が理解できてはっとした。

暗黙の価値観を知ること

エスノグラフィは、参加型の調査。現地での、加工されてない一次情報収集。暗黙の価値観を知ることで、調査集団に認められ仲間になる。
何かを知りたいということは、好きだということ。調査すると更に好きになり、自然とトライアンギュレーションが起こる。
▶ 3つの視点で調べ始めたら、それはもう好きということかも知れない。

ワーク:プラットフォーム、デベロッパー、ユーザのピラミッド

既存のビジネスをPDUピラミッドで構造化して、パーパスなどを見てみようというワークだった。そんな視点で、ビジネスを見たことがなかったので難しかった。

そのような目で見てみると、そのビジネスは何を民主化しているのか?どんなパーパスなのか。何を概念化しているのか? 気になってくる。(それってもう好きになりかけてる?)

講義の後、他にも考えていたら、新規ビジネスとかではないけれど、祭(縁日に出てる屋台)とか、フリーマーケット、とかも構造的にはそうかもと思ったりして、日頃から、そんな目を持って生きていたら、面白そうだと思えた。

そもそも、自分が所属している会社の、顧客視点から見たパーパスってなんだろうっていうことを考えさせられる。そして難しい。

まとめ

エスノグラフィーの講義を受けて身にしみたことは、自分の「見てなさ」「一次情報あたってなさ」だった。

まず見る訓練として、すでに属している集団「家族」の自分の子供のことをもっと見てみようと思った。
また、所属している会社に関しても、いつも向けている意識とは違った角度で見てみようと思った。

そういった日頃の訓練を、はじめよう。はじめたい。はじめる。

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