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Xデザイン学校 ベーシックコース 土曜日 第10回 振り返り(最終発表)

講義が終わった放心状態で振り返り損ね、
そのあと体調を崩したりで、一ヶ月が経ってました(すみません)
今更ながら振り返ります。

2023年 2月18日、最終回。総決算。大発表会。
一年、長かった。けれども、あっという間だった。
やっとゴール。でも、もう終わっちゃうんだー感があった。

発表当日。
間際でも、こんなの発表内容で全然ダメなんじゃないかという気持ちが消えず、直前までバタつきながら、みんなでがんばってなんとか形にはできた
という状態で臨んだ。

発表自体は、みんなで頑張った甲斐もあり、なんとか着地したいという思いが実を結んだ。受けも良かったし、よい発表だったと思う。

反面、新サービスとしてどうかって言われると、いろいろ突っ込みどころもいっぱいなので、うーん、と自分で思っているところもある。

ただ、一年間あれこれ右往左往した結果が、初見の方々にも伝わったというのは、なんとも言い難いうれしさがあった。

個人的な達成感としては、
発表・・・よかった!
サービス・・・まだまだ全然!

やりきれなかったところ、届かなかったところは、沢山ある。
時間的、能力的、環境的、いろいろな面で感じる。

もっとたくさんインタビューが必要だったんじゃないかとか、
リサーチ足りないさとか、課題への理解や解釈の解像度、
収益モデルの甘さとか、シナリオの詰めとか、
もっと違う答えがあったんじゃないかとか、
もっとチームややり方、自分の関わり方を
うまくできたんじゃないかとか、色々と思うところはある。

時間があれば解決できたか?というと、そうでもないところもある。
能力的なこともさることながら、教養とか、普段からの意識や考え方とか、
そういう所の足りなさを痛感した。反省点や課題、力不足は大いに感じた。

ただ、うまく行かなかったばかりではない。
チームで試行錯誤繰り返したところはその分学びが深まったし、チームでの進め方とか、ワークのまとめ方とか、進め方とかも、皆さんのおかげですごく勉強になった。(ありがとうございました)

今年に入ってから怒涛の日々でまだ実感ないけれど、
この一年間のこともまだ理解しきれてないところも多い。
引き続き振り返って、少しずつやって血肉していきたいと思っている。
でも、なんとか最終日までやって、着地できたのは、本当に良かったと思っている。

振り返りに時間があいちゃったので、

この一年で印象に残った事 ベスト5

(まだまだありそうだけど、ぱっと思いついたところ

頭をクリアにするのが仕事

先生がおっしゃってた一言。
仕事ができる人は溜め込まないし、いつも頭をクリアにして判断できる状態にしておくのが仕事っていう話をされていて、
いつも仕事を溜め込んで、頭の中がゴミ屋敷のようになっている私としては肝に銘じたいワンフレーズだった。頭がクリアじゃない状態を自覚するようにはなったし、どうやったらクリアにできるか考えるようになった。

想像でやるな・本当にそうなの?って問う

トライアンギュレーションという言葉から、講義がスタートした気がする。
こうするほうが良いという話が仕事でもあるけど、
データの有無もそうだけど、そのデータの読み方すら
前はそのまま流してしまったところでも、
ほんとにそうか?って、一歩立ち止まれるようになった。
その問いによって、強度が上がるならいいなって思う。

手法・方法いろいろ

講義では学術、理論的な学びと、実践的な面での学びがあった。
(プラス、生き方的な面でもあった)
いろいろな調査手法やプロトタイピングの手法があったが、
シナリオ法、上位下位分析、思考発話法なんかは、自分でも引き続き
いろいろ試していきたいと思った。(特にシナリオ法、上位下位分析は、仕事に使える。思考発話法は、自分の日常生活のときに、意識的になりたいときに使ったりする)

考えを伝えるのは難しい&プロトタイプ

  • 失敗しないと自転車に乗れるようにならない。
    という話があって、上手にできるところを見てほしいっていう欲って出しがちだけど、正解をだすのが目的じゃなくて、できてないところを知る、たくさん転ぶのって大事だなと感じる。

  • 伝えたいなら、わかるように見せなきゃ、伝わらない。
    わかる形で伝えられなかったら評価できない。ちゃんと伝わっただけ、良いフィードバックが得られる。
    このようなことから膨らませると、日常会話とか、どんな小さなことでも、コミュニケーションって全部プレゼンなんだなと思った。実践するのは難しいけど、そう思った。

  • 見えるようにしたら、どこがダメかがわかる。
    ユーザーが操作する時には画面なんか意識しないし、目的が達成できたらいい。だから設計者の、想像でやったらダメ。早くプロトタイプをつくって、みんなに見えるような形にして、素早く失敗することが大事。
    プロトタイピングっていう概念を自分の中で、これからもっと中心に持っていきたいと思っている。(見える化して合意形成取りやすいし、ダメなところも見てわかる、そういう意識を仕事でも大事にしていきたいと思った)

教養がすごく大事、普段の視点がすごく大事

社会から考える、会社の存在意義から考えるっていう視点をもらった。
以前は、誰かが発信したいことのと伝わる確率を上げていくっていう、伝達仲介者の意識しかなかったが、それにしても視野が広がった気がした。
また、人間はいかなるものか、っていうのを考える、そもそもの視点を持つようになった。

自分ごとにすること。あるある探しが大事という話があった。
みんなが思ってるけど、言葉にできてないあるあるを探す。

会社は儲けないと続けられないし、設けるためにしかお金を使わない。
その辺の意識も、感じてはいるけど、より強固になっった。

そして、普段からそういう意識持ってないと、
鈍いままだよっていうのは、痛感した。

まとめ

正直、この一年で学んだこと、全然血肉にできている感はまだないし、消化中っていう感じだけど、消化は止めないで、少しずつでも身にしていきたいと思っている。

この一年、大変ではあったけれど、自分自身の底が広がるきっかけをもらえた気がして、受講してよかったと思っています。次年度受講は難しいけれど、また復帰したいと思っています。どちらにしても、学び続けたいと思います。一年間、ありがとうございました!

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