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『六条さんのアトリビュート』七月号感想

 今月の六条さんの感想を書こう。

 今月も中々興味深い話だった。前回が六条さんについての話だったが、今回はこのみちゃんについての話だった。

 何故このみちゃんが絵を描くのか、その一端を読めた気がする。

 画材のことであったり、絵を描く時の注意点であったり、今回も又楽しい事が学べた。それこそ画材の事なんかは全く意識した事の無い事だったから、思わず、へぇ!と声を上げてしまった。

 回想のお父さんの曖昧な返事が何か不穏な空気を醸し出していて、お父さんがなぜあの反応なのか…疑問とワクワクで胸がいっぱいになる。これからがとても楽しみだ。もうすでに来月号が待ち遠しい。

ついでに、今月はののちゃんとゆづちゃんが出てこなかったのは少しだけ寂しい(結構あのキャラは好き)まあ、休日の話だったから仕方がない。

 そういえば前回の感想の時書き忘れていたが、ののちゃんの幽霊観ってジャンプ漫画ばかりだったな…。

 あと読んでいて気づいたのは、このみちゃんの今回描いた絵には風景の中に沢山の人やテント?もしくは木が描き込まれていたが、六条さんの描いた絵は遠くの木々や手前の草原の風景のみでこのみちゃんの方に描かれていた手前の景色には何も描かれていなかった。これは二人の描きたいことが違うからなのか、それとも何か意味があるのか…。このみちゃんが六条さんの絵を見て呟いていた事と何か関係があるのか…。これもまたワクワクする。

 正直こういう考察的なものは基本読者の考え過ぎだと思うところはあるが、たとえ間違っていてもこういう風に考える時間がとても楽しい。まぁ、私の物は考察の域にも達していないが。

 とにかく、今回もとても面白かった。食べ物に釣られる六条さんはいつまで経っても可愛い。ホント好き。