何回で良くなりますか?
「何回で良くなりますか?」と
よく聞かれるのですが、これに関しては1回かもしれませんし、10回かもしれません。
何故言えないのかというと、人間にはホメオスタシスと呼ばれる恒常性が働くからです。
良い刺激も悪い刺激にも反発して、戻ろうとする身体の力が働きます。
なので、何回で良くしますとも言えません。
いつも私は仮の話「多分、〇〇回で良くなる」「これぐらいの期間で良くなる可能性がある」
でしか話せまん。
また、人間には自然治癒力というものがあります。
切り傷などは分かりやすいと思います。
自然と傷が消えていきますよね。
その自然治癒力が働くものと働いても良くならないものがあります。
肩こりや何度も繰り返される腰痛といった慢性化したものは自然治癒力だけでは良くなりません。
なので、鍼灸であったり、手技(按摩、指圧、マッサージなど)といった施術をして自然治癒力を手助けしたりします。
医療も日々進化しており、どんどん良くなっております。