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土曜19時のスタバの魅力


休日の19時。
「用事が早く済んでしまった。帰るにはなんだか心もとないぞ。」
そんな時に、街角でオレンジ色の灯りの店内に導いてくれるのがスタバなのだ。

平日とは客層が変わる。
結婚式の二次会帰りらしいドレッシーな女子たちやカップルだけじゃなく、
一人で来ている人の多さに気づく。PCを開いている人や教科書を広げている男性、手帳になにかを書き込んでいる中年女性、スマホで漫画を読んでいる年齢不詳の女性。中には、映画を見ている人もいて、「それって家でできるじゃん」みたいな作業があちこちで行われている。

作業に飽きたら人間観察をしたり、女子たちの会話に耳をかたむけたり。時々周りの人がやっている作業をチラ見して、“へええそんなことやってるんだ”と妙に納得してみる。面白いネタを聞いたら、思わず、別のメモ帳を開いてメモを始めたりすることだってある。このワタシの行為を「変なやつ・・・」と思って見ている他人もまたいるのかもしれない。

帰らずに、この場所で作業することに意味があるんだろう。

そういえば、大入り系の居酒屋のカウンターでも『一人飯』を実行しているスーツ姿のおじさまをみることがある。スマホを立てかけ、ビールとつまみを2、3個を前に、動画を眺めている。なぜ帰らないのか・・・?でもそれってこの、スタバで一人時間を過ごしている人と同じなのかもしれない。いわゆる「サードプレイス」なんだろう。直接関わらないとしても、社会の中での居場所として感じられる、ちょうど良い居心地よのさと包み込んでくれる安心感が、ここにはある気がする。

あーだこーだ、思考がめぐる。そんな多種多様な人たちの時間を許容してくれる、受け入れキャパの広いスタバ。
今日もありがとう。

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