見出し画像

豊かさのカケラを組み立てたい

自己紹介

はじめまして、ゆうかです!
東京生まれ東京育ち、化粧品会社でデジタルマーケティングの仕事をしている、好奇心旺盛で人が大好きな社会人2年目です。

学生時代はいわゆる「優等生」でした。やるべきことを計画的に愚直にこなすことは得意で、勉強は向いていたのだと思います。不安も不満も抱かず、真面目に勉強をしていました。

しかし、社会人になって人生の自由度が上がると、どこに向かって走れば良いのかわからなくなってしまうことがあります。

「自分が本当にしたいことは何だろう」
「自分なりの豊かさってなんだろう」

人と話をしたり、旅をしたり、本を読んだりしながら、そんなことを日々考え、模索している最中です。

「人として深い」ってかっこいい

私が「人としての深さ」という概念に気づいたのは高校生の時です。
それまで挫折というものを知らず、ほとんど悩みのない人生を送っていたのですが、家庭の事情に諸々重なり、初めて精神的に追い詰められました。

その時に相談に乗ってくれた友人が、人との関係構築の仕方をとても深く考えていて、
「え、こんなに色々考えて生きてる人いるんだ、すごい…」
と衝撃を受けたことをよく覚えています。
勉強ができることより、運動ができることより、「人として深い」ことの方が、何倍もかっこいいと思ったのです。

ちなみにそれはちょうど修学旅行の時期で、話をしたのはシンガポールのホテルの風呂桶の中でした。笑
シンガポールから帰ってきた時、自分自身が生まれ変わったように感じ、ただの修学旅行ではないとても濃い時間だったな、としみじみ考えていました。

価値観を大きく変えてくれたシンガポール修学旅行


それからすぐに受験勉強期間を迎えたのですが、大学生になってからも、
・どういうことを考えながら生きているのか
・これまでの自分の人生をどう捉えているのか

といった話をすることが増えました。

先述した家庭の事情により奨学金をもらって大学に通っていたので、奨学生仲間は同じように色々な事情を抱えていることも多く、心理的安全性が保たれた話相手がいたことも大きかったのでしょう。

そして振り返ってみると、そういった話をするのは長い時間を一緒に過ごす「旅」の最中が多かったように思います。

私ってつまらない人間?

人と話をする中で、自分がどういう人間なのかを考える機会も増えました。しかし、そんな機会が増えれば増えるほど、私は自分のことを全然よくわかっていない、と感じるようになりました。

就職した会社はひとりひとりの個性を大切にする、というフィロソフィーを持っており、一緒に入社した同期も個性を大切にする考えを持った人たちでした。
研修でもどういう人生を歩んできて、どういう考え方をしているのか、という話をたくさんしました。

話している中で自分自身についてこんなことに気づきました。

・良く言えば適応能力が高いが、それ故に何でも楽しめてしまい、自分が心からやりたいことがわからない
・得意不得意の凸凹が小さく、平均点が高いタイプなので、自分が得意なことがわからない

この先長い人生を見据えた時に、もっと自分自身の感性に向き合い、心の声に耳を傾け、面白い人間になりたい。
そんな想いが強くなりました。

旅との出会いは唐突に

社会人1年目の夏、高校時代の友人が地域おこし協力隊として1年間滞在している島根に遊びに行きました。
旅行にはよく行っていたので、特別な感情はなかったのですが、その旅が私の人生に大きく影響を与えてくれたのです。

最終夜に、友人の先輩が経営している広島のゲストハウスに連れて行ってもらいました。
何の前情報もなく訪れたのですが、そこは海が目の前という最高のロケーションだけでなく、オーナーさんの友達がその友達を連れてきて、どんどん人の輪が広がるステキなところ。
さらに、たまたまオーナーさんが私の会社同期の大学時代の先輩だったことが発覚。なんて狭い世界。

はじめましての人たちと一緒にご飯を作って、語り合って夜を過ごす、心動かされる体験でした。
間違いなく、心から楽しかった。

海が目の前のゲストハウス

ご縁はそこでは終わらず、そのゲストハウスに来たことのある料理好きメンバーが東京で料理会をしているよ、と料理好きの私にオーナーさんが教えてくださり、気づいたら毎月一緒に料理をする友人ができました。

人の輪が広がっていく魅力に取り憑かれた私は、今年の3月と5月にも別の友人を連れてゲストハウスを訪れ、繋がるはずのなかった友人同士が繋がる面白さを感じています。

豊かさのカケラ

旅先で出会った人との不思議なご縁、旅先だからこそ語れる深い話、それらのおかげで私の人生は豊かになってきている気がします。

自分という人間と、関わるたくさんの人たち、全部ひっくるめて"人"の魅力にたくさん触れ、楽しい時間を過ごすこと

これが私なりの「豊かさ」かなと、今やっと暫定の答えに辿り着きました。

誰もが自分らしく、楽しく生きながら、自分自身をアップデートしていける前向きな世の中

目指す未来はこんな感じかな。
同じように「自分らしさ」を見つけようともがいている人、それはわかっていてもなかなか自分らしくいられない人、そんな人たちが前を向いて楽しく生きられる世の中になったらいいな、と。

でも、まだまだ「自分らしさ」の解像度は低いですし、進むべき方向も曖昧です。
少しずつ明確にしていくため、日々面白い!と思うことのカケラを少しずつ集めています。


・デジタル領域
これまで全く興味がなかったのですが、仕事で関わっているうちに面白くなってきました。データを使って体験をパーソナライズしていくのって実はハートフルなのかも。
技術の発展は凄まじく、そんなことまでできるの!?と、学習欲を刺激されます。ちょうど今月から会社の研修プログラムを使い、AIの学習も始めました。
また、よく言われることではありますが、デジタルが発展していくと、人間がする作業が減って、価値を生み出すことが増えていきます。仕事のあり方、生き方、デジタルを活用して変えられることはたくさんありそうです。

・料理の可能性
先述した料理会では、集まるメンバーが国際色豊かなこともあり、「今日はインドネシア料理!」のように各国料理を作ることもあります。今まで触れてこなかった食文化に触れることがものすごく面白い。
そして、「一緒に料理をすること」で生まれるコミュニケーションってすごいなと思うのです。みんなで同じ方向を向いて共同作業をする、成果が短時間で形として見えて達成感も得やすい。これ、何かに活かせそうだなと。

・住まいと気候と人の心
住んでいる環境やその気候が人に与える影響はすごく大きいと思います。私はずっと東京住みですが、自然が大好きで、自然に触れられるところに住みたいと常々思っています。育ってきた環境がその人にどんな影響を与えてるのか、深掘りしてみたい。
寒いと、天気が悪いと、精神的ダメージが大きいということも最近人と話している中で感じています。確かに私も冬は心がどんよりしていることが多いです。人間、というより、地球を生きる生物としての本能なのかな。


ここに挙げたのは一部ですが、面白い、と思えるセンサーが比較的敏感なのは自分の強みだと思っています。
これからもどんどんカケラを集めていきたいです。

インドネシア料理会🇮🇩

POOLO4期でやりたいこと


そんなこんなで色々と考えていた矢先に、旅で出会った友人が3期で参加していたPOOLOの存在を知りました。
ニューノーマルトラベラーの学校。響きがもうステキ。

私が豊かさのカケラを集めているように、みんなそれぞれちょっとずつ「面白い」と思うアンテナがあると思うんです。
ちょっと気になってたけど行動を起こすほどでもなかった、そんな想いが形になるきっかけは、同じようなアンテナを持った人との交わりだったりします。

私はアンテナをビンビンに張ってPOOLOに参加し、参加者の皆さんとの交わりの中で化学反応を起こしたい。
イノベーションのほとんどは掛け合わせ、というように、単体ではありふれていても、掛け合わせることで新しいものが生まれることがたくさんあるはずです。

「自分らしさ」の解像度を高め、進むべき方向を明確化する、それもPOOLOで実現できるのではないかと思っています。
まだまだ旅初心者なので、旅の先輩方と話して旅人レベルをアップさせることも楽しみです。

以上、全然具体的なことは言えていないですが、そんな状態だからこそ、今POOLOに身を投じてみたいと思っています。

ニューノーマルトラベラーになって、豊かさのカケラを組み立てたい!

いいなと思ったら応援しよう!