2021年度 Xデザイン学校ベーシックコース#04-ユーザーインタビュー 振り返り
今回も学びを書いてみよー
質的調査にも順番がある
必ず「見る(行動データ)」「聴く(発話データ)」の順で調査する。最初から聞くとインタビューされて、本当のことを言える人は少ない。観察をしていて(なんか変なことしたな?)と思ってから、「どうして〇〇したんですか?」と聞く。この二つで真実がわかるとのこと。
経験から納得できるが、お客様と話している時などは何か聞きたい時は質問してしまいそう。観察してから気になったことを聞くと色々知ることができて面白いかもしれない。
”問い” と ”仮説検証” は違う
インタビューでは、観察によって「問い」を立て、その「問い」をユーザーに対して聞くことで、ユーザーは本当のことを言ってくれる。例えば、問いなら「なぜ設計の意図を勘違いしてこういう実装してしまったんだろう?」、仮説検証「彼が間違った実装をしたのは、そもそも設計書をちゃんと読んでいないからではないか?」
"なんでそういうことを考えたのか" をユーザーから聞く際に、どうしても仮説検証になってしまうし、それが全くないと本来聞きたい事柄から違う方面の話が広がってしまい、インタビューから有意義な意見を聞けていないと感じることもある
自分はついつい理解をするために仮定をおいて質問した人の反応を見て、相手の理解を想定することが多く、仮説検証しがちなので、インタビューには向かないのかなと思ったりしてます。自分なりのインタビューの仕方を身につけたい。
「なぜ」と聞かずに "なぜ" を聞くのは難しい
語彙が少ないのか、私は理由を聞きたい時にどうしても「なぜそう思ったんですか?」「なぜこうではないと考えたんですか?」と聞いてしまいがちです。しかし「なぜ」と聞かれるのは聞かれる側にとては圧力を感じる場合もあるようで、本当に思ったことを言えない可能性があり、それではインタビューとしての意味がなくなってしまう。「なぜ」と聞かずに "なぜ" を聞くスキルを身につけたいなと感じた。Whyでなく、HowとかWhenとかでニュアンスをずらして、Whyを聞く感じかなと。
とはいえ人はそんなに理由を考えて全ての行動しているわけではないので、そもそも理由を本人に聞くということ自体がずれた質問かもしれない。
結び
何となく色々考えさせれた回だった気がする。チームで意思疎通するのも難しいなと感じたり、インタビューをやるのは難しいなと感じたり、課題を感じたからかもしれない。こういうのは学んでいる感じがあってワクワクしますね。
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