2021年度 Xデザイン学校ベーシックコース#01-ブートキャンプ 振り返り
今回の学びを書いてみよー!
PDUモデルというものの見方
既存のサービス(ビジネス)をPDUモデルで捉えた時に今まで見ていたサービスのエコシステムへの理解の解像度が上がったように感じた。
PDUモデルはあるプラットフォームビジネスにおけるプラットフォーム・デベロッパー・ユーザーが何か分けてみるものだが、今まではプラットフォームとデベロッパーやデベロッパーとユーザーを曖昧にしながら捉えていたところもあり、そこを明確に分けることでサービスの構造の見方が鮮明になったように思う。ただ今はデベロッパーとユーザーが状況によって相互に入れ替わるサービスもあり、それだけで全てを説明できるわけではないと感じた。
またPDUモデルで、それぞれの求めているもの・提供しているものを整理したときに足りない項目があれば、それは今作るべき機能であるのかもしれない。
プラットフォームというのは専門家しかできないことを民主化する
自身が社内で配信しているDXを考えるPodcastでも「デジタル化は専門家にしかできないことを民主化する」というような言葉は出てきていたが、しっくりきていなかった。「プラットフォームというのは専門家しかできないことを民主化する」というのはかなり腑に落ちた気がする。専門家という言葉だけでなくても一人だけでは簡単にできないことを誰でも1人でできるようにするという意味でも捉えるのも良いだろう。
そう言うことを考えると我がチームで上がった「ジャパンベーカリーマーケティング(JBM)」をプラットフォームビジネスと捉えるのは非常に面白かった。自分で思いついたSpotifyもそうだったが、プラットフォームビジネスと聞いて、Webサービスやスマホアプリを中心としたものしか思いつかないことが多いだろう。パン職人を民主化したJBMをプラットフォームビジネスと捉えることができるようになったのは、非常に面白い学びだった。
ファクトを大事に!
ワークショップの後で各チームの発表があり、その時の講師からの講評で非常にファクトを大事にされているように感じて、いい意味でびっくりした。よく接するようなデザイナーの方達は、エンジニアの私からするとふわっとしたこと言うなあと感じることが多かったので、デザインを専門にされている方がそれってファクトなの?どこがファクトなの?ということを強く確認されていたので印象的だった。
でもファクトが見えないから動けないというのも違うので動きながらファクトを見つけていくのが良いと感じている。
結び
とりあえずファクトを確認しに、JBM関連のパン屋さんに一度行ってみようと思った週末でした。
追記:
ユーザーにデータでなくサービスを提供して売上をあげることも、エコシステムを構築するためには必要と言う話もあったので、サービスが提供できていればユーザーに渡すデータがなくても良いサービスもあるのかなと思った。
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