幸せってあるんじゃないかって思えた
久しぶりにシャニマスをやり込んでいる。ジュエルを貯めて、限定の小宮果穂さんのカードをガシャで引くためだ。
もう210回連続で引いたところだ。その過程で、「限定じゃない」果穂さんのカードを引いた。
嬉しい。
プロデュースしてみた。このカードのストーリーは、海での撮影に向けて浜辺に出向いた果穂さんの姿を見て、俺(プロデューサー)が感慨にふけるというものだ。
俺もモニターの向こうに広がる光景に見とれた。最近仕事でいっぱいいっぱいだが、それでもまだ幸せってあるんじゃないかと思えた。
果穂さんは星だ。彼女は良く太陽に例えられるが、太陽も広義の星だ。
太陽はあんなに明るい。しかし終わりはある。
何億光年 輝く星にも 寿命があると 教えてくれたのはあなたでした
(歌手:山口百恵/さよならの向こう側)
果穂さんは自分が子どもだと、周りの大人以上に自覚していて、だからこそ大人に憧れている。別に変わったことではない。俺も小学生の頃はそうだった。中学生とか高校生とか町の人がみんな大人に見えて、いつか自分も大人になるんだと思ってたけど、気が付けば26歳になっても全然大人になれなくて、ただ大人の役割ばっかりに追われるようになっていた。
でも果穂さんはきっと大丈夫だと思う。果穂さんは追われるのではなく、自分の役割を追っているから、きっと素敵な大人になれるだろう。せめて俺が大人ぶらせてもらえるなら、どうか子どもとか大人とか書類の上の線引きじゃなくて、なだらかなグラデーションを描くひとときを味わってほしい。本当は小宮果穂に恒常も何もなくて、彼女の一瞬一瞬が限定なんだから。
でも今回の果穂さんは引きますよ。もう4万円くらい課金しちゃったし、晴れ着がかわいいから。
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