38.0027 子供の成長をアルバムに
仕事を見つけようと焦るけど、なかなかうまくいかない。
それでも時は万人に平等に過ぎていく~~~😂
「ちょっと、人より人生プランが遅れてるから待っててよ~」というわけにいかない。どんなお金持ちも、どんなケチな人も、時は同じように消耗し、同じように年を重ねる。
だから、当然、娘もどんどん大きくなっていった。
そのころ、私はちゃんとしたカメラを持っていなかった。
インスタントカメラは持っていた!
それで写真を撮り、せっせと現像していた。
ところで、インスタントカメラって今もあるのかしら🙄???
でも、たった一人の子供。
一枚くらい、きちんと写真を撮って残したい!と思った。
そんな時、知り合いの人が、『スタジオアリスっていうところがあって、昔の写真館と違うんだよ。洋服とか借りれて、すごくいいよ~』と教えてもらった。
なるほど~。そんなところがあるのか。と母と一緒に行ってみた。
そこは、まるで夢の国(とは また大げさだけど)のように、きらびやかな✨ドレスや着物や小道具がいーーぱいあった。
そして、これまで撮影された実際の家族写真や、子供写真が飾られていた!
それを見た親バカな私は、『ウチの子のほうがかわいいって!』と思っちゃって、1回そのお店で撮ることにした。
娘2歳だった。
そうしたら、、さすが!さすが!プロのカメラマン。
スタジオに慣れず、きょろきょろする娘を上手にあやし、あっという間に何枚も何枚もドレスやら着物に着替えさせ、髪型を整え、写真を100枚近く撮っていく。
(実際は100枚よりもっとあったのかも。もっと少なかったかも)
しばらく待っていると、これも、あっという間にその時撮影した写真がデータとして保管され、パソコン上にずらーーーっと画像が並んで、そこから選ぶことになる。
バババカ、親バカな私たちは、写真を見ると当然「かわいい~」の連発だ(笑)。お店のひとが、アルバムのスタイル(台紙)を選んでください、と見本と、料金表を出してきた。
そこで、その料金の高さに、一気に現実に戻った私たち。
名古屋弁でいうところの「で~~りゃ~~、高いでかんわ(すごく高くて信じられない。これでは買えないわ)」となって、気持ちがひるんでしまった。
だけど、ここは、ここは娘のためだ。一生に一度の誕生日記念の写真だ。
と思い、二人で何とかお金を集めて、アルバムを制作した。
この選択は私たちにとって大成功だったな、と今でも自己満足している。
なぜなら、年に1度の誕生日記念に高価なアルバムを作る、という目標のために私はお金を貯めようと、社会復帰に本気で(それまではやっぱり逃げ腰だったね)取り組もうと決めたから。
要はお金がないと、やりたいこともできず、行きたいところへも行けないという当然のことが、目の前に来てやっとわかり、逃げれない状況になった。
私は最初は無職だし、社会復帰はパートタイムからだったから、母子家庭の補助手当は、国から満額をいただいていた。とてもありがたかった。
だけど、だけど、、私はその頃から、うっすらと思っていた。
「いつか必ず、その手当の支給対象にならないくらい稼げるママになる」 と。
■今回もお読みいただき、ありがとうございます。
全くの個人記録ではありますが、私の経験談のいくつかが
お読みいただくどなたかの経験とも重なるかと思います。
『どんなことがあっても大丈夫。自分で選んだ道の結果だから必ず何とかなる!』とようやく思えるようになりました。
どこかにいる、こんな私と共鳴してくださっているシングルマザーのあなたを、私は応援しています!!
▶私はこのnoteを、シングルマザーの人たちに少しでも共感を持ってもらったり、私の経験を読むことで「よーし、明日からもがんばろう!」と、明るく未来を語れる自分になってもらえたら・・・との願いを込めて書いています。