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とにかくシブい2000年代オススメ映画


意外と好きな映画ってamazonプライムやNetflixなど動画サブスクにはなくて、かといってDVDもプレーヤーがないので見れないし。。と、ひょっとして自分しかニーズがないんじゃないかと不安になることがあります。
ちょっとでも興味持ってくれたらいいなと思い、個人的に好きな映画を2本紹介します。基本的にどれも内容があるわけではないのですが静かな夜に浸りたい時におすすめです。

-dinner rush (2000米)-

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ニューヨークのイタリアンレストランで巻き起こる群像劇。父親であるオーナーと息子の天才シェフとの確立やギャンブル中毒の副料理長など、オムニバスのように場面展開します。
この映画の良いところって、本筋に関係ないシーンがとにかくカッコいいんですよね。レストランのバーでバーテンダーが雑学が得意で客にクイズを出すんです。途中でなんの脈絡もなく停電になって、客が騒ぐ中でペンライトを耳にかけて雑学クイズを続けるんです。(停電も最後まで何の伏線でもなかったし)
厨房も使い込んでて見た目が汚いし、ギャンブル狂いの連れてる女が”絶妙に可愛くなくて可愛い”ところなど、作り込んだリアルじゃなくて偶然こうなってしまった感が物凄く好きです。
金曜の夜に真っ暗な部屋で一人で観るのがオススメですね。一応本筋では盛り上がりがあって最後はハッピーエンドなのですが、もうシナリオなんてどうでもいいくらい個々のシーンがカッコいい。

-誘拐犯(2000米)-

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いつの間にかロバートデニーロ路線に乗ってしまったベニチオ・デル・トロですが、この映画までは絶妙の男臭さでイケメン路線を走ってました。
一応ストーリーとしては、大富豪の代理母を誘拐して身代金をせしめる2人の青年(デル・トロ、ライアン)を描いた王道ストーリーで、最初から最後まで予想通りの展開です。
この映画は”デル・トロ”を鑑賞するための映画です。まぁ色んな角度から見せる見せる。こんなに絵になる男はいませんよ、まさしく男の最終形です。残念なのがデル・トロの役がチンピラなので、ところどころで軽くあしらわれるシーンが出てくるんですけど、どう見てもデル・トロの方が偉そうなんですよね。とにかくデル・トロ観て男を学んで欲しいと思います。
この映画では有名なシーンがあって、チンピラを始末するために呼ばれた”掃除屋”が、実はじいさんだったと分かって近づきます。彼は肩に手を置いて、こう言います。
”この世界、老ぼれをみたらこう思え、”生き残り”だ”

観ても観なくても人生は変わりませんが、この2本はオススメです。





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