西小山の町銭湯に行ってきた
先日からマンションの給湯器が故障し、管理会社通して業者に見てもらったが、20年前の型で交換部品が無いとのこと。
しばらく銭湯通うしかないかと言うことで、近所の銭湯を探すと、東急目黒線の西小山駅に”東京浴場”という看板を見つけます。
最近はスーパー温泉サウナに人気が高く、代わりに町の銭湯は消えつつありますが、街の銭湯ならではの良さを発見したので紹介したいと思います。
わたしも何軒か銭湯巡りしようと思いましたが、結局一番最初に入った東京浴場さんで充分満足したので、結局2週間毎日通い続けてます。
皆さんもきっと気にいると思いますので、この記事読んだらぜひ試してみてください。
東京浴場は1年前に閉店して、西小山駅近くにリニューアルオープンした銭湯です。これにより昔ながらの家族経営ではなく、静岡県のニコニコ温泉という銭湯代行業者が経営しています。銭湯代行業とは廃業した銭湯の経営・運営を引き継いで、持ち主に家賃を払う業態です。
<<良かった点>>
・朝風呂がある
・天井が高い
・浴場内に休憩所がある
・待合室にはマンガたくさん
朝風呂がある
東京浴場の営業時間は5:00-8:00の午前の部と14:00-26:00の午後の部に分かれます。ほぼ24時間営業ですね。なかなか駅の近くにある銭湯で早朝にオープンしている銭湯は無いので、サラリーマンがサッと入ってサッと出勤する使い方が多いようです。
天井が高い
正直言って浴場面積は小さく(15坪)、浴槽は6-7人程度しかはいれないので、時間帯によっては待つ必要があるかもしれません。高い天井のおかげで非常に開放感があります。2−3階にまで届くくらいの高さがあり、高窓からの木漏れ日が気持ち良い空間を演出してくれます。
リモートワークのおかげで気兼ねなく昼間に外出できるので、14:00開店と同時にガラガラの銭湯を楽しんでます。夕方や週末はさすがに混みますので、時間に余裕があるときに行ってみてください。
浴場内に休憩所がある
浴槽が小さいのも、隣に休憩所があるためです。椅子と冷水の樽を設置したスペースは、熱い湯で上がった血圧を緩やかに下げてくれます。浸かり湯と休憩を交互に繰り返すことで血行が促進されてかなり代謝が良くなります。スーパー温泉などには休憩所はありますが、町の銭湯にはほとんどありません。あったとしても浴場から出ないといけないところにある銭湯がほとんどですので、珍しいと思います。
待合室が楽しい
ホームページを見ると一番最初に出ているので、一番の売りだと思います。コンセプトが超日常ということもあって、待合室には木製で作った大きな階段付きの本棚に囲まれており、7,000冊もの漫画や雑誌が並んでます。家族連れで来ても、子供も飽きずに居れそうです。
まとめ
いかがでしょうか。銭湯としてはかなり小さな部類に入りますが、各所に工夫がなされていて、ついつい長居してしまう場所です。またスタッフが全員若く、礼儀正しいので気持ちよく過ごせます。(そういえば店長はまだ21歳とのことです)
東京浴場は今年オープンしたばかりで、本来であればもっと話題になっていたと思いますが、残念ながらコロナの影響で経営に大きなダメージを受けたと思います。町の銭湯としては素晴らしいハコを設計されたと思うので、来年以降も運営してて欲しいですね。
気になった方がいれば是非お試しください。