イノベーションを起こす組織とは!?
OGSシニアコンサルタントの深石です。
今日のテーマは、「イノベーションを起こす組織を作るためには?」です。
「イノベーション」とは、「革新的であること」。
それまでのモノ・仕組みなどに対して、全く新しい技術や考え方を取り入れて新たな価値を生み出し、社会的に大きな変化を起こすことを指します。
外部環境が常に変わっていくなかで、自社の事業や組織も変化に適応していくためには、外部環境の変化を上回る変化をしていく必要があります。そうした「イノベーション」を起こしていくことで、価値を生み出し続けないといけません。
今回、イノーべーティブ(革新的)な組織にするためにどんなポイントがあるのか、いくつか整理してお伝えしていきます。
身の回りにある当たり前のものも、当時は革新的な発明だった
私たちの身の回りには、偶然の発見や発想の転換から生まれたイノベーティブな製品が多く存在しています。
例えば、ポストイット(付箋)もその一例です。
付箋は接着剤を開発した際の「失敗作」から商品化されたものだとご存知でしょうか。
ほかにも、電子レンジの発明は、レーダーの近くでチョコレートが溶けたことから端を発していますし、ペニシリンは、ヒトのくしゃみの中のカビが細菌を殺すことが分かり、薬として開発されたものです。
発想の転換もイノベーションをもたらします。
ウイルスといえば人体に必ず悪影響があるのでしょうか?ガン細胞に良い作用をもたらすウイルスもあるそうです。
また、日本では「麻薬及び向精神薬取締法」の規制対象となっているMDMAという合成麻薬が、近年アメリカでPTSDの治療薬になるのではないかと注目を浴びています。
(※まだ研究段階であり、かつ日本の法律でMDMAの使用は薬物犯罪にあたります。)
つまり、自分の知りえている常識や定説も、将来は当たり前ではない可能性があるのです。
今見えているものが全て正しいとは限りません。
自分の視点や、既に持っている知識・情報の外側にも何かがあるということ。そういった思考を常に持ち、自覚的であることが、イノベーションを起こすためには必要です。
まとめ
OGSでは循環型経営を推奨し、物事は多面的であり、少なくとも二面性(光と影)があるということを伝えています。
常に、「今の視点の反対側から見るとどうだろう?」と、現状を疑う思考を持つことが、イノベーティブな発想に繋がります。
ぜひそうしたマインドを持って、マネジメントや、マーケティングを進めてみてください。
今回は、「イノベーションを起こす組織とは!?」というテーマでお伝えしました。
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