生活排水・雨水の排水処理について②~下水管工事は完了~
北側の共同所有地を手に入れたことによって、家屋と道路に通っている下水管のルートの確保ができました。下水工事に関しては、当初は2019年の8月に一度、業者に現地に来てもらい見積もりをしてもらいましたが「ざっと100万かかる」と言われていました。
その話は以下の文章に書いています。
ところが状況は激変して、半額以下に費用が変わりました。
僕たちの依頼している業者さん経由で、設備屋さんを紹介してもらいました。その設備屋さん経由で、小郡市に工事を発注。小郡市が入札を行って、入札された工事を、市役所指定業者が落札して工事が始まります。
道路に通っている下水管を分岐する工事を落札した市役所指定業者と、屋内の台所やトイレや風呂場などから配管を出して、庭を横断して道路の接続部まで配管する設備屋さんとの連携作業でした。
市役所の入札が月の決められた日にしか行われなかったり、落札した業者さんの体調が悪くなるなど時間がかかりましたが、実際に工事が始まるとスムーズに進んで、下水管との接続工事は2日で完了しました。下水接続工事に入札制度があるなんて、知りませんでした。当初は競争させることで安くなることを狙っていたのかもしれませんが、狭い市内でガチの価格競争をしては弱者が生き残れないし、粗悪な工事になるかもしれない。それを防ぐための、「指定業者」しか入れない入札なんでしょうね。指定業者一覧には市外の業者も結構入ってましたが、入るのに要件があるんでしょう。
少し時間はかかりましたが、100万もかからずに下水工事が無事に完了したことによって、生活排水に関しては、問題が解決しました。
次に問題になったのは雨水の排水対策です。この問題に関しては根が深くて、現在進行形で続いています。
もともと僕が購入した物件は、松崎の宿場町から旧薩摩街道を南に下りていく途中にあります。宿場町は土地の高い場所にあって、そこから下る途中にある土地なので少しだけ高い場所にありました。だから水が土地が低い場所に何もしなくても勝手に流れていくはずでした。
ただ、僕が購入した時点で、雨水の排水先がない状態になっていました。それというのも元々所有者が家屋の周囲の広大な土地を所有していたのですが、その広大な土地を少しづつ売却していったことが原因の一つです。
それに2020年の3月に竹の根を伐根するためにユンボで土を掘り起こしたことによって、土の状態が激変してしまいました。
写真は北西の竹林を掘り起こしたときのものですが、竹が北から南にかけて家を飲み込むような形で攻めてきていたので同じように掘り起こしました。ユンボで掘り起こしたことで数十年間も定着していた土の状態が変わってしまいました。アームで掘る、キャタピラで踏むなどを繰り返したこと、そして、全体の勾配を特に考えずに造成したので、雨の後はぐちゃぐちゃになってしまうようになりました。
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