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キッチン天板のモールテックス③〜モールテックスのメンテンナス〜

モールテックスの色ですが、コンクリート色の明るめを選びました。色の選択肢は水色なども含め沢山ありました。久留米市内にある喫茶店『COFFEE COUNTY』では濃いチョコレート色の暗い感じを選択されていましたが、ただ全体的に色が濃くなったのは経年使用によるかもしれません。『COFFEE COUNTY』ではシンクもモールテックスを使っていて水に濡れて黒く変色していたのですが、どうせ濡れて経年すれば暗い色になることが予想されたので明るめを選びました。

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問題の左官屋さんが作業に入れない件です。

左官屋さんが作業に入れないため、他の工事が遅れてしまいました。当初は、モールテックスが終わったあとは切れ目なく大工さんのスケジュールが入っていたのですが、大工さんの作業が空いてしまったせいで、大工さんは他のスケジュールを組まれてしまいました。この影響で、モールテックスの工程が終わった後は、空白状態になりました。左官屋さんと工程管理をしている業者さんが今回初めて一緒に作業をしたこともあって、左官屋さんのコントロールが効かない感じになっていました。

なんやかんやとモールテックスの作業を待っているうちに2020年は過ぎて、2021年を迎えました。一月中旬になった頃に、ようやく左官屋さんが作業に入ることができました。最初は床に養生をして天板に下地を張りました。それから数日後にモールテックスの塗装が始まりました。1回目を塗って、それから数日間ほど乾燥させて、2回目を塗りました。左官屋さんが作業に入り始めて2週間程度でモールテックスの作業が終わりました。

モールテックスについてですが、使うにあたって注意点がいくつかありました。

①月に一回ほどメンテナンスでワックスをかけること。

②濡れたままにしないで、なるべく早く拭くこと。

③熱い物を直に置いてはいけない。熱した鍋など置く際は鍋敷を使う必要があること。

モールテックスの一部でも割れたら、その箇所だけの補修ができないため全てやり替えになります。重い物を落とさないように気をつけないといけないようです。

左官屋さんから説明を聞く限りステンレスよりもめんどくさく感じました。それから「最近はモールテックスの依頼はあまり受けなくなった」と言われました。先程の説明の通り、メンテナンスに手間がかかるので導入する人が減っているようです。ただ、少しネットで調べた限り、割れるというような情報は見つかりませんでした。ただ左官屋さんからはモールテックスに関して後ろ向きの印象を受けました。

左官屋さんにいろいろと説明を受けて不安になったモールテックスですが、実際に使い始めてみての感想です。

粘土質の柔らかい質感がして、ステンレスよりも触り心地が良いです。ワックスがまだ効いているおかげなのか、水や汚れがついても、ふけばすぐキレイになる。(ステンレスも同じかもしれませんが)要は見栄えと触感ですね。

モールテックス以降の工事が遅れるなど、いろいろと問題はありましたが、モールテックスを選択して良かったと思っています。今後も使用していてモールテックスの状況が変化してきたらサイトで紹介しています。

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※写真は左官屋さんがくれたワックスです。

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