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生活排水・雨水の排水処理について③~排水先がどこにもない~

これが元の所有者が持っていた土地の図です。

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ざっとした家屋周辺の図面ですが、これだけ広大な土地を所有していました。緑色の土地は、もともと所有者が持っていたのですが、僕が購入する前に他の人たちに売ってしまいました。黄色の箇所が、僕が最初に購入した土地になります。その後、北の三人の共同所有地と北西の竹林を購入しました。

もとの所有者は離れた場所にも、土地を持っています。所有者としては売りたいけど、まだ買い手がついていない土地が沢山あって「買わないか?」と声をかけてくれているのですが、地目が農地なので、僕には買うことができません。ここでも農業従事者の資格の問題が出てきます。僕が購入した家屋から見える範囲の少し離れた場所の土地を無料で良いからもらって欲しいと声をかけてもらいました。ただ、ありがたいのですが、この土地も調べた結果、農地でした。この土地が農地なのか確認するには以下のサイトが便利です。

このサイトでは、どこの土地が農地なのかすぐに調べることができます。また、ある農地の所有している人の、別の所有している農地を調べることまでできます。このサイトのおかげで近所の不明だった農地の所有者が特定できました。僕としては地目が山林になっている土地を調べるサイトが欲しいなと思っています。結局、農業従事者ではないので、広大な土地を買うことができるのは山林しかないからです。山林を自分で切り開いて開墾するしかないです。

話を雨水の排水に戻します。

上の図の通り、家屋周辺の土地は既に別の所有者になっていました。ちなみに北側には雨水を排水してよい用水路はありません。南側も同様です。ただ、南側に関しては用水路があって、他の方の所有地を通っているのですが、僕らが困っているのを見て、その用水路に流してもよいという地元の方の許可をもらいました。

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上の図の赤い箇所に用水路があります。

ただ700坪以上ある広大な土地の雨水の排水先を、その一本に集約して流すのは難しい状態でした。北側に落ちた雨水を、家屋を迂回して高低差をつけながら長距離で排水パイプを通すのは素人の工事では難しいと感じました。またU字溝の設置も検討しましたが見た目的に好きではないため止めました。

そういった状態で雨水の排水対策に悩んでいた所、雨の日に来客者の車が泥にはまって抜けなくなる事態が発生してしまい、急いで何らかの対応をする必要性が出てきました。それで今回の工事を依頼している業者さんのチームに造園を手掛けている会社が参加していたので、その造園会社に工事をお願いしました。

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