🏍【GPレポート】⚡️MotoE🔋大久保光選手、レッドブル・リンクで4位入賞! ー Rd.5🇦🇹
【Kabuto GPレースレポート】
<2022 FIM Enel MotoE™ World Cup 第5戦>
※MotoGP™第13戦 オ-ストリアGP併催
🏁《MotoE™クラス》⚡︎
電動バイクを使った国際レース「MotoE™」。2019年に初開催された新カテゴリーで、マシンはイタリアの電動バイク『Energica Ego Corsa(エネルジカ・エゴ・コルセ)』のワンメイク。サスペンションはオーリンズ、ブレーキはブレンボ、タイヤはミシュランが担当。
7月開催予定だったフィンランドがキャンセルとなり、ここオーストリアのサーキット、レッドブル・リンクでMotoEワールドカップの第5戦にあたる、レース1(土曜)、レース2(日曜)が開催された。
スペインのチームAvant AjoからMotoEクラスに日本人として唯一参戦中の大久保光選手(日本🇯🇵/Avant Ajo No.78)。
前戦*のオランダGPは天候に左右され転倒、最後尾からの追い上げで内容として悪くないレースだった。また大久保選手は8月4〜7日にかけて開催されたFIM世界耐久選手権“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレースにも参戦。マシントラブルで完走こそできなかったものの、予選ではトップ10トライアルへの進出を果たすなど活躍、良い調子でオーストリア入りしていた。
\レース1、12番グリッドスタートながら4位入賞!/
MotoE、出走17台のうち、予選トップから1秒内に12台がひしめく混戦必至のクラス。トップ差コンマ6秒ながら12番グリッドからのスタートとなった大久保光選手。
レース1、シグナルブラックアウトで爆発的なトルクによるモーターの加速音とともにレースがスタート。4列目スタートにもかかわらず、レース終盤までセカンドグループ5台による4位争いを繰り広げた。結果、その集団から見事抜け出した大久保光選手が4位に入る大活躍を見せた。
翌日、日曜日。迎えたレース2では、スタート直後、レッドブル・リンクの難しいシケインで接触してしまい、順位を落としてしまう。しかし最終的には7位まで挽回、チェッカーを受けた。
レース後、大久保光選手は、
「最終的に4位と7位を獲得できてよかったと思います。もちろんもっと上位を狙っていましたが、今回は予選の順位が後方で、それでもMotoEの短い周回数(7周)の中ではよかったと思います。最終戦は表彰台、初優勝を目指して頑張ります」
とコメントを寄せてくれた。
(予選12位/レース1=4位、レース2=7位)
👇(第6戦 サンマリノ 9/2〜4)