ストリートスナップはスナップなのか
1.話題提起
おはようございます、OGIZARUです。
昨今、縦型のショート動画形式のコンテンツが一世を風靡している中、とりわけ人気を集めているコンテンツの一つに”ストリートスナップ系Youtuber/TikToker”がいると思います。
しかし!
ストリートスナップ系の動画の一連の流れを見ていると
→ 被写体になっていただけそうな人を見つける
→ 声をかけてアポを取る
→ ある程度距離を置いたところに立っていただく
→ 標準域の以上のレンズで撮影する
ということになります。
2.果たしてストリートスナップはスナップと言えるのか。
2-1.スナップ写真の定義
そもそもスナップ写真とは
「被写体の動作や表情を即興的に撮影した写真」
のことであるそうだ(BingAIに質問した結果)。
これはAIによる回答ではあるが、僕の認識ともそう離れていない。
さて、ストリートスナップはスナップといえるのか。
部分部分にわけて見ていこう。
2-2.”被写体の動作や表情を”
ストリートスナップの定義を先ほどのAIが定義した結果とすると、被写体の動作や表情を、の部分と即興的に撮影した写真、という部分に分けることができると思う。
先ずは”被写体の動作や表情を”という部分。
ストリートスナップ写真は街中で被写体になっていただく人を探して”人物”を撮影しているわけなので動作や表情を撮影していることには間違いなさそうである。
とりあえず第一関門突破である。
2-3.”即興的に撮影した写真”
僕が今回疑問を呈したいのはこちらである。
即興的に撮影した写真の”即興的”の部分の定義次第にはなるので即興的を場合分けしてみたいと思う。
・”時間的”な即興的
・”手間的”な即興的
・”被写体的”な即興的
に場合分けできるのではないかと僕は考えている。
・時間的な即興的
だとするのであれば絶妙なラインな気がする。
時間的には、例えばRICOHのGRが目指しているような
”1秒以内にシャッターを切る”
のような動作とはかけ離れているがスタジオ撮影よりは全然時間はかかっていないはずである。
・手間的な即興的
だとするのであればこれまた当てはまるような当てはまらないような…という状況である。これまたスタジオ撮影なんかよりは全然手間ではないはずなのですがわざわざナンパして場所考えて、とかやってるあたりはお察しではある。
・被写体的な即興的
だとするのであればこれは”当てはまらない”のではないかと考えている。
わざわざ被写体にナンパしにいってるあたり被写体探しにはそこそこの労力を割いているはずである。
”その場にあるもの”
を撮らない以上これは当てはまらないと思う。
3.結論
3-1.結論として
結論なのですが、僕は
”とらえ方次第でスナップとも、スナップじゃなくともなる”
となると考える。
理由は今までたらたら書いてきた通りだが、スタジオ撮影が比較対象に出るような手間がかかっている以上僕はスナップとは言えないのではないかとも考えている。
さて、今回は短い記事になりました。
年末年始毎日更新チャレンジ、無事1/3の本日で完走ということになります。
とんでもない手抜き記事が出たり、更新が毎日たらたら遅かったり、どうしようもない日もありましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。
今後もOGIZARUをよろしくお願いいたします。
年始早々、世の中は大変な情勢(何とは言わない)ですが、こんな時だからこそ気にせず明るく記事を投稿していきたいと思っています。
2024.1.3 OGIZARU
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