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ペルソナの作り方とか〜Xデザイン学校5回目・知識まとめ〜
こんにちは、おぎしおです!
Xデザイン学校通学もいよいよ折り返しを迎え、それをまとめたマガジンもなんと10回目のアウトプットになりました!!
今回は5回授業でやっていた「ペルソナ・シナリオの作成」あたりの知識を、まとめていきたいと思います。
(今回は走り書きになってしまいました)。
なお、引用に関しては意訳になります。
「だいたいこういうことだろうな」という形でまとめておりますので、その点ご了承ください。
ペルソナ・シナリオを作る意義
まず、なんのためにペルソナやシナリオを作るかと言うところです。
・ユーザーリサーチでいうところの「みやすい成果物」を出す
・次のプロセスに知見・インサイトを伝える意味合いでも重要な成果物
ユーザーリサーチを次工程(プロトタイプ・UI設計など)に繋げるためはギャップがある。
そのために、リサーチと設計を繋げる「ひとつのツール」としてよく使われるのが「シナリオ」や「ペルソナ」であるということでした。
うむうむ。
ペルソナ:
典型的なユーザーの行動パターンを調べ、それを統合して作り上げたユーザーを代表する架空の人物
「みんなが使える、全ての人が使えるデザインにしよう」
これも大事だが、そういう製品とかサービスを作ろうとすると「全ての人」となるとテーマがぼやけて散漫になる。
テーマに沿った意味のある人物像を元に望ましいアイデアやデザインを導き出す。
ここがペルソナのポイントですね。
「なんとなく」はわかっていても、しっかりと認識として落ちていない部分もあるので、改めて確認をしておきたいと感じました。
典型的であって、平均的なユーザーではない。
20歳か40歳なら、間をとって30歳ではない。
以前の授業でも「定性データに多いとか少ないとかいう話を持ってくるのはちょっと違う」という話が先生からありました。
量的なアプローチをここに持ってくると、定性データとしてはボケてしまうんでしょうね。
ゴムのユーザー:
ペルソナの設計が曖昧だと、デザインチームの都合に合わせてびよんびよん伸びてしまう。
本格的なビジネスの場合、このテクノロジーを使いたいとか、いつまでに売りたいとかの制約が出てくる。
それを踏まえて考える必要はあるけど、落とし所を強くいれすぎると、
ゴムのユーザーになっちゃう。都合の良いユーザーに向けて作るだけになってしまう。
これもよく聞く「ゴムのユーザー」の話ですね。
せっかく作ったペルソナが、様々なステークホルダーの思いでびよんびよんと定義が伸びてしまう事例についての話です。
プラグマティック・ペルソナ:
大掛かりなフィールドワークができないときに、ひとまずチームでアドホックに作るペルソナ
若干開発者視点で、好き勝手に伸びてしまう恐れもあるが、対象者がいないよりはずっと良い。
プラグマティック・ペルソナについては聞いたことがなかったので、すごく参考になりました。
範囲的なペルソナを作る
リサーチから導き出された「本質的な価値・ニーズ」からペルソナをこねこね作っていきます。
▼前回のリサーチのアウトプットはこちら
▼前回の分析のアウトプットはこちら
まずは、簡単なペルソナのプロフィールを作っていきます。
まずは範囲的なペルソナを作る:
・個々の「本質的価値・ニーズ」に関連するエピソードを確認しつつ、それに当てはまる典型的な人はどんな人か?属性を考える。
・性別・年齢。仕事・居住地・性格・家族構成…
・名前をつける。「あぁ、そんな感じ!」というものを狙う。
なんとなく、ペルソナの骨組みができたら、そこからさらに深掘りしていきます。
そこから共感マップをつくっていきます。
共感マップに書く要素:
LISTEN(受動的に聞いていること)
SEE(能動的に見ていること)
THINK(思っている感じていること)
SAY(言ってること・やっていること)
とこの各項目について付箋でだだだっとまとめていき、それを取捨洗濯していきます。
その共感マップか要素を抜き出し、ストーリーに仕立て上げて、ペルソナのシートに転記していきます。完成したものがこちら。
チームでつくったものなので、詳細がわからない程度にぼかした状態で掲載します。
miroってデータが全部残るから便利ですね!
先生からのありがたいお言葉
Xデザイン学校の先生への質問タイムで、すごく良い質問をされた方がいてそれに対するフィードバックをまとめてみます。
Q:今回のワークの進め方がこれでよかったのかモヤモヤします。
A:モヤモヤというのも、学びとしては重要だと思っている。
「モヤモヤしてわかんない」という部分をボトムアップで議論していくことが大事。その全体が学び。
簡単にする方法はある。テンプレートを埋めるのは簡単だけれど、それが本質ではない。
自分のチーム・自分の仕事で「どの手法が使えるのか?」「どうすればいいのか?」を考えていく。
色々な情報から「どこにあるんだろう?」というのをボトムアップに紡ぎあげていく。
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Q:具体的なアイデアが出てこない。
本質的なニーズに沿った形で人の行動としてだしていくのが難しい。あんまり考えずにだしていくほうがいいの?
なんでワークをしていくんだっけという疑問が出てしまう。
A:今回のトレーニングでは、若干フィールドワークが足りない。
ユーザーをたくさん観察すると色濃くインサイトが出るような行動をする。対象のライフスタイルそのものが色濃く出てくる。それを掘っていく。
ペルソナを設計しなくても、その一人にむけて価値を提供していけば
ビジネスとしてなりたつようなことがある。
フィールドワークの仕方とか、対象の選択の方法のトレーニングを積む。
何をどこまでみていくと、インサイトが得られるのかの感覚ができてくると
本質的なニーズとペルソナの判断基準が出てくる。
このあたりはもしかしたらN=1の本に書かれているあたりとも話がかぶってくるかもしれません。
制約条件に引っ張られると本末転倒
小さくてもいいからリサーチを踏まえて設計する。
ペルソナを最終的なものにする必要はない。
テストをしたらおかしな部分がでてくる。それはペルソナの属性になにか違和感があるから。
そうなったら適宜修正していく。
作っておしまいではない。それが中心にあって、メンバーがペルソナをみつつ、方向性を考えていく。
まとめ
今回は時間がなく、メモをだだっとアウトプットしただけのものになってしまいました。
先生はけっこう大事なことをたくしゃんおっしゃっていた気がしたので、一滴も漏らさずに血肉にしていこうと感じました。
次回講座も頑張ろう!
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