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DAY54 ハピジュケ!、家庭学習の実践方法
志望校は捨てて、目標偏差値も捨てて、いかにして学習に臨むのか、です。答えは「タスクシュート」です。この記事はタスクシュートをご存じない方もご覧になることを考えて噛み砕いて説明します。
①今日、学習することをプランする。
朝、その日に学習することをシミュレーションします。
漢字や計算など、毎日の課題とされているものもあるかと思います。
毎日行う、と考える必要はありません。
「今日はとりあえず実行する」と考えましょう。
プランは、慣れるまでは親子で一緒に作ることをお勧めします。
②レシピ(作業手順)を作る。
実は最も大切かもしれません。
「算数の宿題をする」とプランしたときに、どこまでが算数の宿題なのか、親子で決めておかないと喧嘩の火種になりかねません
。例えば、
ドラえもんを見終わったら、算数のテキストノートを開く。
説明のページを見て書き方を確認する。
基本問題を解く。
丸付けをして、間違えたところには正しい解き方を変えて理解する。
間違えた問題をもう一度解く。
丸付けをして、ノートを母さんに見せる。
あくまで一例です。学習を始めるきっかけとなることもレシピの中に入れておくと取り組みやすいと思います。
レシピに関しても、必ず親子で相談して 決めるようにすることをお勧めします。
親が一方的に決めつけたものは長続きしません。
ノートを見て欲しい見て欲しくないも子供により異なります。
③実行する
開始時刻を入力したらさぁ、始まりです!
今ここに集中することを繰り返し伝えましょう。
集中する事は大人でも難しいです。特に苦手な科目や単元であればなおさらです。
嫌いや苦手意識を無理に消そうとする必要はありません。ただ、「それは、それとしてさぁ、やるか」とつぶやいて、実行しましょう!
④レビューをする
1日学習が終わったら、親子でねぎらいましょう!
中学受験の最大の目的である、今日の勉強をやり切ったのです。大いに褒めてあげましょう。
降らなかった分は無理なプランがなかったか調整をしましょう。そして明日以降のタスク、ルーチンとなります。
以上、簡単にでありますが ハピジュケ! タスクシュートを取り入れた家庭学習サイクルです。 あくまで概要になりますので、また改めて注意点やケース別の話をしていきたいと思います。