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JOKER FOLIE À DEUX

ホアキンフェニックス主演。

ともかく前回作が半端なかった。
JOKERの悲しみ、苦しみ。

とにかく圧倒された。

そして今回のJOKER FOLIE À DEUX。
レディーガガ演じるリー。
ホアキンフェニックス演じるアーサー。

この2人の掛け合い。
合唱がともかく素晴らしかった。
ミュージカルのように登場人物が歌う。

現実のアーサー。
非現実で自由なジョーカーの対比がどこか美しかった。

完全な続編。
前作を見ないと面白くないかも。


前作に引き続き、ホアキンフェニックスが演じるアーサーの様々な感情を乗せた笑い。

これはまじでやばい。
どれだけ彼が役に入り込み、完全なるジョーカーと化したのか。それはとても気になる。

アーサーは脳の障害で状況にふさわしくなくとも笑ってしまう。
少し狂気的な笑いから、心の底から笑っているような笑いまで感情がすべて笑いに変換されていた。

絶望。悲しみ。
普段なら笑いで表現されないようなものにおいても、だ。


そして、重要なキャラクター。レディーガガ演じるリー。

あまり書けることは少ないが、物語を完全に左右させるキーキャラクターだ。

もちろん、レディーガガということもあり、歌で圧倒されたが、また、リーとしての演技でも圧倒された。
この2人の関係は、この映画の最重要ポイントかもしれない。

見終わった感想を再度

僕は今回、IMAXで見させてもらった。
劇場の音響設備による没頭はもちろん、巨大スクリーンで映画に潜り込めた。
ジョーカーとして、アーサーという1市民としての彼の人生はどうなっていくのか、場面が変わるごとにワクワクやどうなってしまうの!?という恐怖を感じられる映画であった。

どうしようもない運命や素直になるときの世間の反応、身の回りの人間関係。
全ては自分で決めることで、またこれも人生だと思わされた。

社会的ムーブメントを起こす彼にも世間の声、彼を支持するもの、正しい制裁を求むもの。
彼がどのような選択をし、どのような結末を迎えるのか。
ぜひ、あなたの目で確かめてほしい。

今日もまた、僕たちは生きている。

That's life.


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