より「ライブ」感あるリモートセッションへ
緊急事態宣言が解除されても、コンサート業界が元通りになるのは
まだまだ先の話と言われています。
僕らのプロジェクト、「Live at Home Pro」はそんなコンサートに携わる各セクションのプロフェッショナル達と一緒に
新しいエンターテインメントを模索していくプロジェクトです。
堅い話はさておき。先日その礎となるサウンド面をさらに強化した配信ライブを成功させました!こちら!
それまでとの違い
今までは各プレイヤーの演奏をシーケンスを出してるシンクマスターの所へ集め、シンクマスターが音を調整し配信していました。↓は以前のテスト時の映像です。
これでも十分にいい音だと思います。
ただ、シンクマスターのところで同期の音を管理しながらみんなの音も
ミックスして、、、
これはなかなかな重労働です。
同時に様々な作業をするためマシンパワーも
かなりのものが必要になります。
ちょっと現実的じゃないかもな、、、
そこで今回はPA(音響)チームに入って頂き、パソコンではなく、
ライブで実際に使っているハードウェアであるミキサー卓を
使ってライブに挑戦してみました。
改めて今回の動画の編成をご紹介。
上段左:ギター
上段中央:ボーカル+ピアノ
上段右:ベース(僕)
中段左:シンクマスター
中段中央:PAメイン
中段右:PAバックアップ
下段:ロゴ!!
僕らがNETDUETTOでセッションしている演奏を個別に受信し、実際にライブで使っているミキサー卓(YAMAHA QL5)で音作り+バランス調整しています。
PAさんは音の調整に、シンクマスターは同期の管理に
それぞれ集中できるのでより健全で快適なセッションができることになりました。
音響のプロフェッショナル
PAさんは日頃から各会場や音楽性にあった音作りをするだけでなく、
リアルタイムに音量バランスをコントロールすることで
サウンドにメリハリをつけ、より聴きやすく迫力ある音に仕上げてくれています。
また、こうしたネットワークでのやり取りはトラブルがつきものです。
万が一トラブルが生じた場合にバックアップへ切り替えができることによって、音が全く聴こえなくなってしまうという放送事故を避けることができます。
更なるライブ感のために
動画の中でもPAの毎原さんがおっしゃってましたが、実際のライブと違い、音の一つ一つが鮮明で繊細なのが配信ライブの長所であり、短所でもあります。
音がクリアで聴き取りやすいのは確かですが、ライブならではの響き、ハコ鳴り感を演出するのがなかなか難しかったそうです。
僕たちの演奏環境もライブというよりはレコーディングのような環境なので、自分の手元でライブ感(アンプで鳴らしてる感)を付加する音作りを目指していくのもいいかもしれません。
今後のチャレンジ
個人的なチャレンジとして、DAWを立ち上げてアンプシュミレーターを通してみるとどうなるか、試してみたいと思います。
やはりレイテンシーの問題などが気になるので解消されない場合はアウトボードで何か工夫してみたい。
できるかなー。。ちょっと頑張ってやってみます!!
一緒にライブを作りませんか?
僕たちのプロジェクト、Live at Home Pro。冒頭にも言った通り、コンサートに携わる様々なプロフェッショナルが集まってきています。
音だけでなく、制作・映像・演出のプロフェッショナル達も集まってくださり、日々様々なアイディアを練っています。
このプロジェクトが新しいエンターテインメントの礎となれたら。
ライブしたい方、ぜひご連絡ください。
お問い合わせは
contact@project-fullcircle.com
お待ちしてます!