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テレキャスターモデルのサドル交換
こんにちは。富山県高岡市をベースに活動しているバンドめるもんどでベースを弾いているおぎのです。本業はハンドメイドの弦楽器職人ですが、noteではめるもんどの活動をまとめて発信しています。フォローやスキをいただけると嬉しいです。
ひと月ほど前、めるもんどのフロントマン、マエケンさんがギターを新調しました。12月12日に高岡市のクローバーホールで1時間ほどのライブをしたんですが(こちらの記事をどうぞ)、ライブ中に弦が切れる可能性を考えてサブ機を用意したかったのです。
マエケンさんはFender USAのテレキャスターも所有しているのですが、メインのFGNテレキャスターシンラインモデルと音色が違いすぎてライブで持ち替えては使いにくいとのこと。そこでこれまでのメインギターに近いもので、かと言って全く同じ仕様のギターをもう1本買うのも面白くないので、フロントピックアップがハムバッカーでボディ材がマホガニーのこちら↓を選びました。泥酔しながらポチったギター(笑)
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新年一発目の稽古でも活躍しています。
ギターを新調したのにはライブでのサブ機が必要ということもありましたが、これまでメインで酷使してきて一部のパーツがだいぶ擦り切れて不具合が出始めているということもありました。
新しいメインギターができたので、これまでのメインギターはお疲れさま。工房でメインテナンスします。
まず、弦が切れやすいという問題がありました。新品弦に交換してもスタジオ練習の度に切れてしまうという問題。これはサドルの摩耗を疑っていますが、テレキャスターの弱点(美点?)であるイントネーションの悪さも同時に解消できればと思いサドルを交換することにしました。
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テレキャスターのサドルは1と2弦、3と4弦、5と6弦がそれぞれひとつのサドルに乗る構造なのでオクターブピッチの調整はある程度妥協するしかないのですが、その問題を改善してくれるのが↑GOTOH In-Tuneです。サドルの左右でオフセットになっているので、完璧とはいかないまでもより細かい調整が可能になります。他メーカーにも似た製品がありますが入手し易さとお手頃価格でおすすめ。
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オクターブピッチをほぼ完璧に近い状態にすることができ、また音に明瞭感が出ました。これで弦も切れにくくなればサブ機として安心して待機させられます。ライブで登場する際にはぜひ注目してやってください。
めるもんど
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